生気論 Vitalism 眼に見えないものを視る

顕微鏡の発明は、生気を失った悪い空気の原因が、眼に見えない精霊オカルトではなく、実は眼に見える微生物であることを明らかにした。現代ではオワンクラゲから分離精製する緑色蛍光タンパク質によって生きた細胞を染色し、その働きを直接見ることができるようになった。現代の情報科学は、眼には見えない魂の世界でさえ、DNAや大脳シナプスの働きで明らかにしようとする。
1595 顕微鏡 Microscope  ハンス・ヤンセン・ツァハリアス・ヤンセン親子

1672 レーウェンフック「微小動物 animalcule」Antoni van Leeuwenhoek 1632-1723
ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer 1632-1675
   
1846 カール・フリードリヒ・ツァイス創業

「自然選択による進化の概念」チャールズ・ダーウィン
「尿素の合成」有機物の生体外合成 フリードリヒ・ヴェーラ1828
「自然発生説の検討」ルイ・パスツール1861
「炭疽菌発見」微生物病原説ロバート・コッホ1876
「水の記憶」ジャック・ベンベニスト
[English text] [Microscopical Enthusiasm] [Brass Microscopes] ANIMULA making


1858短編小説「ダイヤモンドのレンズ」The Diamond Lens オブライエンFitz James Obrien


1822小説「蚤の親方」Meister Floh E.T.A.ホフマン Hoffmann 1776-1822
顕微鏡で脳の血管と神経が奇妙な網状組織をみる。雄弁に芸術や学問について会話している。思考になろうと努力しても思考になれない、ただの言語。

1) 神学時代  the theological era

古代エジプト「死者の書」Book of the Dead
カー(生命体)死後肉体から分離して自由となり、霊界を行き来する力。この世との結びつきを保つ上で重要な役割を果す。視覚的
バー(魂)肉体を離れ、墓の外へ出て行き、死者が生前過ごした、さまざまな場所を訪れることができる活発な存在。聴覚的
アク 死後の人々を助けることができる超自然の力。

オカルト Occult 霊性 Spirituality 心 Mind 雰囲気オーラ Aura
魂 Spiritvs 精神を支える気 人魂 生きがい
魄 Corpvs 肉体を支える気
知識・感情・意思
情け 感情 意識 観念 思考 認識 精神世界 概念 Concept
精霊 Elemental 幽霊 亡霊 怨霊 生霊 悪霊 死霊 祖霊 聖霊 木霊 言霊
霊魂 soul, spirit, consciousness as substance
霊界 あの世 非物質世界 神 いのち ANIMA
通信 テレパシ
聖域 Asylum 結界 Interface
平将門怨念の空間 江戸の風水計画 風水の気 [文化人類学 池田光穂]
鎮守の杜 社稷の臣 鬼門 夫婦岩 バリ島 枯山水


2) 形而上学時代 an imperceptible metaphysical transition


「活力論」vitalism [Phrenology and the Psycograph] [osti] [Neuroscience]
「瘴気論」Miasma theory of disease 「悪い土地」「悪い水」「悪い空気」
「四体液説」黒胆汁、黄胆汁、血液、粘液 ヒポクラテス 紀元前460-377
「植物プシュケー」psyche 息 アリストテレス 前384-322 
「動物プシュケー」
「理性プシュケー」
「自然精気」natural spirit 肝臓にある自然精気 栄養の摂取と代謝を司る
「生命精気」vital spirit 心臓の生命精気 (Pneuma zoticon) 血液と体温を統御する
「霊魂生気」animal spirit 脳の中の動物精気 (Pneuma physicon) 運動知覚感覚を司る
「プネウマ」pneuma 魂 クラウディウス・ガレヌス Claudius Galenus 129- 200
「血液循環論」生気論的後成論 ウィリアム・ハーヴィ1578-1657
「情念論」ルネ・デカルト 1649 
「生物は体内の生気により有機物を合成する」ゲオルク・エルンスト・シュタール 1659-1734
「形成衝動」生物の形態は生命特有の因子により生まれる ブルーメンバッハ 1781
「代替医療」少量の毒によって健康を増進する ザームエル・ハーネマン 1755-1843
ホメオパシ homeopathy
アロパシ allopathy
マヤズム miasm
魂は、頭や胸ではなく血液にやどる。エンペドクレス Empedocles 前490-430年頃

3)  科学時代 the positivist period

井上円了1858-1919「霊魂不滅論」fig
グスタフ・フェヒナー1801-1887「死後の世界は実在します」

「微小な動物」古代ローマのヴァロ
「生きた接触体 contagium vivim」Girolamo Fracastoro 1478-1553

生命ある者が、常に口から出し入れしている、眼に見えない気体を、なにか魂のようなものと理解していた人類が、その科学的な組成や質量を解明したのは近代になってからのことである。元気の素である酸素は赤血球と結合し、体の隅々まで運ばれ、細胞の酸化エネルギーとなる。呼吸


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4) 情報学時代

GFP 緑色蛍光タンパク質


「風の谷のナウシカ」菌類の森:腐海      Jean Giraud, Moebius

 

「サイバースペース」
「DNA」(=情報の塊)「情報」の概念
「新生気論」ネオヴァイタリズム
「動的目的論」dynamic teleology
「有機体の哲学」ハンス・ドリーシュ1909 
「調和等能系」全体の形態を維持 作用因「エンテレヒー」
「サイコヴァイタリズム」psychovitalism

観測問題 Measurement problem
帰納法の使用に基づく実証そのものの正当性はいかにして正当化されるのか
斉一性の原理 principle of the uniformity of nature
他の要因がない限り事象は今まで通り動いていく
反証主義 Falsificationism