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(11) 秋山孝最新情報

up date:2005.10.26

 



Participation Exhibition(National)
Exhibition Title: "My Hero,Heroine Exhibition"

Exhibition Date: 23.Sep-16.Oct.2005 / Place: Ikebukuro,Sunshinecity60 / Sponsor: Tokyo Illustrators Society

参加展(国内)
展覧会タイトル:「私のヒーロー、ヒロイン展」

期間: 2005年9月23日〜10月16日 / 場所:池袋・サンシャインシティ60F・展望台スカイギャラリー / 主催:東京イラストレーターズソサエティ / 協力:株式会社サンシャインシティ / オープニングレセプション:2005年9月23日(18:00-20:00) / 開場:10:00-21:30 期間中無休 / 入場料(展望台入場料):大人620円・小人310円   (update 050819 ka)

 
Takashi Akiyama's Hero "Lautrec"
 



Participation Exhibition(National)
Exhibition Title: "International Cartoon Festival in Saitama 2005"

Exhibition Date: 03.Nov-08.Nov.2005 / Place: Saitama Omiya Nishiguchi Kyodo Building (DOM)/ Sponsor: Saitama prefecture

参加展(国内)
展覧会タイトル:「国際漫画フェスティバル・イン・さいたま 2005」

期間: 2005年11月3日〜11月8日 / 場所:さいたま・大宮西口共同ビル(DOM)/ 主催:さいたま市  (update 050819 ka)

 
Takashi Akiyama "Celebrate Daruma"
 



●連 載
Illustration・2005年9月号 No155・7月27日発売・玄光社
「秋山孝教授のイラストレーション事始」第2回目

法隆寺大宝蔵殿・玉虫厨子 法隆寺金堂壁画
鳥毛立女屏風(部分) イラストレーションから文字への図

2時限目:「イラストレーションの起源と発展史 」

今回は有史以前の古代絵画や,絵と文字の分化の話から。古代美術なんて現代のイラストレーションとは関係ないと考える人は多いだろう。しかし,ここにこそイラストレーションにとって最も重要な,ビジュアル・コミュニケーション表現の根源がある。
(Illustration・2005年9月号 No155・7月27日発売・玄光社)      (update 050805 ka)



●連 載

(Vol.56 2005年09月号)
連載タイトル:「秋山孝長岡コレクション」(2001年1月〜現在までマイ・スキップ誌上にて連載中)

「Give me some water - Save The Earth」ポスター
2005年, 1030x728 mm , Serigraphy   (update 050816 ka)

 


 
風景(沖縄)
秋山孝と作品
 
イベント(沖縄)
出品者

20世紀から21世紀に入って、人類はエコロジーの問題を第一優先にあげている。それまでは地球資源は無限のものと考えていたが、限りなく有限であるということがわかったからだ。しかし、この問題を解決するには政治などあらゆる領域が一丸となって、取り組まなければ未来に向かっての不安は解消されない。日本のグラフィックデザイン界は、産業と経済の発展が第一主眼にあったが、それは人類にとってマイナスの部分があるということを理解した。そのために自分たちみずから社会問題のメッセージを発信するようになった。社会は一人ひとりの意見を自ら自分たちの能力で可能な部分を一つ一つ実現することが重要であるということも知った。
このポスターは、2005年に日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が主催するポスター展「JAGDA Poster Exhibition 2005 - Water for Life-(生命の水)」のために制作したものである。JAGDAは、かつて1989年にポスター展「Water」を新宿コニカギャラリーで開催した。それに続くもので、2005年6月7日から12日まで、沖縄・那覇市民ギャラリーで展覧会を開催し、その後、名古屋、東京と、各地を巡回する予定である。このポスターは、水面 に立ち上がる波の形が人間のシルエットとなり、「Give me some water. (水をください)」とつぶやくシーンを描き「Save The Earth(地球環境保護)」を促すデザインとした。(My Skip vol.56 2005年09月号)





秋山孝写真日記・2005年6月10日〜12日・沖縄出張(JAGDA会議)  (update 050819 ka)

     
     
     



Publication (Takashi Akiyama's work book was published in China.)
Title:Takashi Akiyama Posters,Issue: Shanghai People's Fine Arts Publishing House (China)
Author: Takashi Akiyama / Design,Art Direction: Takashi Akiyma / / First Printing: Jun.2005 / Size:195×137mm / 200P

