映像 イメージ image 
画面

スクリーン screen 映画の画像が投影される平面 しばしばテレビ画面のこともスクリーンとよばれる 
シルバー・スクリーン 劇場で使われている映写用のスクリーン 表面に金属粉を塗布してあり、スクリーン全体均等に色を再現する 銀幕 
マルチ・スクリーン
マルチイメージ multiple image  同じスクリーンにいくつかの映像が隣り合って上映される
スプリット・スクリーン split screen フレーム内でオーバーラップされていない2つ以上の映像 
スーパー superimposition  特殊効果で、ひとつの映像に別の映像を重ねること
粒状性 grain  フィルムの質感 解像度
ラチチュード latitude  フィルムの露光の度合い
ルック 撮影監督によって作り出された映画の画調

ショット カット cut  映像から映像への転換、ひとつのカメラで撮影したフィルム部分
ショット
フレーム frame  映画のひとコマ
ワンシーン・ワンカットショット shot  撮影された単一のフィルム場面のまとまりを表す最小単位
シーケンス・ショット sequence shot  複雑なアクションを一回で撮った単一の長いショット
ロングテイク 長回し 20秒以上のカット  ヒッチコックの「ロープ」
ロング・ショット long shot  人物・風景などを遠くから撮った全景のショット
マスター・ショット master shot  それだけで登場人物の配置関係・アクションが把握できるショット
状況設定ショット エスタブリッシング・ショット establishing shot
シーンの始めに、登場人物の配置、ロケーション、出来事、ムードなどの情報を観客に説明する
フル・ショット
ミディアム・ショット
クロース・アップ close-up  クロース・ショット 人物の顔全体の接写目の接写や、人物以外の接写
細部ショット detail shot  拡大率の大きいクロース・アップ・ショット
マテックス808方式  バード・ゴードン監督が考案したシステムで、小さい動物の視覚的に巨大に見せる
カットアウェイ Cutaway
スクリーンインピクチャフレーム・イン 画面に対象が入ってくる
フレーム・アウト 画面から対象が出ていく
ウォーク・イン 
ウォーク・アウト  カメラは固定して、対象がカメラに近づいてアップになる
アイリス iris レンズの前に絞りをつけて、それを開いたり閉じたりして、被写体を強調する
ワイプ wipe 場面転換、視点や時間などが変わったことを示す ワイプイン、ワイプアウト
フリップ flip  本のページをめくるように画面が切り替わる
プッシュオーバー pushover 次の場面が前の場面を押し出すように切り替わるもの 
構図 構図 コンポジション composition  平面の映像に美的効果を出すための配列・組み合わせ
画面上の配置 ミザンセヌ mise-en-scene 前景 中間 背景 
フレーミング frame 被写体の切り取り方 
下手 [他]画面の左側
上手 [他]画面の右側固定ショット static shot  カメラを動かさないで撮ったショット 固定カメラ locked-off camera
前面性 frontality  役者が観客側を向いている構図
遠近感 persective  平面上に擬似的に作り出された奥行き感パースペクティブ
閉じた構図 closed forms  文字通りフレームが閉じたような構図
開いた構図 open forms  空間がフレームを越えて広がっているような構図
傾斜フレーム canted frame  カメラを傾けて、フレームを水平線と非平行にしたアングル「第三の男」
ダッチアングル 中国式アングル
ストップ・モーション
フリーズ・フレーム freeze frame
アングル ビュー・ポイント  カメラの高さ、角度
見た目 point of view   ポイント・オブ・ビュー 登場人物が見ている視点から撮ったショット
アイレベル  目の高さから撮ったカット
クレーン・ショット crane shot  クレーンを使って撮影する移動ショット
ハイ・ポジション  高い位置から撮ること
ロー・ポジション
ハイハット  ローアングルを撮影するための三脚 鉄三 ゴトク
アングル angle  カメラの被写体に対する角度
ハイ・アングル、上方から下向きの撮影アングル あおり カメラが対象物を見上げるような構図
ハイ・ショット、バード・ショット
ローアングル  低い位置から上向きで撮ったアングル
俯瞰 aerial shot 極端なハイ・アングルを指すヘリやクレーンを使って撮影
(サイト・ライン sight line  劇場の観客席の目線からステージを結ぶ線
マルチカム 複数のカメラを使った撮影方法
マルチ・カヴァレッジ(Multicoverage)撮影担保 なんでも撮っておく リーフェンシュタール「オリンピア」
