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環境デザイン学科

五感を研ぎ澄まし、素材に触れ、光を掴み、空間を創造し、環境をデザインする

私たちの生活に関わる「空間」、そのすべてが環境デザイン学科で学ぶ領域です。

大学の4年間で具体的にデザインするものは、家具・照明・インテリア・住宅・建築・街並み・都市・公園・ランドスケープなど。人を取り囲むあらゆる空間を「環境」として捉え、インテリアデザイン、建築デザイン、ランドスケープデザインの各視点に立って思考し、デザインすることを学科の目的としています。

からだ全体で環境を受け止め、自らの体験を通して自然や人間社会のなかにある問題を見出し、プロポーション、バランス、素材や色彩感覚、空間構造といった美的要素のみならず、サスティナブル、ロハス、エコロジー、ユニバーサルデザインといった社会的要素など、広い視野に立ったデザインを学びます。徹底的な現場・現物・実寸主義と、CAD/CGを駆使したモニター上でのシミュレーションとの両面から、「手」で考えデザインする姿勢を身につけます。

また実践的産学官共同プロジェクトであるPBLも積極的にカリキュラムに取り入れています。「学ぶ」ことは知識の積み重ねではありません。講義と実践を通してさまざまな視点を養い、自らの興味を掘り下げ、実技課題を通してかたちにしていきます。本学科のカリキュラムは、深くそして広く学ぶことができるようプログラムされています。学生は4年間を通し、自分の意志で「インテリア」「建築」「ランドスケープ」の3つのコースを選択できるようになっています。1年次は環境デザインの基礎を修得するとともに、2年次は3つのコースに分かれてそれぞれの手法を学び、3年次は各コースを深く掘り下げながら、4年次では自らの課題を組み立て、広い視野に立つ高度な専門性を身につけて卒業制作へ向かいます。

強い意志と実行力、指導力を養い、問題を提起して、それをデザインとして解決する能力を養い、同時に光や風を感じ取ることのできる感受性をもった学生を求めています。

教育課程

「手」で学ぶことを軸としたカリキュラム
「講義・演習・実技課題」の3つの柱によってカリキュラムは構成されています。講義は知識を蓄え、演習は手で学び、実技課題では自らの考えをかたちにします。
1年次の実技は幅広く環境デザインの基礎を学び、2年次からは各自の適性と学びに合った「インテリアデザイン」「建築デザイン」「ランドスケープデザイン」のいずれかのコースに所属し、少人数でより専門的なデザインを学びます。この3つのコースのほかに全学共通科目でもある「産学官共同」のPBL科目を選択することができます。

3つのコースは独自にしっかりしたメニューが組まれています。学生はそれぞれの課題を履修しながら、他のコースの課題をスポットで選択することも可能です。このコースの独自性と柔軟性が本学科の特徴です。コースによって「空間」を分けたということではありません。「空間」の構成要素の質の違いにより、それぞれのアプローチで「空間」を学ぶということなのです。これが環境デザイン学科の目指すカリキュラムです。

◎インテリアデザイン
インテリアデザインは外部環境や構造などから軽く離れ、比較的自由に空間のイメージを具現化します。そのために必要な要素は本学科のなかで最も広いものです。五感すべてを自由にし、身体に最も近い感覚―肌触り、色合い、明暗、居心地などを頼りに、家具、空間演出、室内環境などについて、デザイン室、工作工房、CAD室などを使いながらインテリアデザインを学びます。
◎建築デザイン
人の生活を通して住まうことの意味を理解し、住宅を設計することから始め、ギャラリー・店舗ビル・大空間・リノベーションなどの計画を通して、明かり・色彩・素材・構造といったハード面と、機能・プログラムといったソフト面の双方を通して建築を学びます。また、素材と構造がディティールを生み、機能とプログラムが時間と人の動きに秩序を与え、インテリアからランドスケープまでシームレスに空間を捉えた建築デザインを学びます。
◎ランドスケープデザイン
各コースを最も大きなスケールで包括し、自然の繊細な現象や都市の人々の欲望に敏感に呼応する感受性を養います。太陽の動き・月の明かり・風の薫り・水のゆらぎ・地形のうねり・土の重さ・木々のざわめき・雑踏・賑わい…外界の諸現象の中にどのようなデザインが可能なのか、戸外でのフィールドワークや実測や演習を通してランドスケープデザインを学びます。