●出 版
 
上海人民美術出版社(中国)より秋山の作品集が出版されました
タイトル:「秋山孝海報作品集(秋山孝ポスター作品集)」出版:上海人民美術出版社(中国)

著者:秋山孝/デザイン・アートディレクション:秋山孝/発行日:2005年6月/サイズ :195×137mm/200頁
  (update 050715 ka)

 
 
Takashi Akiyama Posters
 

     
     
     
「慢々来」 秋山孝
ポスターの魅力は、一枚のほどよい大きさの紙に印刷され、人間にとって必要なメッセージを芸術表現でビジュアルコミュニケーションするところにある。テレビやインターネットのような時間を占有する映像的なものでなく、さらに電気エネルギーも必要ない。一枚の紙に印刷され、静かにいつでも見られ、深く想像でき、象徴的であり、記念的で時代を語り、絵画でもなく版画でもない。人の心に土足であがるような下品さもなく、持運びは簡単で機能的だ。
ぼくは、このポスターの魅力にとりつかれてしまった。思えば15、16歳の多感な頃にその美的魅力に心が動いたのだ。それ以来、ずっと制作し続けている。
それからぼくの心を捕らえた表現は、写真ではなくイラストレーションだった。人間の手で描かれた主観的な心の声が、響きわたるものでなければならなかった。それは、ぼくのユーモア感覚が十分に発揮でき、言葉では伝えにくい問題などをやさしく語る軽さがあった。大きな叫びではなく、ちょっとしたタイミングで自分の感覚の声で歌いたかった。イラストレーションのもっている軽快でリズミカルな現代性が合っていた。さまざまな仕事や創作を行ってきて、現在では多摩美術大学でイラストレーション研究を立ち上げることに結びついたのだと思う。終わりなくイラストレーションポスターに夢中なのである。
上海応用技術学院の客座教授でたびたび上海を訪れるようになって、中国の魅力にひかれるようになった。とくに美術の分野では、日本の芸術文化が計り知れないほど影響を受けていることを実感した。
そんな中で、せっかちで、あわてもので気の短いぼくが見つけた大好きなことばに「慢々来」がある。人にアドバイスするときにこのことばは、とても豊かな気持ちにしてくれるし、勇気を与えてくれる。さしずめ日本人なら「頑張れ」といったところだが、そういう意味ではなく、挫折しそうなときには逆に「ゆっくりやろう」と「急ぐなかれ」といった意味で心にグッとくる。ぼくは、すぐ近くの店で「慢々来」の印鑑を彫ってもらった。忘れないようにぼくの心にも深く彫り込んだ。(本書まえがきより)




秋山孝デザインのジーンズが完成しました。
参加展:「Jeans Shop Ginza 展」 2005年1月11日〜2月4日(銀座・クリエイションギャラリーG8)   (update 050819 ka)

Takashi Akiyama Geans Front
Takashi Akiyama Geans Back

秋山孝作品コメント:[ブルージーンズ]
ジーンズはブルージーンズに限る。サンタフェで出会った老人の渋いジーンズ姿はイカシていた。あまりにも自然で美しかった。ぼくの好きな蜘蛛の糸の自然な構造のように魅力的であった。


秋山孝写真日記・2005年1月14日・「Jeans Shop Ginza 展」(オープニングパーティ)  (update 050719 ka)

     
     
     




中国のデザイン誌に秋山が取り上げられました。
  (update 050719 ka)
タイトル:Art & Design 装飾 / 発行:2005年3月1日・中国・北京

     
     
     



平成18年度版中学校美術科教科書・作品掲載
タイトル:「美術1-自由な心で」
発行:日本文教出版株式会社 使用期間:平成18年4月〜22年3月
(update 050722 ka)

Kamouflage, gelton, 1982,7.5x16.8x6.8cm (Niigata Nagaoka city Collection)
「鴨フラージュ」gelton / 1982/7.5x16.8x6.8cm(新潟県長岡市所蔵)
教科書「美術1-自由な心で」 表紙



Participation Exhibition(National)
Exhibition Title: "Fax Art 2005"

