1-03-09-09
Jalan
cover illustration and accompanying note
「じゃらん」表紙のことば集


Tohoku Jalan No.044 (March/2005)
東北じゃらん 044号(2005.03月号)

 

「地場の食材」
料理は、食材の新鮮さが命だということは、だれもが知っている。だが、どんなに物流が発達しても地場での新鮮な食材には勝てない。その場にしかない、とれたての真実感が、料理を通 してはっきりと出てくる。だから、ぽくたちはそこに行かなければならない。

(050216- kondo update)


Tohoku Jalan No.043 (February/2005)
東北じゃらん 043号(2005.02月号)

 

「回転寿司」
寿司業界も激しく変革がやってきた。今までは、寿司は高級品であった。家族で寿司屋のカウンターで自由に注文できるものでなかった。それがいっきに価格破壊、それに大衆的な回転寿司が登場し、味も日に日に良くなった。レベルがあがることでイメージも上がり、ファン層もでき充実したものになった。

(050209- kondo update)


Tohoku Jalan No.042 (January/2005)
東北じゃらん 042号(2005.01月号)

 

「日本のクリスマス」
日本のクリスマスは世界に類のないほど変わっている。この時期にヨーロっパの街を歩けば、年末年始をとおしてもクリスマスの飾りつけは消えていない。しかし日本ではクリスマスが来たと同時に終了をむかえる。そして日本独自の年末年始をむかえる準備をはじめる。この割きりの良さが日本の文化をつくったのだろう。

(050112- kondo update)



No.041(2004.12)No.030(2004.01)

Tohoku Jalan No.041 (December/2004)
東北じゃらん 041号(2004.12月号)

 

「秘湯」
温泉も日本酒や焼酎のように、だれも知らないが「これこそは」という「秘湯」こそ、これからの温泉の醍醐味だ。ウジャウジャとやてくる適当な温泉好きのファンでなく、本物思考のこよなく温泉を愛している人しか訪れない、人知れずの自分の「秘湯」を発見したい。

(041117- kondo update)



Tohoku Jalan No.040 (November/2004)
東北じゃらん 040号(2004.11月号)

 

「紅葉の秋の旅」
いつも思うのだが、美しい紅葉は、はかなさで満ちていると感じる。あまりにも刹那的な時間を体験するためにそんな気持ちになるのだろう。刻々と移ろう紅葉の色彩 に人生を映し出したり、文学的な言葉でいっぱいになる。秋のパワーには、まいってしまうのだ。

(041013- kondo update)


Tohoku Jalan No.039 (October/2004)
東北じゃらん 039号(2004.10月号)

 

「東北じゃらん4周年記念」
創刊4周年を迎えた。おめでとう。東北の人々に旅の情報を伝えて4年が過ぎた。情報は、知っているか知らないかで差が出る。値段や旅の満足感に対して大きく左右する。それが情報誌の役割だ。ぼくにとっての旅行の魅力は、疲労した心をリフレッシュさせ、明るい行気分にしてくれる最大のものだ。だからじゃらんをみながら旅の思いにはせる。

(041013- kondo update)


Tohoku Jalan No.038 (September/2004)
東北じゃらん 038号(2004.09月号)
 

「ちゃんと休もう」
夏休みにがむしゃらに働くのもあるが、その反対にゆっくりとそして、ちゃんと休みたいものだ。そうしないとこれからやってくる秋に向かって体力や精神力がもたなくなる。スポーツもそうだが休みをうまくアレンジしないと、かならず失敗する。だから体調の見事な制御が長期的な健康をたもつ。

(041012- kondo update)


Tohoku Jalan No.037 (August/2004)
東北じゃらん 037号(2004.08月号)

 

「真夏のビーチ」
真夏のビーチの輝く明るさは、若さの象徴だ。サーフィンやビーチバレーなど体力を使うスポーツを楽しんだり、家族であれば西瓜割りでゲームをする。子供たちは、ビーチの砂でさまざまな造形をつくる。ゆっくりとビーチパラソルでサングラスかけて読書しながらの日光浴もあるが、やはり目の前に広がる海をみると波間をパワフルに泳ぎたいものだ。

(041012- kondo update)


Tohoku Jalan No.036 (July/2004)
東北じゃらん 036号(2004.07月号)

 

