2012年8月下旬に調布市文化会館で開催予定の「ワークショップと展示会」企画案
趣旨
子供達にとって、わくわくする心のうごめきは、人間や物にたいする確かな愛着の始まりとなり、触覚的・視覚的・身体運動的な経験からくる驚きと喜びは、生きる興味に転換していきます。
現代の先端的な情報技術によるバーチャル・コミュニケーションの時代において、豊かで健全なコミュニケーションが成立するためには、受け手と送り手のリアルな現実体験による共通感覚が不可欠です。
調布市文化センター「ワークショップと展覧会」は、感覚的な体感に連鎖して始まる、人間的な思索を喚起し、豊かなコミュニケーションをどのように実践すべきかを探ります。
テーマ「空気と遊ぼう」エアーアート
古典的な絵画芸術においては、空気感と重量感の表現が重要とされてきました。
現代の情報化社会においては、ともすると現実の空気感や重量感の乏しいサイバー世界に引き蘢りがちです。
この展示企画では、空気をテーマにして、子供から大人までが共感できる、作品表現によるコミュニケーションをめざします。
空気は目に見えませんが、袋の中に捕らえると見える形になります。
私たちが、常に口から出し入れしている、眼に見えない空気は、私たち生き物にとって、大切な元気の源なのです。
1)展覧会「空気美術展」
会期/平成24年8月30日(木)~9月9日(日) 10:00~18:00 休館日8月27日(月)・28日(火)
会場/調布市文化会館たづくり1階展示室(京王線調布駅南口徒歩3分)入場無料
問合/公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団
〒182-0026 東京都調布市小島町2-33-1 Tel 042-441-6151(事業課)
http://www.chofu-culture-community.org
問合/多摩美術大学 メディア芸術コース研究室
〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723 Tel 042-679-5634(直通)
http://www.idd.tamabi.ac.jp/art/
実施スケジュール
作品制作 6月05日-7月10日
学内発表 7月17日-7月20日
出品学生 メディア芸術コース2学年 20名
制作指導 高橋士郎 田中真聡 杉浦忠雄
出品/a.多摩美術大学メディア芸術コース2学年の課題作品
b.ワークショップ参加児童の作品
c.美術作家の作品
d.映像作品「空気」
図版:
2)ワークショップ「空気と遊ぼう」
主催/公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団
企画協力/多摩美術大学 情報デザイン学科 森脇裕之
参加対象/小学3年以上
実施/8月15日- 8月25日
a.森脇裕之のWS:風で膨らむレジ袋アート
日常生活の素材である「レジ袋」を再利用して、新しい「鯉のぼり」を創作します。
b.美大学生のWS1:風で動くモビール やじろべい
c.美大学生のWS2:風で鳴る気鳴楽器
後援/調布市教育委員会 J:COM調布・世田谷 調布FM 83.8MHz
実施スケジュール
ワークショップ参加者募集 7月2日-8月5日
広報原稿締切 06月10日
チラシ・ポスターデザイン完成 6月23日
広報開始 7月3日
会場準備 8月14日
図版:
3)玄関ホール導入の集客展示
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