画角 angle of view
広角レンズ wide-angle lens
魚眼レンズ fish-eye lens  180度の画角を持つ広角レンズ
人物 主観カメラ subjective camera  映画の内容を、主人公の視点あるいは作者の視点から見せること 
前面性 frontality 役者が観客側を向いている構図 
シングルショット single-shot  フレーム内に人物がひとりだけいるショット
ツー・ショット two-shot  二人の人物をフレームしたショット
ミディアム・ショット  人物の半身像を写したショット→クロースアップ
フル・ショット full shot  被写体の全身を収めたショット
トーキング・ヘッズ talking heads  被写体がカメラに向かってただ喋るだけのシーン
リアクション・ショット reaction shot  会話の場面で、喋っていない人物の方を撮ったショット
肩なめショット over the shoulder shot  登場人物の後ろから撮った映像で、その人物の肩・後頭部などが画面の端にかかった構図
O.T.S.ショット肩越しショット

切り返しショット reverse angle  リバース・アングル 会話シーンで、第二の話者のショット第一の話者の反対側から撮影する
ポン寄り  たとえば、男女が会話をしているシーンで、男女のフル・ショットから、男のバスト・ショットにマッチ・カットすること
アクション・ライン  アクション・アクシス カメラが二人以上の人物を捉えるとき、能動主体と受動客体をつなぐ仮想仕切
(イマジナリー・ライン 演劇舞台と観客席を隔てる一線
イマジナリー・ウォール 映画セットでカメラ設置のために取り外した壁
カット編集のとき、次のカットでイマジネーショナル・ラインを越えてしまうと、カットの方向性が狂ってしまう
180度ルール カットを切り替えるとき、次のカットは30度以上180度未満の角度でなければならない
シルエット・ルール アクション・ラインを含む全体のシルエットがもっとも変化する角度から撮影されるべき
2ショットの場合、能動主体や受動客体よりも、アクション・ラインを画面に撮るべき
目線 演技者が見る方向 2人の人物が会話するシーンを撮影するとき、必ずしも2人の演技者がお互いを見つめ合えばいいというわけではない ときとしては決められた方向を見た方が様になることもある
クレショフ効果 ソ連のレフ・クレショフが研究した映画編集効果のひとつ 人物の顔の表情を写した映像が、前後にくる映像によっては表情が違って見えるというもの 
パン
雲台
パン pan  カメラ本体は動かさないで、カメラの首を左右に動かす
フォロー・パン パンで追いかける
ティルト tilt  カメラ本体は移動しないで、首だけを上下に動かす
ティルト・アップ 上に動かす
ティルト・ダウン 下に動かす
ロール roll  撮影で、カメラ本体は移動せず、首だけを左右へ傾けること
ふりこみパン  対象から対象へ急速にパンすること
スウィッシュ・パン swish pan  画面が見えなくなるほど早いパン
移動 移動撮影 ドリーなどを使ってカメラ位置を移動させながら撮影する
ドリー dolly  移動ショットを撮影するための車輪付の台 ドリーを使って撮影したショットをドリー・ショットという
トッキング・ショット trucking shot  ドリーなどの移動体に取り付けたカメラで撮った移動ショット
移動ショット traveling shot トラベリング・ショット カメラの位置が動くショット
トラックアップ、前に移動する、カメラを移動しながら被写体に近づく
トラックバック、後に移動する、離れていく ひく
後退ショット pull-back shot  カメラを引いて行き、場面全体を明らかにする移動ショット
トラックパラレル、横に移動する
対向移動 countering  被写体の移動方向とは逆方向にカメラを移動すること
フォロー・ショット  カメラが被写体を追い続ける平行移動ショット高度なテクニックを要する
フォロー・ドリー ドリーを使った
ズーム ズーム・ショット zoom  レンズの焦点距離を撮影中に変化させて作るショット
移動ショットの代わりに使われるズーミング
ズーム・イン(ズーム・アップ)広角から望遠に接近する
ズーム・アウト(ズーム・ダウン)望遠から広角に引く
シーケンス

シーン scene 一場面を指す単位 単一のアクションの連なり 普通、いくつかのショットの組み合わせ
シーケンス sequence いくつかのシーン、ショットの組み合わせ ひとつのストーリーとなる場面の単位
トランジション transition 編集する際に、カットとカットの間に挿入する切り替え効果 場面から場面への移り変わりに施すディゾルヴやワイプなどの効果
モンタージュ montage 物語的に効果・意味のある編集