授業科目

●1年次

デザイン/環境デザイン概論/設計製図演習/CAD・CG/色のデザイン論/構造力学/現代空間論/写真実習

●2・3年次

デザイン/設計製図演習/建築デザイン論/インテリアデザイン論/ランドスケープデザイン論/構法デザイン/素材演習/環境問題論/光のデザイン論/エコロジカルプランニング/造園学/建築法規/建築史(世界・近代・日本)/民俗建築論/建築生産/都市・景観デザイン論/構造力学/環境設備/環境工学/建築デザイン史実習

●4年次

デザイン/卒業制作/卒業論文

研究室オリジナルサイト
教育目標
履修フロー(PDF)

教員紹介 2010年7月現在


専任教員はクリックすると教員業績紹介をご覧いただけます

客員教授

伊東豊雄 川上元美 関根伸夫 藤江和子

非常勤講師

阿部寿子 井戸理恵子 内原智史 大嶋敏裕 大竹海 岡本暢夫 金澤隆司 古暮和歌子 小西泰孝 小林実 佐藤賢一 須永修通 高取邦和 高橋靖一郎 武田邦彦 柘植喜治 夏目知道 浪花克治 藤森泰司 堀内広治 森政巳 八島夕子 湯沢幸子

取得可能な資格

  • 中学校(美術)教諭一種
  • 高等学校(美術・工芸)教諭一種免許状
  • 学芸員資格

受験資格が得られるもの

  • 一級建築士(2年間の実務後)
  • 二級建築士(卒業後)
  • 一級施工管理技士(3年間の実務後)
  • 二級施工管理技士(1年間の実務後)

入学試験制度

  • 一般入学試験(一般方式/センター方式)
  • 外国人留学生入学試験
  • 帰国子女入学試験
  • 3年次編入学試験

卒業後の展望

インテリアデザイナーや建築家はもちろん、ランドスケープアーキテクトや家具デザイナー、空間プロデューサー、アートディレクターやキュレーター、舞台美術など、卒業生の活躍分野は年々その裾野を広げています。また一級建築士(2年間の実務後)をはじめ、本学科を卒業することで受験資格を得られる国家試験も多く、インテリアプランナーとインテリアコーディネーターの資格取得への道も開かれています。大学院や留学といった進学も年々増える傾向にあります。本学科では、特に大学院への進学を推奨しています。というのも、一生を賭けてみる!という確信が深まれば深まるほど、その領域の奥深さに気づき、4年間では学び尽くせないからです。大学院で更なる学びによって、環境デザインへの「考え方」をより深めていくことができるのです。

主な就職先

アディスミューズ/アルス/イリア/環境プランニング/ギャルドユウ・エス・ピイ/グリーンディスプレイ/ジーク/スタジオ80/スペース/船場/髙島屋スペースクリエイツ/丹青社/デコラート/日本造園設計/乃村工藝社/ノムラデュオ/バウハウス丸栄/博展/秀光/滉園/フィールドフォーデザインオフィス/フジヤ/松屋製作所/三越環境デザイン/ムラヤマ/ラックランド/松田平田設計/三上建築事務所/日建ハウジングシステム/石井建築事務所/山中デザイン研究所/吉本デザイン研究所/高須デザインスタジオ/アーキテスク一級建築士事務所/日建設計/鹿島建設/木下工務店/キリガヤ/住友林業/積水ハウス/大和ハウス工業/竹中工務店/トヨタホーム/桧家住宅/ミサワホーム東京/三菱地所設計/インテリアセンター/岡村製作所/東京ベッド/飛騨産業/カタオカ/ヤマハリビングテック/東洋エクステリア/小泉産業/遠藤照明/コクヨ/NHK/フジアール/テレビ朝日クリエイト/ペイントハウス/グレープストーン/住江織物/吉忠マネキン/トリンプ・インターナショナル・ジャパン/商店建築社/日本アート印刷/エステー/ユニオン/スタージュエリー/テイクアップ/コナミデジタルエンタテインメント/タカラトミー/ハドソン/エアーニッポン/サザビー/邦/スリーエフ/富士シティオ/日比谷花壇/丸善/日本テレビサービス/オリエンタルランド/富士急ハイランド/エイムクリエイツ/システムコミュニケーションズ/デルフィス/博報堂/たき工房/吉岡徳仁デザイン事務所/サイバーエージェント/青年海外協力隊/外務省/埼玉県中学校教員/ヒコ・みづのジュエリーカレッジ