Exhibition Date: 30.Jul-10.Aug.2005 / Place: Gifu,Ogaki city Suitopia Center/ Sponsor: Japan International Poster Museum

参加展(国内)
展覧会タイトル:「ヒロシマ・ナガサキ・被爆60周年・ファックスアート展」

期間:2005年7月30日〜8月10日 / 場所:岐阜・大垣市スイトピアセンター / 主催:日本国際ポスター美術館  (update 050726 ka)

Fax Art "What's Justice?"
Fax Art "Angry Earth" ファックスアート展 パンフレット



Participation Exhibition(National)
Exhibition Title: "21seiki doubutsu zukan,145 Illustrators"

Exhibition Date: 16.Aug-9.Sep.2005 / Place: Ginza,Creation Gallery G8 / Sponsor: Tokyo Illustrators Society

参加展(国内)
展覧会タイトル:「145人のイラストレーターが描く21世紀動物図鑑」

期間: 2005年8月16日〜9月9日 / 場所:銀座・クリエイションギャラリーG8 / 主催:東京イラストレーターズソサエティ  (update 050805 ka)

 
 
作品タイトル 「さえずり」
バードウォッチャーのぼくは、子供の時から野鳥を見るのが好きだった。特にぼくの 知らない名前の鳥に出会うとわくわくとした覚えがある。静かに姿を見たり、さえず りを聞いた。あれやこれやと調べてその鳥の名前を特定し、楽しんだ。誰も知らない がぼくだけが知っている優越感に浸ったりした。澄み切った空気の中で聞く鳥の声は 美しく、心の中まで突き抜ける快感がそこにあった。やはり周辺の自然環境と野鳥の 生態のおもしろさがあったのだろう。



Publication
Title: The Great Characters-10
Author: Takashi Akiyama / Design,Art Direction: Takashi Akiyma / Issue: Takashi Akiyama Studio/ First Printing: 01.Jul.2005 / Size:297×210mm / 288P

●出 版
 

タイトル:「The Great Characters-10」

著者:秋山孝/デザイン・アートディレクション:秋山孝/出版:秋山孝事務所/発行日:2005年7月1日/サイズ :297×210mm/288頁
  (update 050715 ka)

The Great Chracters 10
The Great Characters

イラストレーション集グレートキャラクターについて「イラストは原始的であるがゆえに伝達力は強力である」
人類が誕生して以来、それぞれの想いを表現し、伝える試みをしてきた。その中で本の能力は、計り知れない魅力をもっている。ひとつは、ことば(文字)と絵(図像)を体系的に組み立てることができ、人間の記憶だけでは記録不能な情報をまとめることができる。そうすることによって理解しえない情報内容を視覚で認識することができる。
そこで、1989 年からぼくの描いたイラストレーションを整理し、まとめ、イラストレーション集を制作してきた。全巻で、今のところ12巻目となった。総頁 2,952頁で、イラストレーションの作品点数が総計で 5,092点になる。他に出典一覧や、その他のデータが記載され、2004年の現在もなお制作は続行している。
このイラストレーション集は「ビジュアルコミュニケーション辞典(視覚伝達辞典)」を作りたいというぼくの念願である。つまり「人間のもっているもうひとつのことば」をひとりの作者によるビジュアルコミュニケーションの目で体系化し、辞書化するのである。ぼくはイラストレーションを通 じて、常にその時代を反映し、前向きなメッセージとして発信し続けている。この積み重ねは、いわばイラストレーションによる 20世紀から 21世紀の記録なのだ。
イラストレーションは、視覚だけにおける刺激情報で、ものを伝える手段であり、原始的なコミュニケーションである。そして原始的であるがゆえに、その伝達力は強力である。ぼくの作りたい辞典は、百科事典のようなものとは違う。ただ説明的な羅列だけではなく、作者の一個人の深い人間性からしぼりだされた、視覚情報としてのイラストレーションの魅力的な、ビジュアルコミュニケーション辞典を目指している。内面 の微妙な表現を含んだ一枚のイラストレーションがこの辞書から読み取れることを考えれば、斬新なアイデアであることは間違いない。だが、未だ 5,092 点という数しかないデータ量ではこれを確固たるものにするまでにあまりにも少なすぎる感がある。試みとしては、面 白いのだが、時間がかかる作業を理解していただきたい。ある形にまとめるということは知的作業にはプロセスとして絶対的に必要なのである。そのために作業はまだまだ続く。
2004.08.01 秋山 孝 (本書まえがきより)