編集 editing 撮影後のフィルムを切ってつなげる作業 演劇にはない映画の醍醐味のひとつ
つなぎ ショットからショットへ移ること 
カット頭、カット尻 カットの一番最初のコマがカット頭、一番最後のコマがカット尻 
カット・イン cut in  ひとつの場面にそれとは関連性の少ない画面を挿入すること 
カット・バック cut back 二つの場面を対照的に交互に見せること 追っかけ 
カットアウェイ cutaway ふたつの連続するカットとカットのつながりを指す言葉で、後続のカットが前のカットで写した映像を含まないもの
カットバック追っかけ  追うものと追われるものを交替交替に見せるシーン
時間配列を解体
フラッシュ・カット flash cut 極端に短い一瞬のショット
フラッシュ・フレーム
フラッシュ・バック flash back  回想シーン 登場人物の心の中の記憶・想像を描いた映像
フラッシュ・フォワード 未来の映像
パラレル・アクション parallel action  同時に進行する二つのアクションを並行して描く
クロス・カッティング cross-cutting 2つ以上のアクションを並行して交互に見せること クロス編集 
マッチ・カット match cut 後続のカットが前のカットで写した映像を一部でも含むもの 前後のカットでアクションは連続的に一致する
バンク 使い回しするカット
テンポ tempo モンタージュにおける速度感 ふつう、細かくカットした映像は早いテンポになる
デクパージュ decoupage  デクパージュ・クラシーク 編集スタイルで、複数ショットの空間と時間が連続しているものを指す
コンティニュイティ・スタイル、ハリウッド古典スタイルとも呼ばれる 
タイナミック・カッティング 短い時間に多くのことを表現するモンタージュ技法 
ジャンプ・カット jump cut ひとつのシーンの中で画面を切り替え、連続した時間を断続的に見せる技法 ゴダール「勝手にしやがれ」
コラージュ collage  映像を切り取って別の映像に貼り付けたり、挿入したりする演出 
多重露光 multiple exposure 2つ以上のプリントを重ねた画面
ディゾルヴ dissolve 多重露出 前のショットが消えながら、それに重なって、次のショットが次第に現れる映像
フェードイン Fade-in, Fade-up
フェードアウト Fade-out
クロスフェード  Crossfading play
フェードオーバーオーヴァーラップ overlap  前の場面がしだいに消えながら、次の場面がしだいに現れる技法 二重写し だぶる
ラップディゾルヴ DIS ワイプラップ・ディゾルヴ lap dissolve
インサート insert shot 意味を理解させるために、シーンに補足的に挿入する詳細を示すショット 
(インターカット intercut テレビで、一台のカメラ画像から別のカメラ画像にカットして切り替えること 

焦点 ディープ・フォーカス deep-focus  手前の被写体から奥の被写体まで、視野全体を鮮明に写して奥行きを強調
(パンフォーカス スチール写真で被写界深度を深くする ロングテイク
広角レンズを使い、絞り込んで撮影する グレッグ・トーランド「市民ケーン」
シャロー・フォーカス(Shallow focus)afterimage  奥行きの浅い焦点面を作り出して撮影
ソフト・フォーカス soft focus  フィルターなどをつかって、映像の線を柔らかくぼかして見せること
ボケ:Bokeh ボケ味
フォーカス focus  ピント焦点
フォーカス・イン focus in トランジッションの一種で、ぼやけた画面が徐々に鮮明になりながらシーンに入る
フォーカス・アウト focus out
フォーカス・プル focus pull  移動中の被写体に常にピントが合うように焦点距離を調整する
フォロー・フォーカス
ピン送り rack focusing  シャロウ・フォーカスで撮影した同一ショット内で、焦点を変える焦点移動
ゴースト ghost image  動きのある映像で、残像が追いかけていくような映像 多重露光で作り出す 
被写界深度 depth of field  被写体がぼやけずに見える範囲
焦点距離 focal length
スプリットフィールド・ダイオプターレンズ  極端な前景と後景の両方に焦点をあてることが可能
照明 プレーン・ライト  もっとも一般的なライティング方法普通、やや斜めから光線を当てる
プラクティカル・ライティング practical lighting  一般家庭で使われている普通の明かりを照明
フラット・ライティング flat lighting  あまり明暗の差がない照明
キー・ライト key light  撮影で、一番強い主照明のこと通常、被写体から45度の角度に設置される
フィル・ライト  キーライトの影を和らげるための反射光などの補助ライトおさえ
