美術学部 グラフィックデザイン学科の教育目標
変革のなかにある社会をリードするビジュアルコミュニケーションの役割
IT革命は急速に進行中で、グラフィックデザインを取り巻く環境も急激に変化しつつあり、ビジュアルコミュニケーションの機能はますます重要視されてきました。このような現状から、深い人間性に根ざした、豊かな感性力・創造力・発見力・計画力などの人間力を基礎体力とし、新鮮で先鋭的な描写力・構成力・情報伝達技術力などの造形力を持ち、あわせて、デジタル機器による、巧みな情報処理技術を保有する、創造性が高く、問題解決能力が強い、情報伝達デザイナーを養成することが、グラフィックデザイン学科の目的です。
そのために、約70年におよぶ、長い伝統と輝かしい実績の下に、これまでの教育を充実化し高度化しました。それに、デジタル化・映像化・マルチ化した教科目を加えて、学科を構成しました。ここで、アナログ・デジタルの両面に均衡のとれた発想と技術、広い視野、高い教養、正しい理論などを学ぶことになります。
1、2年次における基礎課程では、描写力・色彩・形態の構成力など、「手」による技術の修得と、写真撮影技術、コンピュータ操作によるデジタル技術など、「機械」による技術の修得を必修で学習します。
3、4年次における専門課程では、新聞・雑誌・ポスターなどの印刷媒体や、テレビなどの映像媒体の広告表現、Webデザイン、CI計画やパッケージデザインの発想・計画・制作技術と理論を学ぶ広告コース、その他の媒体表現や、エディトリアルデザイン、タイポグラフィデザイン、コンピュータグラフィックスデザイン、インフォメーションデザインなどの創造的情報伝達表現の技術と理論を学ぶ伝達コース、情報伝達の重要な要素である、写真とイラストレーション、アニメーションなどの表現技術と理論を学ぶ表現コースの3コースのなかから1コースを選択学習します。
美術学部 グラフィックデザイン学科の教育課程
1・2年次を基礎教育課程、3・4年次を専門教育課程とし、(1)作品・計画系、(2)理論系、(3)技術・表現系の三系列から科目を構成しています。
1年次
「手」による高度で幅のある表現力を獲得するために、描写の基礎、色彩・構成の演習など造形一般の基礎を学ぶとともに、コンピュータ実習を行います。また、絵画、プリントアート、彫刻など芸術領域関連を取り入れています。基礎造形/コンピュータ基礎概論/立体造形
2年次
手から器具・機械へと表現手段の学習を拡張し、手段・方法の基礎を学びます。写真、印刷、デジタルタイポグラフィ、コンピュータ実習などを行う他、高学年におけるビジュアルコミュニケーションデザインの基礎として位置づけられる描写、構成を現代的方法で演習します。基礎デザイン/写真/タイポグラフィ基礎実習/印刷概論/立体造形
3年次
専門コース[広告、伝達、表現]のいずれかを各自が選択します。以下の開講講座を自コースより2科目、自他コースより3科目まで履修することができ、3年次で履修した科目は原則として4年次前期までの1年半の履修となります。
<広告コース>
広告の表現技術を修得する。印刷メディア(新聞・雑誌・ポスターなど)の広告表現デザインと、CMの企画・演出・編集など、広告映像メディアの表現を、以下の開講講座で学びます。広告計画/広告映像/アートディレクション/グラフィッククリエーション/CMクリエーション/C I 計画/パッケージ・デザイン/セールスプロモーション/Webディレクション/Webクリエーション
<伝達コース>
視覚表現の多様な技術領域を以下の開講講座で修得します。視覚言語デザイン/コンピュータグラフィックス(芸術、応用)/インフォメーション・デザイン/エディトリアル・デザイン/タイポグラフィ
<表現コース>
イラストレーションと写真、アニメーションを中心に以下の開講講座で修得します。表現デザイン/広告写真/写真/イラストレーション(コンセプチュアル&立体、リアル&テクニカル)/アニメーション/CGアニメーション
4年次
3年次に履修した科目を引き続き前期まで履修し各専門課程を修了します。後期は各コースを軸として4年間の総仕上げである卒業制作を行います。
グラフィックデザイン学科 専門教育科目(推奨学科目)
グラフィックデザイン学原論/広告史/広告表現論/広告コンセプト/English in Graphic Design/ビジュアルデザイン論/広告コピー論/広告原論