概要
2025年には、その26%が65歳を超えると言われている日本。このような高齢化社会の中でコンピュータや情報通信機器などの新しいテクノロジーはコミュニケーションや情報収集の手段を多様化し、障害者や子供も含めた、より多くの人の、社会参加への道を開きます。そして、それらの技術を一つのプロダクトとして具体化して行く立場にあるデザイナーやエンジニア・プランナーは、社会性の高いプロダクトを創り出すという責任感を強く持つことが必要となってきています。
今回のテーマは、公共情報端末です。高齢者の心理や運動能力を理解するためのインスタントシニア体験・高齢者オブザベーションに加え、車椅子や松葉杖などの補助器具体験や障害者ヒアリングなど、障害者のユーザビリティ調査を含めた様々なデータから問題点・ニーズを発見し、デザインし、実際に制作、設置します。
設置場所は、岐阜県大垣市にあるソフトピアジャパンです。
研究風景
研究成果「Tamabee」
多摩美術大学ウェブサイトマップ 更新日:2000年06月23日
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