クロス・ライティング crosslighting  横からの照明
バウンス・ライト  乱反射による散光でコントラストをやわらかくするライト
ディフューザー diffuser 散光器 ゼラチンの板で、照明に取り付けて光の質感を変える 肌荒れを隠せるので、女優のアップなどで使う
ディフュージョン・ディスク 
反射光  被写体の陰影を柔らかく自然にするために、天井やホワイトボードなどに反射させて作り出すバウンス光
逆光 backlight  対象の後ろから指す光線
ライン・ライト  逆光の照明被写体の輪郭を強調する
レンブラント・ライト  半逆光の照明完全な逆光ではない
ハイライト 最も明るく見える部分 非常に細い光線女優の眼などに当てる
ハレーション  逆光の映像を撮影するとき、フィルムの感光膜に反射して写ってしまう光
スクリム scrim  影を落として自然光のような感じを出すためにライトの前につけられる板
セットアップ set-up  カメラと照明の位置
コントラスト contrast  明暗の対比
ガンマ  gamma  フィルムのコントラストの度合いガンマ値が高いほど、コントラストは強くなる
ハイ・コントラスト 黒と白の区別がはっきりしているが、
ロー・コントラスト 灰色が強調されている
トーン tone  フィルムの明暗サウンドの質感
スポットライト
ぴーかん  快晴
マジックアワー  夕方の、太陽が沈んだ後の薄明るい時間帯
ソーラー・スポット 照明のひとつ 光束を自由に調節できるので、利用範囲が広い 
キャッチ・ライト catch light スターの目を輝かせるために使う小型ライト レフ板を使う場合もある 
カポック 反射光に使う発泡スチロールの簡易レフ板 白色と黒色の2種類があり
黒フラッグ
アメリカの夜 Day for Night  疑似夜景昼間に夜間のシーンを撮る技法 被写体を逆光気味に捉えて、暗く露光する
露光 露光 exposure  フィルム表面にあたる光量の度合い
絞り diahragm  F値 F-number
シャッター・スピード shutter speed
フィルター filter  光の質を変えるためにレンズの前に置かれるゼラチンの板様々の効果が出せる
(CCD  charge coupled device  光情報を電気信号に変換する半導体素子DV、スキャナ、ファックスなどに使用される
(光を画素ごとに電気信号に変換するため、CCD画素数が多いほど画像は美しくなる
(3CCD  デジタルカメラなどの撮影読みとり方式被写体の色情報をR、G、Bの3色に分けてそれぞれにCCDを割り当てるため、
(色の再現力に優れている3版式
コマ数 FPS frames per second  一秒あたりのコマ数コマ/秒
遅回し undercrank  撮影の時、フィルム速度を1秒24コマ以下に遅める
コマ落とし  フィルムの回転速度を落として撮影
微速度撮影 time-lapse photography  速度の遅い撮影コマ撮りなど植物の成長過程や果物の腐敗過程などを撮る場合は微速度撮影をする
早回し overcrank  オーバークランク カメラのフィルムを早く回転させて撮影する普通に映写すると、スローモーションになる
高速度撮影  コマ数を24コマ以上の速度で撮影
ハイスピード  フィルムの回転速度を早くして撮影すること結果として、スローモーションの映像ができあがる
ファースト・モーション fast motion
スロー・モーション slow motion  ゆっくりしたアクションフィルムの回転速度を速める ミニチュアセットを使った爆発シーン
ゴー・モーション  ストップ・モーション・アニメーションにおいて、ブレを表現することで、より滑らかにみせる
ストップ・モーション・アニメーション、フル・モーション
Ken Burns effect
コマ撮り stop motion photography  特撮映画で使われる
フッテージ footage 撮影されたフィルムの尺数
二巻もの two-reeler  上映時間が20分くらいの映画 サイレント時代映画の長さはフィルムの長さで示していた 一巻はおよそ12分
一巻もの one-reeler  長さが10分程度の短編映画 サイレント時代に量産された
テイル tail 一巻のフィルムの終わりの部分 
短編 short  30分以内の短い作品
中編  上映時間がおよそ30分から1時間の映画
長編  上映時間が50分以上の映画 近年の長編は80分以上が主流 フィーチャー
特殊効果 プロセス・ショット process shot  マット・ショット、オプティカルなどを用いて撮影したショット
オプティカル optical フィルム上で二つの映像を合成したり効果を加えたりする光学処理
オプティカル・プリンター
ブルー・スクリーン