「花火」
花火の時季になると心がソワソワし、落ち着かなくなる。はやく場所とりをしなければならないし、なにしろ天気が気になる。せっかく約束をして皆を集めて楽しみにしていてもやはり天気次第だ。しかし、こんなことがあったとしても夜空に大きく開く大スターマインをみたりナイアガラの滝を見れば、すでに花火の世界に引き込まれる。

(041012- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.035(June/2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)035号(2004.06月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「新緑」
若い人を眺めているだけで、ぼくは、元気がでる。初々しくて綺麗で未来があったり夢を感じる。それが、美しいと思うからだ。新緑のシーズンも同じものを感じる。やさしいライトグリーンの色彩 をした新芽や新鮮な若葉が目の中に飛び込んでくるとうれしくて爽快な気分になる。その威力は絶大だ。

(040623- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.034(May/2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)034号(2004.05月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「最高のゴールデンウィーク」
冬の間、動きが鈍っていたが、春はそろそろ遠くに遊びに行きたくてウズウズしてくる季節だ。香りよし、目にも気持ちのよい花と新緑に誘われて、身体全体でこのゴールデンウィークを満喫する。友人や家族とお出かけ大作戦のテーマを決めたりして自分史上最高のゴールデンウィークにしたい。

(040419- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.033(Apr./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)033号(2004.04月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「お雛さま」
お雛さまのイメージは、美男美女が、春のよい季節に登場するといった感じがする。女の子のお祝いだが、むしろ女の子を中心とした幸せの構図を表しているように思える。雛の隣に美男子のお内裏さまがいて、それを取り囲んで楽隊がいたり、お花が飾られハッピーワールドのリカちゃん人形の世界に近い魅力的な構図が見える。

(040419- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.032(Mar./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)032号(2004.03月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「露天風呂」
露天風呂の広々とした自然感や透明感は、身体全体をリラックスさせてくれる。なにしろ天空が限りなく続く高さは、他に類を見ない。だからぼくたちは、この露天風呂世界を心から味わう。その心は、大地と天が降り来て融合し和してぼくたちを包み込む。

(040225- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.031(Feb./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)031号(2004.02月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「新春」
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。本年もよい年でありますように。と、新年を迎えるたびに、誰もが心からそう思う。新年は、その年のスタートの意気込みもあるし、また新たな再出発のようでもある。なにしろ始まるのだ。一つ一つ丁寧に確実にやっていきたいと思う。その積み重ねがぼくには、大切な一年の始まりだ。

(040106- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.030(Jan./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)030号(2004.01月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ウインターデート」
冬の知らせを聞くとイメージは白い雪原と雪の降る夜の静かな空間だ。そこには静けさという哲学的な思いとやさしさに満ちた出会いの感動を想像する。特に若い人々にとって冬の静かな空間でのウインターデートは豊かな感情を育み、出会いの喜びを認識する。人生にとってかけがえのない時期であり、大切なものになる。

(031202- kondo update)



No.018(2003.01)〜No.029(2003.12)

  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.029(Dec./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)029号(2003.12月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「食欲の秋」
ぼくたちは、その季節のパワーからいろいろな影響を受けるが、とくに秋は、創造を絶するほど食欲がでる。やはり冬を迎えるために体力をつけておかなければ厳しさに耐えられなくなるからか。または、秋の季節は、快適だから運動をしたりして食欲がでてくるのだろうか。あるいは、秋はさまざまな収穫の秋だからだろうか。

(031104- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.028(Nov./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)028号(2003.11月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「秋のプチ旅行」
秋のプチ旅行は、仲のよい友達と出掛けるのが良い。紅葉の美しさの驚きや感動を共有するには、お互いに美の概念の価値感が、ごく近いほうが喜びも大きいし共感度が高く満足する。そこで、大きく口を開いて紅葉の華やかな色彩 に「きれい」と叫びたい。秋の味覚も同じで、仲の良い友達だとさらにおいしい。

(031007- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.027(Oct./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)027号(2003.10月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「紅葉」
東北じゃらんも3周年を迎えた。バスデーケーキに3本のローソクを立てお祝いしたい。秋の季節だった創刊を思い出す。秋は、やはりココロ踊るトキメキ紅葉スポットを訪れたい。目にやさしい自然の色彩 をゆっくりと味わいたいものだ。紅葉の美しさは、はかなくも可憐で、すぐ枯れてしまうが、その変化が微妙で魅力的だ。秋の移り変わる色彩 を堪能できる。

(030825- kondo update)