Cover Design
Title: "Telephone Guide" (The Japanese Telephone Directory & Guide of Southern California,San Diego,Las Vegas) /Issue: Japan Publicity / Date:Mar.2005

●装丁デザイン
・タイトル:「羅府テレホンガイド」・発行:Japan Publicity ・制作日:2005年3月   (update 050715 ka)

「羅府テレホンガイド」



TAkashi Akiyama's Latest Posters

●秋山孝の近作ポスター   (update 050725 ka)

     
2004 - 04, Takashi Akiyama Eco Poster
2004 - 05, Message Illustration Poster in Toyama
2004 - 06, Graffiti Illustration,Illustration Studies Tama Art University
2004 - 07, The Society of Illustrators Japanese Members Group Show Calendae

     
2004 - 08, Simple Simple Simple, Kari Piippo
2004 - 09, Takashi Akiyama Humor Illustration Poster in China
2005 - 01, Give me some water Save The Earth
2005 - 02, Takashi Akiyama Humor Illustration Poster in Akita

     
2005 - 03, 7th Congress Animation Studies - in Tama Art University
2005 - 04, Illustration Art Students Tokyo
2005 - 05, Friendship Illustration and Printmakings




Exhibition Title :
Friendship Illustration and Printmaking
 Exhibition Date: 11.July -16.July.2005
 Time: 10:00-18:00
 Sponsor: Tama Art University Graphic Design Department Illustration Studies
 Place: Tama Art University, Hachioji Yarimizu 2-1723 Tokyo
 leaflet ・ poster / design, illustration : Takashi akiyama

展覧会タイトル:フレンドシップ展 イラストレーションと版画
 ・開催期間: 2005年7月11日(月)〜7月16日(土)
 ・開館時間: 10:00-18:00 最終日は16:30まで
 ・主催: 多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーション・スタディーズ (フレンドシップ展実行委員会)
 ・場所: 多摩美術大学 八王子校舎 絵画北棟ギャラリー 〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723
 ・リーフレット・ポスター/ デザイン,イラストレーション: 秋山孝


 
(左)展覧会ポスター : friendship,2005,1030 x728 mm,Serigraphy
(右)展覧会リーフレット : 2005,297 x210 mm

 グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズ
本多 翔 小柴 昌子 秋山 花 細井 裕太郎 鈴木 万紀子

 絵画学科版画専攻
林彩恵子 伊東 万理子
鈴木 茜 村松 栄理
根本 聖子 鐘本 幸穂

多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズでは、 絵画学科版画専攻との共同企画による「フレンドシップ展」を開催いたします。
昨年、テキスタイルデザイン専攻サーフェスデザインクラスと初めての試みと して「フレンドシップ展」を行い、今回はこれに続くものです。
「フレンドシップ展」は、異なった分野とのジョイント交流展で、考え方の違いや その魅力を理解するためのものです。
多摩美術大学の版画教育は、国内外とも最高峰のレベルを誇っております。 木版、銅版、石版、孔版と多彩 な各版画技法で表現をしています。もともと これらの版画表現は、プリントメディアの初期段階のもので、大量 印刷が登場し芸術表現へと向かうことになりました。それにひきかえイラストレーションは マスメディアにおいてビジュアルコミュニケーション機能が重視され、現在の 版画芸術とは一線を画すこととなりました。互いに共通 項は多いが、それぞれの立場も異なり発展を遂げています。しかし、この兄弟関係は魅力的な違いがあるので、版画とイラストレーションを検証する価値があります。 また、これから未来に向かう多角的な学生にとって、またとない刺激的な展覧会になると思います。 (秋山孝・多摩美術大学グラフィックデザイン学科 教授)