マット・ショット matte shot フィルムの一部を隠して撮影すること 部分的に合成映像を作るときに利用
マット合成
マット・アート 書き割り ブルー・スクリーン blue screen 合成映像をつくるためのプロセス
スクリーン・プロセス screen process  あらかじめ撮影しておいた背景の映像を映写して、そのスクリーンの前で役者が演技する
フロント・プロジェクション あらかじめ撮っておいた映像を背景として使い、そのスクリーンの前で役者が演技をする
フロント・プロジェクション スクリーンと役者の前からハーフミラーを利用して背景を映し出すのが
リア・プロジェクション rear projection  スクリーンの後ろから背景を映し出す
グラス・ショット glass shot  画面の一部が、カメラの前に置かれたガラスの板に描かれているショット
マスク mask  映像の一部を隠すためにレンズの前に置く遮蔽物
スリット・スキャン  一コマ撮影する間に細い隙間を上下左右に動かすことによってフィルム上に光学的な模様を作り出す
パースペクティブ  遠近感の錯覚を利用して対象物の大きさや奥行きを変えて見せる技法
ロケ location  スタジオ以外の場所での撮影ロケーション
ウエスカム  カナダ・イズテック社が開発した航空撮影のための振動防止装置
ステディカム Steadicam  手持ちカメラ撮影用の機材で、移動撮影をしても画面がぶれることはない
モーション・コントロール・カメラ  カメラの動きをコンピュータ制御し、繰り返し同じ動きが再現できる
ポスト・フラッシング post-flashing  カラー・フィルム撮影後に、明暗を抑えたり、コントラストを調整したりする
合成 特撮で、2つ以上の映像を組み合わせること 何もないところで役者に演技をさせ、後から背景を合成すれば、予算の節約になる クロマキ
モーフィング morphing CGを使って画像を変形させること ある物体が他の物体に変化する様を、なめらかに表現したりする 
ビジュアル・エフェクト 視覚効果 特殊視覚効果
トリック Trick 特殊撮影の古い言い方 サイレント時代最初の本格的な映画作家といわれるジョルジュ・メリエスは、トリックを見せ物としていた 
逆モーション reverse motion フィルムを逆転走行させることで、時間が逆に進んでいるよう見せる映像 「詩人の血」「オルフェ」
ギミック gimmick 特殊効果 
音響 プレイ・バック play back  あらかじめ音声を先に用意しておき、俳優がその音声に合わせて動作
アフレコ ルーピング looping、ADR Automated Dialogue Replacement、Additional Dialogue Recording
アフレコ  post-synchronization 映像が完成された後に音声を録音、吹き込むこと  ダビング dubbing
パラレル・サウンド parallel sound  画面と内容が一致するサウンド
リップ・シンク lip sync 役者の口の動きと、サウンドトラックの音声を同調させる
ラフトラック laughtrack サウンドトラックに付け加えられる観客の笑い声
ユニゾン 映像と音声を同じ感情で並列させたもの たとえば悲しい映像では悲しい音楽をかぶせる
コントラプンクト 映像と音声のそれぞれが違う感情を持っていること 例えば暗い映像に明るい音楽をかぶせたりする 対位法ともいう
モノローグ monologue  独白 一人芝居 一人ナレーション
ダイアローグ dialogue せりふ 
ボリューム volume 音量
モノラル monaural ひとつのマイク・スピーカーしか使わない音声方式 2つ以上使うのはステレオという
ミキシング mixing セリフ、効果音、背景音楽など、複数のサウンドトラックを結合させて一本の音に仕上げること
ポスト・シンクロサウンド  post-synch 撮影後に加えられる音声
ポイント・オブ・ヒアリング・サウンド  音声が、一人の登場人物の耳で聞いているように表現すること
別録り 吹き替えで、普通とは違った質感で聞こえてくる声、例えばテレビから聞こえてくる声などを録音するとき、メインの録音とは別に分けて録音する
吹き替え  外国映画のセリフを画面の俳優とは別の人がその国の言葉で吹き込むこと アテレコ
フォーリー・アーティスト foley artist 歩く音などを再現するスタッフ
ノンモン ダビング用語で、音が何も入っていないチャンネル
ナレーター narrater  ナレーションを読む人 語り手 
ナレーション narration 画面外からの声 シナリオではセリフの前に「N」と書いて示す 語り
ナラタージュ narratage ナラティブ(解説)とモンタージュ(組立)の合成語で、過去の事件を描いた回想シーンなどをナレーションで説明していく表現形式 
滑舌 セリフの発音がいいこと 