  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.026(Sep./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)026号(2003.09月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「天然水」
白神や月山の天然水、秋田六郷の涌水郡などの湧き水や源流水はきれいで冷たくておいしい。天然の水はどこか神秘的で自然の奥深さを感じさせてくれる。水一滴さえも深い自然がなければつくられない。つまり、自然の浄化をうけなければならないということをぼくたちは知る。

(030825- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.025(Aug./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)025号(2003.08月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏の海」
海の風は、季節によってこんなにも違うのかと感じる。夏の海の風は、とても爽やかで気分を穏やかにしてくれる。ぼくは、日本海の新潟にある石地という海岸が子供時代に海水浴やキャンプでよくでかけたところだ。そこでの大きな夕日が沈むシーンと海岸で感じた海の風の記憶が忘れられない。ぼくの夏の海だ。

(030630- kondo update)



  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.24 (July/2003)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん(東北版)24号(2003.7月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「ビール」

ビールのおいしい時は身体が水分を欲している時だ。それに気分も明るく、一日の仕 事が終えてひと段落するときでもある。この一日が終わった満足感と一日の疲れを癒 すビールは最高だ。自分を太陽になぞえ、乾いた砂にビールがしみ込むような爽快感 を味わい満足する。それがぼくにとっての夏のビールだ。


(030605 kawaran update/030609kondo
)

  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.23(June/2003)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)23号(2003.6月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「新緑の夢」 
新緑の季節に旅をする面白さは,光り輝く太陽の恵みを満喫することだ。それが街の中であったり自然の中であったりしてもいい。自然から受ける新緑の気持ちよさがあるからだ。そんな時、のんびりとハンモックでゆっくりとゆられながら夢を見るのもいいものだ。天国に登った感じがする。目が覚めるとその周りは新緑の香りでいっぱいになり、深呼吸したくなる。

(2003/05/07/Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.22(May/2003)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)22号(2003.5月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「皐月の旅」
皐月は、1年間のなかでもとても快適な季節だ。だから旅行に出たくなる月でもある。ゴールデンウィークもあるし、ぼくたちの旅行の楽しみを助長する。できるかぎり心がウキウキするものでありたい。おいしい食物でも良いし、友達どうしのおしゃべりでも景色を堪能するのでも良い。皐月の旅は、それなりに快適だ。

(2003/04/04/Kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.021(Apr./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)021号(2003.04月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「つくし」 
ポカポカする太陽に誘われて植物や動物は、いっせいに顔を出す。春の訪れを示してくれる。ばくたちの気分もどんよりとしたものから軽快なものに変わる。目には、若葉色した新鮮な輝きが心地よい刺激として入ってくる。そんな中でも春のつくしの現れは、子供のころの感覚を呼び覚ます。川原の土手で出会うつくしは、やさしい日差しと若い芽吹いた大地を与えてくれる。

(030416- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.020(Mar./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)020号(2003.03月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「バレンタイン」
バレンタインは、女性から男性にチョコレートをプレゼントして、愛の印や告白のチャンスとなっている。今では、日本での慣わしとなった。でも、義理チョコと称して普段お礼の言いづらいときに活用したり、けっこう便利なものにもなった。この不景気な時代になってもこの時期は、活気あふれるイメージがある。やはり胸がときめく愛のイベントは、それを越え良いものに違いない。

(030416- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.019(Feb./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)019号(2003.02月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ひつじ」
新年明けましておめでとうございます。本年もまた「じゃらん」をよろしくお願いいたします。新たにスタートする年は、大きなもめごともなく、読者の皆さんが幸せでありますように、ひつじ年を迎えたいと思います。また、表紙のイラストレーションは、豊かであたたかく、しかも楽しい旅になるよう描いています。

(030416- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.018(Jan./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)018号(2003.01月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「クリスマス」
いろいろな記念日があるが、クリスマスはとくにプライベートなものになっている。家族だんらんのものであったり恋人同志の静かなクリスマスイブの一夜を過ごす。それは、安定した平和な心と愛を感じる特別 な日だ。だからこそ現代の記念日の大切なものとなっている。ところが、最近は、激しいイルミネーションの家庭的競争もある。

(030416- kondo update)



