リュンケル号の乗員達が、遭難という乱暴な方法で、異次元にトリップしたのとは別の方法で、この世のヨーロッパと、あの世のアフリカとを往来する3種類の人物が登場する。
1)聡明な女流探検家のルイーズは、未知への探求者で、アフリカでの研究を支援する黒人王ヤウルと人種を超えた共感をもっている。
2)第五アルジェリア歩兵隊の脱走兵ヴェルバルは、人も寄り付かないアフリカの魔の森に潜む孤独な逃避者で、誘拐されて魔の森に捨てられたタルー七世の赤子を救い養育する。
3)運命の巡り合わせによってヨーロッパで生活した黒人少年セイルコルは、青春に挫折してアフリカに帰還し、ヨーロッパとの通訳者となる。
快速船リュンケウス号乗員50名
会長ジュイヤール歴史家
チュルウオネンコフ老踊子
カルミカエルソプラノ歌手
バルベ 剣術選手
メゾニヤル精密器具技師
リュクソ花火製造家
シエヌヴィヨ建築家
 その配下
 トレス塗装職人
 ボークロー室内装飾職人
ダリヤン催眠術師
ベクス科学者
プデユ発明家
フィユクシェ彫刻家
ハウンズフィールド銀行経営者
サージェット
 その随行員3名
オペレッタ一座
 ソロー喜劇役者
 スーズ歌手
 その他大所帯
 メルクリウス
マルティニヨン魚類学者
ルフレーヴ船医
アデイノルファ悲劇女優
スカリオフスツカーチター奏者
キュイジベルテノール歌手
サーカス団
 興行師ジェッ
 団長タンクレード不具者
 その子供5人
  ステラ娘14才
  ボブ息子4才
  マリウス息子4才
 ブシャレサス楽器奏者
 リュドビック歌手
 フィリッ小人
 レルガルシュ骨笛演奏
 ユルバン曲馬師
 ウイルリジグ道化役者

 

 
ポニュケレ帝国
エジェル国タルー7世
娘シルダ18才
息子36人 3才ー15才
 フォガル長男15才
 レジェド12才
 カルジ8才
養女メイスデル7才
妻10人
戦士軍団
側近セイルコル
大臣ラオ 顧問官
リュル シルダの母
モセム 失墜した前大臣
ジズメ モセムの会見代行人
万能の芸術家ナイル
建国の物語
帝国の始祖スアン
双生児姉妹
エジェル国王タルー1世
ドレルシュカフ国ヤウル1世
復活王タル−4世
侵入王ヤウル5世
失政王ヤウル6世
少年セイルコルの物語
探検家ロベール
ニーナ ロベールの娘
盲目の娘シルダの物語
合奏兵ヴェルバル シルダの養育者
フロール
曹長レキュール
養女メイスデルの物語
旧ドレルシュカフ国
ヤウル9世
女流探検家ルイーズ
ノルベール ルイーズの弟 陶芸家
魔法使パシュク
密告者ガイズデュー
女探検家ルイーズの物語
 
 
 
生物達
かささぎ ルイーズの助手
猫 マリウスの曲芸に出演
猛禽類 レジェドの空中飛行
齧歯類 接着剤
チターを演奏する蚯蚓
チョウザメエイ 学術資料
馬 ユルバンの音曲芸
鵞鳥 活人画出演
(カマス)
(猪)
大鹿のスラドキ 老踊子のペット
雌ロバのミレンカヤ
(かけす)
録画植物 フィガロのコレクション
水中生物6種 フィガロが栽培

小説の後半、第10章から第25章は、前半の出来事を合理的な記述で繰り返し、

最後の第26章で、ヨーロッパから充分な身代金が到着したリュンケル号の乗員達は、釈放されて母国に無事帰国し、この世のアイデンティティを回復する。
ポニュケレ国にも金融経済が通用したことは幸運なことであった。

マルセイユ発
3月15日ブエノスアイレス行
(よい空気bon air)

航海8日目に台風遭遇
スクリュウが破損し2日間漂流
座礁死船底が大破しアフルカに上陸
エジェルに移動30分
2週間後セイルコアが交渉に出発

3ヶ月間のエジェル生活
聖別式祝賀の特別出演準備

身代金到着
聖別式開催 6月25日

ポルト・ノヴァまで10日
ポルト・ノヴァ発 Porto Nova
マルセイユで解散 7月19日