出品者
■絵画学科版画専攻・青山雄樹・五十嵐さやか・伊東万理子・大森麦子・鐘本幸穂・川本麻以・北崎英・桑原朋子・鈴木茜・玉 田伸太郎・中家篤志・根本聖子・野間薫・林彩恵子・向菜穂実・村松栄理・森岡奈々恵
■グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズ ・李アロン・桑原英里・桂正琳・佐々木明子・長峰幸世・山下雄太郎・UBUKATA ALEKSANDRA HARIKO・小野寺重紘・丁偉・前田直和・李秉澤・市毛史朗・青木麻美・秋永悠・秋山花・安部千晶・岩田舞子・上原一能・内野陽子・大森千佳・ 中村紗弥子・小野瀬なつ美・岸野衣里子・楠本紘子・小柴昌子・小滝由佳・佐々木一澄・佐藤はつみ・佐藤真梨子・佐藤優・佐藤裕子・澁谷圭祐・杉山縁・鈴木千花・鈴木菜つみ・鈴木万紀子・鈴木康昭・関久美子・高倉千晴・高橋美礼・田川滋深・武原江美奈・田中陽子・谷本将之・鶴田沙綾・長井賀子・中川幸恵・並木佑司・西山加織・野村さやか・ 野村法央・波賀麻里帆・蓮見奈穂子・幡地奈津子・原知也・菱山圭介・平井薫・深井志保・古屋純・古谷萌・牧野彩 子・松岡昭雄・丸山綾子・宮崎かおり・三代川将・山極冴子・山下文吾・劉利実・脇本有希子・和田夏希・木村江梨子・高橋淳一・浜野さやか・赤津翠・浅井奏・天本真魚・五十嵐美和子・櫟木夏子・岩淵志穂・梅原裕史・江尻有芙・ 大室圭子・荻島実里・川市智子・清水美和・鈴木花・鈴木優子・高阪ひとみ・高橋真理・田附楠人・谷崎美菜・谷村友・都井美穗子・中尾優エレーヌ・中川恵理子・中村美穂・ 西田智子・藤井奈穂・古越慶子・別宮千裕・星野恵子・細井裕太郎・本多翔・松橋泉・松村来夢子・森優貴・山下加代・山辺麻利子・山本智子・横山徳・和田かりの・田渕正敏・渡邊佐知子・高橋庸平・御法川哲郎

(update 050706 kon)



Exhibition Title : Illustration of Art Students in Tokyo
Piezo Graph & Paper Etching / EPSON / Tama Art University
Tama Art Univ.,Tokyo National Univ. of Fine Arts and Music,Musashino Art Univ.,Tokyo Kogei Univ.,Tokyo Zokei Univ.,Joshibi Univ.
Exhibition Date: 04.July -15.July.2005/ Time: 10:00-18:00 Closed on Sunday/ Sponsor: Tama Art University Graphic Design Department Illustration Studies , EPSON PiezoGraph Laboratory
Place: Tama Art University, Hachioji Yarimizu 2-1723 Tokyo
/ leaflet / design, illustration : Takashi akiyama

展覧会タイトル:東京6美大・イラストレーション表現展
  ピエゾグラフ&ペーパーエッチング
   多摩美術大学、東京芸術大学、武蔵野美術大学、東京工芸大学、東京造形大学、女子美術大学
 ・開催期間: 2005年7月4日(月)〜7月15日(金)
 ・開館時間: 日曜休・10:00-18:00 最終日は16:30まで
 ・主催: 多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズ(東京6美大イラストレーション表現展実行委員会)、EPSON PiezoGraph Laboratory
 ・場所: 多摩美術大学 八王子校舎 テキスタイル棟ギャラリー 〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723

 ・リーフレット/ デザイン,イラストレーション: 秋山孝

 
(上)展覧会リーフレット : 2005,297 x210 mm

     
     
     