No.009(2002.01)〜No.017(2002.12)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.017(Dec./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)017号(2002.12月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「貸切露天風呂」
貸切露天風呂が流行っているらしい。温泉といえば老若男女いっしょに湯に浸かるのが、伝統的で人々のコミュニケーションの基本と思っていた。だがその考え方は違っていて古典的な温泉のイメージとなってしまった。今や西洋的日本文化のなかでプライベートと呼ばれる個人主義が貸切露天風呂を生み出した。そのほうが温泉に行ってリラックスを満喫できるからである。

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.016(Nov./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)016号(2002.11月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「秋の旅」
秋の季節は、ぼくたちに少しは休息せよと、語りかけてくれるような気がする。ゆっくりと一歩づづ確実に歩めと後押ししてくれる。それは、心を癒したり再生するためのものかもしれない。秋の風景の爽やかな空気は、確かに爽快な感情を創りあげる。自然的であり絶対的なじわりとしたパワーをそこから読みとることができる。

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.015(Oct./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)015号(2002.10月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「旅の醍醐味」
旅の醍醐味に「穴場」探しがある。あまり知られてなく、知るものだけが、ゆったりと楽しめる場所などを指す。それは、料理だったり温泉だったりさまざまだ。なにしろ、あまり知られていないという事に尽きる。だから そこでは非常に満足するものがあり、得をした気持ちになり、さらに友人などに教えたい気持ちにかられる。しかし、一人で独占したいと思って悩んだりするのである。
( 関西じゃらん40号.2002.10月号)

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.014(Sep./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)014号(2002.9月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏休み」
夏休みは、学生の特権だったが、日本でも徐々に働いている大人のものに変わりつつある。ヨーロッパでは、バカンスは、ゆっくりと疲れた身体を癒し、新たな活力をつける役割がある。夏の太陽を浴びたり、広びりとした自然に触れたりして、身体全体でバカンスを満喫する。いつも張りつめた緊張では、身体によくない。
(東京じゃらん354号・関西じゃらん39号・東海じゃらん39号)

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.013(Aug./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)013号(2002.8月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏の海」
「海は広いな大きな、行ってみたいなよその国」と口ずさみながら、ぼくは越後、日本海の海で育った。遠くを眺めると、佐渡ヶ島のシルエットがあった。ぼくにとっての夏の海は、大きな太陽が地平線に沈む夕陽の色と夏の潮風。それに、真っ黒に日焼けした肌と熱い海辺の砂。手には水中めがねとヤス。おなかがすくとスイカととうもろこしを食べた。さらに、アイスキャンディを食べながら、下手な絵日記をかいた。 (東海じゃらん38/8月号)

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.012(July/2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)012号(2002.7月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏」
スカーッとした夏の太陽は、ぼくたちに元気を与えてくれる。ジトジトとした梅雨の時期が過ぎたあとの太陽は、とくに精神衛生上からみても健康的だ。身体の芯までグッグッと差し込んでパワーがでる。行動的にもなるし、クヨクヨしてはいられない。太陽の輝きの色もますます透明度を増す。今年の夏もまたスカーッとした太陽で始まる。
(東海じゃらんNo.37「夏の太陽」)

(030430- kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.011(Jun./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(東北版)011号(2002.6月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「猿」
見猿、言わ猿、聞か猿、これは日光東照宮の欄間に住んでいる有名な猿たちだ。なんとも愛らしい表情をしているが、人間の持っている、どうすることも出来ない矛盾を、風刺しているようにも見える。まさに、これはいつの世も、人間が集団で生活する以上、決して消えさらない決定的な条件に思えて、仕方がないのである。

(030430- kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.10(April/2002)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)10号(2002.4月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「春の花」
人の心を美しさで包み込むものの一つに、春の花が上げられる。春の花は、力強い。視覚から入り込んで来るし、嗅覚では、心地よい香で刺激する。さらに、皮膚には、アレルーギーを起こすほどのパワーもあったりする。当然、この生命のエネルギーは、計り知れないものだ。そこから芸術へと昇華させる驚きもある。 (物流ロデイステイクス2002年03月号/関西じゃらん2002.04月号)

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.9(Feb./2002)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)09号(2002.2月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「鍋」
冬になったら鍋をつついての一杯は、最高だ。できるだけゆっくりとした時間のある鍋にしたい。カキ鍋、石狩鍋、ふぐ鍋、寄せ鍋、たらちり鍋などきりがない。栄養バランスも優れている。身体が芯から暖かくなり豊かな気持ちにしてくれる。可能であれば、いろりを囲んでパチパチと火の燃える音を聞きくのもよい。窓の雪や雪山の風景を眺めてゆっくりと鍋を味わいたいものだ。

