本学科は、多摩美術大学で一番新しい学科です。そして、日本ではじめてできた情報デザイン分野の学科でもあります。言うなれば、一番新しい老舗。私たちは常に日本の情報デザインをリードしていく立場にあります。本コースでは、教員スタッフが自分たちの知識や技術を伝授するだけではなく、学生といっしょに、情報とデザインの可能性を探ることに力を注いでいます。私たちが目指すのは、未知の分野を切りひらき、常に変化し続け、新しいデザインを生み出すこと。「経験デザイン」、「拡張メディア」、「メディアデザイン」といった「できごとをかたちにする」ための幅広い表現方法の研究と実践を行っています。
情報デザインコースのカリキュラムは、情報とかかわり合う人々の活動と経験をデザインする「経験デザイン」、先端技術を楽しくかたちにする「拡張メディア」、紙から電子メディアまであらゆるメディアのインタラクションを考える「メディアデザイン」の3つの専門領域を柱に組み立てられています。
●1年次:基礎課程(必修)
3つの領域の基礎となる技術や考え方を学び、すべての基にある「インタラクション」の概念を身につけます。
●2年次:基礎課程(選択必修)
それぞれの領域が提供する演習科目から、学生ひとりひとりが自分の興味や進路にそって履修選択します。さまざまな学習経験から自らの専門領域を築いていくスタートと位置づけています。
●3年次:専門課程(選択必修)
3つの領域から1つを選び履修します。カリキュラム内容はそれぞれの領域が独自に設定しています。また2・3年次では、芸術コースと共同で設けている24の専門講義科目から選択履修し、幅広い知見を身につけます。
●4年次:専門課程(必修)
仕上げとなる最終年は、専任教員が担当するゼミに所属し、卒業制作に取り組みます。
●1年次
インタラクション基礎、情報デザイン基礎/ウェブデザイン基礎、インフォグラフィックス基礎、プログラミング基礎
●2年次
[経験デザイン系科目]フィジカルユーザインタフェース、動きと変化の表現、インフォメーションアーキテクチャ、ストーリテリング/[メディアデザイン系科目]ネットワークメディア基礎、インタラクティブメディア基礎、インフォグラフィックス応用、デジタルタイポグラフィ/[拡張メディア系科目]タイムベースドデザイン基礎、コンテンツデザイン基礎、プログラミング応用、空間デザイン
●3年次
[経験デザインI,II]経験デザイン、サービスデザイン/[メディアデザインI,II]ネットワークメディア応用、インタラクティブメディア応用、デザイニング・エモーションゼミ、メディアとデザインゼミ/[拡張メディアI,II]タイムベースドデザイン応用、コンテンツデザイン応用、エンタテイメントとデザインゼミ、ユビキタスアーキテクチャゼミ
■両コース共通(2・3年次)
メディア映像論I/メディア映像論II/メディア起業論/メディア教育論/インタラクティブ・アート論/サウンド・アート論/バイオ・アート論/パフォーミング・アーツ論/メディア芸術史/メディア芸術論I/メディア芸術論II/メディア言語論/デザイン思考/認知科学/ヒューマンインタフェース/情報と社会/メディアデザイン論/インタラクションデザイン/放送と通信/情報デザイン史/タイムベースドデザイン論/情報システム論/情報と職業/デザインマネージメント
●4年次
[情報デザインI,II]活動を基盤とするデザインゼミ、サービス・デザインゼミ、ワークショップとインタラクションゼミ、メディアとデザインゼミ、デザイニング・エモーションゼミ、エンタテイメントとデザインゼミ)/卒業研究制作