多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズでは、EPSON PiezoGraph Laboratoryとの共同企画で「東京6美大・ イラストレーション表現展」を開催いたします。多摩美術大学、東京芸術大学、武蔵野美術大学、東京工芸大学、東京造形大学、女子美術大学の、東京にある美術大学6校がイラストレーション表現をテーマとした作品を出品する、日本で始めての試みの展覧会です。
イラストレーションはビジュアルコミュニケーションを生業とする視覚芸術の一分野で、印刷メディア、映像メディアやITメディア等あらゆる視覚メディアで活躍する魅力的な表現です。今回のこの展覧会の重要な試みは、近年印刷メディアのパーソナルプリントとして発達したプリンタ技術を検証しその特徴を再認識するものです。イラストレーションを学ぶ学生にとって今では欠かせない大型出力用プリンタは、簡易な印刷表現として重要な位 置を占めています。EPSONではこれをピエゾグラフと呼び、いままでの版画、シルクスクリーン印刷やオフセット印刷と肩を並べる印刷手法として位 置付けております。また、透過によるスキャニングをペーパーエッチングと命名し発表をしています。
また、6美大による合同授業、(テーマ:「イラストレーションについて」)を開催することによって、イラストレーションの活躍領域の拡大や展開を検証し、その特徴を理解することを狙いとしています。次世代の若きイラストレーターの表現の指針を見い出し、さらに、イラストレーションがメディアを通 して発信する、ビジュアルコミュニケーションの美的表現を互いに共感したいと願っています。 (秋山孝・多摩美術大学グラフィックデザイン学科 教授)
(update 050704 kon)



秋山孝写真日記・2005年6月29日、30日・佐渡出張(会議)  (update 050719 ka)

     
     
=      
     
     
     



Exhibition Poster Design
Exhibition Title : 7th Congress - Japan Society for Animation Studies - in Tama Art University
Exhibition Date: 25.Jun , 26.Jun.2005 ,10:00-18:00

●展覧会ポスターデザイン
展覧会タイトル:「第7回 日本アニメーション学会大会 in 多摩美・優れたアニメーションは、一枚一枚の優れたイラストレーションの積み重ねから生まれる」展
秋山孝クラス+片山雅博クラス(表現コース) 多摩美術大学創立70周年記念事業企画
日程:2005年6月25日(土)・26日(日) 10:00-17:00/会場:多摩美術大学 八王子キャンパス メディアセンター1F メディアホール/主催:第7回日本アニメーション学会大会 in 多摩美実行委員会/共催:日本アニメーション学会・多摩美術大学/協力:日本アニメーション協会    (update 050708 ka)

 
展覧会ポスター : 2005年, 1030x728 mm
     
秋山と学生
会場風景
会場風景
会場風景(アニメーション作品の現物)
     
会場風景(アニメーション作品の現物)
会場風景
会場風景
片山雅博さん



●連 載 
(Vol.55 2005年08月号)
連載タイトル:「秋山孝長岡コレクション」(2001年1月〜現在までマイ・スキップ誌上にて連載中)

「優れたアニメーションは、一枚一枚の優れたイラストレーションの積み重ねから生まれる展」ポスター

2005年, 1030x728 mm , Serigraphy , Exhibition Poster   (update 050708 ka)

 


 
片山雅博
秋山と学生
 
会場入口
会場風景

2005年6月25日と26日に、第7回 日本アニメーション学会が多摩美術大学で開催された。その学会の展示企画「優れたアニメーションは、一枚一枚の優れたイラストレーションの積み重ねから生まれる展」が開かれ話題となった。
最近、多摩美術大学のアニメーションクラスが開催している「タマグラアニメ博」が、アニメーション業界に知れわたるようになった。そこから、若いアニメーション作家が巣立ち始め話題となっている。1997年にグラフィックデザイン学科にアニメーションの講座を提案し、翌年講座が開講された。その後、日本のあちらこちらの大学でアニメーションの授業がスタートしはじめた。一般 的には、映像系の中に含まれるが、多摩美のアニメーションはグラフィックデザイン学科のイラストレーションのクラスの一つとして始まった。そこが最大なる特徴になっている。つまり、学生たちはイラストレーションを描ける力を始めから兼ね備えている。厳しい描写 力と表現力を鍛えられているからである。アニメーションは一枚一枚のイラストレーションや人形立体の動きを正確に、そして緻密に動かし、はかりしれない創作の集中力と忍耐力で出来上がる。それから、導き出される表現者の思想や哲学が、作品の身体全体からにじみ出てきて、それに観客は感動し、影響を受ける。この辺りをブレずに、タマグラ出身の若きアニメーション作家は勝負している。
上記からわかるように、このポスター作品は、アニメーションにとって、いかに一枚一枚のイラストレーションが大切かを訴える展覧会であり、それを象徴するイラストレーションをデザインし、制作した。若い学生たちに興味を引き、内容を理解させることが重要だと実感したのである。
My Skip vol.55 2005年08月号

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