(20030430-Kondo update)



No.001(2000.10)〜No.008(2002.12)

  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.8(Dec./2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)08号(2001.12月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「解放感」
遊びの目的は今までの束縛から解かれて自由になることだ。この開放された感覚は、生活においてとても重要だと思う。ぼくの場合、日常ではどうしても仕事中心の緊張した生活だけを考えがちだ。逆の視点に立てば、充実した仕事をしたいということは、解き放された自由な時間と遊びについてその人なりの哲学をもち、緊張と開放をみごとに操る必要性がある。

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.7(Oct./2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)07号(2001.10月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「りんご」  
りんごは、ぼくにとって果物として最も印象の強いものだ。というのは、ぼくの実家は、果 物を商いにしていて、いつも季節になると、青森のりんごを毎日、拝まなければならなかった。りんごの香りで倉庫や店先がいぱいになった。ピーンと張ったりんごの表面 の皮、ズッシとした重さ、ヒヤッとした冷たさなどだ。木箱のもみ殻からだすときの感覚は、とてもいいものだった。

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.6(Aug./2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)06号(2001.8月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「イルカ」      
イルカは、魚ではない。歯クジラ類イルカ科の動物だ。長さは1〜5メートルで歯がある。なんといっても、最近では、クジラ同様人間とのコミュニケーション能力に優れていることが実証されている。ぼくたちの心が疲弊したときなどは、イルカと過ごすと心が癒されると言われている。それは、イルカの優しさに触れることにほかならないということだ。 船といっしょに走るイルカの姿はいいものだ。

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.5(June/2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)05号(2001.6月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「さくらんぼ」
さくらんぼは、ぼくにとって今だ果物の一つに入らない。というのは、さくらんぼは、木の実といった部類に入るのだ。ところが、今では、とても美しい化粧箱に入って、果 物の宝石といった感がある。あまりにもきれい過ぎて、これもまた果物に見えない。輝き光沢があり、お菓子のようだ。あまりにも完璧過ぎる。多少いびつなものがあったほうが愛敬があっていいと思う。

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.4(April/2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)04号(2001.4月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「ミツバチ」
子供の時、ハチに刺された記憶がある。近頃の子供達もハチに刺されることがあるのだろうか。どうもそんな経験はあまりなさそうだ。ぼくはハチの痛さで自然界においてのミツバチのもう一つの役割を知った。以来、ハチミツの甘さはぼくにハチに刺された時の痛みを思いださせる (物流ロデイステイクス2001年03月号)

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.3(Feb/2001)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)03号(2001.2月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「雪、かまくら、太陽」
雪国の冬は、鉛色した空と付き合わなければならない。精神的に滅入ってしまう。からっとした青空が羨ましい。晴れ晴れとした気分が恋しいのだ。だが、雪国の真っ白な雪原は、これに匹敵する。久しぶりの快晴でそこでの雪の反射は、刺激的だ。だから雪国独特の気分がある。網膜に刺す反射光の矢。痛いと反応する冬の魅力的な感覚だ。

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.2(Dec./2000)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)02号(2000.12月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「冬の旅」
冬になると、やっぱり温泉だ。温かいし、心がリフレッシュする。仕事の疲れもこれ で癒され、元気がでるのだ。温泉と日本人の関係は、なにかと旅を通して深い。おそ らく旅をしたいと想像すると同時に、温泉の湯けむりがサッと浮ぶ。「ゆったり」だ とか「のんびり」という身体と心の日常からの解放を温泉が、雪を溶かすように癒し てくれるのだ。 
(東京じゃらん Vol.103/No.28「温泉」(1997年1月号)1997.1.20)

(20030430-Kondo update)


  Jalan (travel magazine)
Tohoku regional edition No.1(Oct./2000/The first issue)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん (東北版)01号(2000.10月号/創刊号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「東北じゃらん創刊」
東北にじゃらんが、創刊された。ほんとうにめでたい。やはり日本で農村の風景が、最も美しいのは東北だ。上げればきりがないが、田園から眺める山並みの景観、そして、独特な空気、人間が感じられるすべての感覚に染み渡る東北の自然、なんとも言えないものがある。自分が日本人だと思える自然からのメッセージを受け取る感覚的瞬間を東北で味わうことができるのだ。

(20030430-Kondo update)



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