デザイン演習の三段階「真善美」 |
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「美」 1、単純問題の美的展開 | 課題説明 | 授業進行 |
現実の形態は、様々な要素が複雑に関連して成立するために、デザインの解は簡単ではない。 デザインを自由に展開する上で、創造力を疎外する原因には、設備用具の不足・設計資料の不備・費用の不足などの外的原因、デザイン技術などの内的原因がある。 単純なデータを自由な角度から眺めることにより、導かれる形態は一つではなく、自由な造形が可能となる。 |
■視覚と形態 光の効果 CAD基礎 Lettering 空間の構成 ■素材と構造 即席スツール 段ボール紙 針金の造形 ストロー構造 レジャーテント ■機構と形態 機械仕掛の神 Pop Up Art スポットライト U-joint Toy ■動態と制御 Sensor Art センサの展開 制御基礎 鍵を造る 10000mm ■機能と形態 Sky Art 手と操作 ChessMan |
1997 ムンダ 2008
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「善」 2、複合問題の倫理的調和 | 課題説明 デザインプロセス | 授業進行 |
デザイン演習の第二段階では、要素が複合する課題を設定し、調和と秩序ある合理性なシステムのデザインを演習する。 医師は人間の病を治し、弁護士は社会の病を治つ自由職能とするならば、デザイナーは物質の病を治す自由職能であるべきである。 デザインの分野は多方面にわたる。 その製品の一つ一つをとりあげ、その内容の総てを学習することは、もとより不可能なことである。
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■立体design ■情報design |
2003 電動芸術展
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「真」 3、矛盾問題の改革的提案 | 課題説明 | 授業進行 |
矛盾する問題の解決のために、デザイナーが主体的にメリットとデメリットを取捨選択して、デザインの仕様を決定し、独自の主張とデザインプロセスを発展せて、独創的かつ現実的なデザインを社会に対して提案する。 創造活動には、既成秩序を乱す潜在的な悪が付きまとうし、創造的なデザインが、必ずしも社会に順調に受け入れられるわけではない。 |
2003 情芸
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「聖」 「富」 「幸」 | ||
形態は思想の現れと言える。形態を論ずることは思想を論ずることでもある。 |
創作の目的
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