ヴォイス・オーヴァー voice-over  姿の見えないナレーターの声 キャラクターの心の声などを画面にかぶせて表現 VO 
かげぜりふ  画面外からの効果的な台詞 
生録音 live recording 聴衆の前で録音したテープ 
生音 foley 道具などを使ってそれらしい効果音にしたもの 
同時音 synchronous sound シンクロサウンド 撮影中に同時録音された音声 音源が画面の中に見えている音 現実音
擬音 実物の音ではなく、ものを使ってそれに似たような音を作り出したもの 擬音の方が本当の音よりもリアルである
サウンド・エフェクト
テーマ曲  作品のイメージを決定づける最も重要なBGMまたは主題歌
対位法 counterpoint 音楽用語では、独立した2つのメロディを組み合わせて曲を作ること、映画用語では映像と音声がそれぞれ独立、あるいは対立した場面を言う 
相互依存 映像・音声などがお互いに依存しあっているシーンのこと 
ジングル 15秒程度の短い曲 ラジオやテレビ番組、ゲームなどで使われる印象的なサウンドである 
集音マイク 役者のセリフなどを同時録音するための巨大なマイク
サラウンド・サウンド  劇場内を包み込むように四方からスピーカーの音を出し、立体的な音響空間を作り出すこと 
サウンド sound セリフ、効果音、音楽など、音声全般
音響 sound [映]映画の「音」を総称
反響音
対話重複
ライトモチーフ Leitmotiv 示導動機
音響効果 sound effects 台詞・音楽以外の、作り出された音
音ずれ out of sync 映像と音声が同調していないこと 
脚本 台詞 dialogue [演]役者が演技中に述べる言葉 独り台詞はモノローグ(独白)という 
プロット 映画の構想、筋
プレゼンス presence  映画を見ているとき、まるで現実の三次元空間を見ているような感じになる感覚 臨在感
フォトジェニー photogenie 映像化されて初めてそのものの真実や美を表す特殊な性質 
フォトジェニック photogenic  写真うつりがいいこと
シノプシス synopsis  あらすじ 
ノベライゼーション novelization  映画を小説にしたもの →脚色
トリートメント treatment  物語のあらすじを詳しく書いたもの 
ドラマ drama  戯曲・演劇、ストーリーを持った映画 劇映画 
ドキュメンタリー映画
ト書  脚本で、せりふ以外の動作などを説明している文 地の文
テーマ theme  主題 映画作家の伝えたいこと 
段取り芝居 [演]感情はないが、型はできている芝居 
スクリプト・ドクター  脚本を手直しする人 脚本家としてはクレジットされない 
シチュエーション situation  劇的境遇 状況 事態 
シナリオ scenario  脚本のあらすじ あるいは脚本そのもの
シナリオ・ハンティング scenario hunting [製]シナリオに出てくる土地に実際に訪れ、調査すること →ロケーション・ハンティング
コンティニュイティ continuity  カメラの動かし方や演技などが書かれた設計図 コンテ 台本 画面・ショットのつながり 
劇中劇 play within a play  映画の中の別のドラマの場面 普通ストーリーに何らかの関係があるものを指す 
クライマックス clima
脚色  小説などを映画用の脚本に書き直すこと 
脚本 screenplay  映画で使われる台本 場面ごとに登場人物の台詞や動作、情景などが指定してある
スクリプト
アダプテーション adaptation  小説や舞台劇などを映画的に脚色した脚本 脚色 小説をシナリオ化すること
オムニバス omnibus  独立したいくつかの短編を集めて一本の映画にしたもの ふつう、エピソードは何らかの関連性を持つ 
オリジナル脚本 original scenario  原作がなく、映画だけのために書き下ろされた創作シナリオ 
エピソード episode  挿話 
エピローグ epilogue  終章 
ヴィジョン vision  回想あるいは幻想のシーン 
イントロダクション introduction  脚本で、導入部、発端部分 また、長尺映画が始まる前の前奏曲の場面を言うこともある 
いってこい  シーンや台詞などが重複したもの 「いってこい」になると、もたついてしまうので、重複したものはふつう省略する 
一人称映画  見た目の映像だけで構成された映画を指す言葉であるが、前例は少ない 広義では、全てのシーンが主人公の立場になって描かれた映画を意味する 
オフ・シーン offscene シナリオ用語で、画面外からの意 オフ芝居は画面に写っていない芝居のこと 
オフ・スクリーン off screen  シナリオで、人物やサウンドなどがカメラフレームの外にあるという意味 オフ・キャメラ OS OC 
押す  台詞などを強調すること