CO-CORE

CO-CORE + POWDER Vol. 2 

2008年 

 

11月5日 先日、CO-CORE + POWDERが開催され、大変な反響を呼びました。2週間に渡る、講評と展示、そしてなによりも彼らの意思が、研究領域を軽々と飛び越え、ともに創造し、ともに新しいものに挑戦し続ける学生の姿を見せてくれたのです。彼らの姿は、わたしたち教員・職員に大変貴重な、そして清々しい気持ちを呼び起こしてくれました。院生が、自主的にこのような大きな取り組みを実現させた例は、過去ありません。今年はじまったばかりの本活動は、春の第1回に続き、秋の第2回へと順調に成長し、定着しました。今再び、この大規模な活動の意義を考えてみたいと思います。
 

CO-CORE 高橋周平(共通教育センター教授)

第二回各専攻領域合同展示・講評会を終えて

CO‐COREプロジェクトが発足したことをきっかけに、学生が主体となった各専攻領域合同の展示・講評会を企画したのが今年の四月。今回は同企画の第二回目となった。
今回は、企画段階から多くの問題に悩まされることとなった。最も困難を強いられたのが会場についてだった。
現在、大学の運営システム上、学生がギャラリーに申請を出せるのは、新学期があけ、各専攻領域が押さえたあととなる。そうした状況では、各専攻領域の学生が多く集まった今回のような企画が入れる状況は、ほぼ皆無と言っていい。そこで、本来はギャラリースペースとして十分な環境とは言えない図書館のエントランスをギャラリーとして使うことを考え企画を進めていった。
展示を行うために必要なパーティションをはじめとした展示設備がほとんどない状況で、そうした設備を買い揃え、無事に今回のような大規模な展示を終えることができたのは、図書館職員である渡邊さんの学生のこうした活動に対する深い理解と協力があってのことだと思う。また、今回の企画を進めていくために、若い職員の献身的な協力にも多く支えられた。
先生が主体となったプロジェクトではなく、学生が主体となった企画でなければいけない理由はそこにあった。大学では、学生と先生は日ごろから接触はあるが、職員となるとその接触はほとんど薄くなる。そうした状況において今回の企画を進めていくために積極的に協力してくれた職員が多かったことは、とても重要なことであったと思う。
また、講評会当日は、普段は人があまり留まることのない図書館のエントランススペースに多くの人だかりができ、そこには緊迫した空気とプレゼンテーションに聞き入る学生の熱気に包まれた。
分野の異なる先生が、分野の異なる学生の作品に対する講評は、多くの衝突と共感を生み、懸命に講評を行う先生方の姿勢は会場にいる学生を興奮させた。
米谷清和先生、堀浩裁先生、小林光男先生、安次富隆先生、弥永保子先生、吉村純一先生、永原康史先生をはじめ、ご参加していただいた先生方に深く感謝している。

 
最後に、講評会に関するアドバイスや展示方法に対する指摘をはじめ、こうした活動を広く告知していくための配慮など、学生の活動に対する暖かい眼差しを常に向けてくれた図書館長である秦剛平先生、岩倉信弥先生、高橋周平先生、そして、会期中にお忙しいなかにもかかわらず、何回も足を運んでいただき、常に気にかけてく れた学長の清田義英先生には、参加者一同深く感謝している。
 

2008/10/22  Powder代表 富田格

参加学生(氏名順)
 
TETTA(本名 杉本聡子).pdf イ・ジンキ.pdf 
 
三村梓.pdf 下村亜未.pdf 
 
中川祥吾.pdf 久保萌菜.pdf 
 
伊東靖和.pdf 佐々木諒.pdf 
 
佐藤はるか.pdf 勝野由樹子.pdf 
 
吉井千惠.pdf 吉川奈菜子.pdf 
 
吉田恵.pdf 多田ひと美.pdf 
 
大和田詠美.pdf 大森さやか.pdf 
 
大橋笑子.pdf 宮尾真衣.pdf 
 
富田格.pdf 小山あゆみ.pdf 
 
小野冬黄.pdf 山口崇洋.pdf 
 
山田知加子.pdf 岩永りぼん.pdf 
 
島田知世子.pdf 川上秀行.pdf 
 
川上諒子.pdf 村田彩.pdf 
 
松尾奏子.pdf 柴田源太.pdf 
 
植田恵理子.pdf 津川紗貴子.pdf 
 
浅井冴子.pdf 浅井飛人.pdf 
 
片岡紗貴子.pdf 田附楠人.pdf 
 
畑中萌.pdf 秋山佳奈子.pdf 
 
秋山敏和.pdf 稲福孝信.pdf 
 
築野友衣子.pdf 藤野尋子.pdf 
 
見廣磨美.pdf 近藤正嗣.pdf 
 
鎌田彩.pdf 長谷川恭子.pdf 
 
関根三枝.pdf 隈井順子.pdf 
 
高橋真理.pdf 
 
(この項目、編集中。11月5日)