logomark.png   多摩美術大学造形表現学部 共通教育研究室

表現者として大切な社会性を身につける

共通教育は、各学科の専門教育との関連を図りながら、人間形成の基礎となる総合的な一般教養を培うことを目的としています。造形表現学部の学生は、全員が表現者であるということができます。表現者でありながら、社会人としての常識に富み、総合的な判断力があり、しかも専門技術の面でも優れた芸術性豊かな人間を、共通教育は育成します。

人間性を深めるためには、さまざまな様相を見せる社会や世界のことを知り、自身とそれら周囲との関係を見直すことが必要です。共通教育は、総合講座、基礎理論、外国語、生涯スポーツなどの科目群からなっています。総合講座は、自然や社会と人間との関係を、可能な限り多角的にとらえることを目的としています。基礎理論は、哲学、文学、語学、芸術・デザインの理論などを学ぶことによって、美についてさまざまな観点から考察し、理解を深めます。多様性を帯びた現代の美術活動の支柱となるべき理論を、表現者自身が展開することが大切です。感じたこと、考えたことを言語化する能力を育て、もののとらえ方を確立することによって、いっそう深い表現へと向かうことができるでしょう。

授業が行われる世田谷区の上野毛キャンパスは、都心に近く、夜間に授業が行われるため、各方面で活躍している多様な専門分野の教員の充実も大きな魅力です。社会人の学生が多いということもあり、学生同士のコミュニケーションも刺激的なものとなるでしょう。

なお、美術館・博物館の学芸員を目指す学生のための学芸員資格の取得に必要な科目が含まれています。


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