都心の町屋 東京都心に残る町屋のスケッチ |
●戦火をくぐり抜けた家
第二次大戦時、東京の都心は米軍の爆撃で、焼け野原になった。しかし、中央区の一部地域では戦前の家も多数残った。聖路加国際病院が近かったため爆撃目標から外され たとよく言われているが真偽のほどはさだかではない。
●生きている家
長持ちする家でも人に愛されなくては長生きできない。この地域にはまだ愛されている、生きている家が残っている。
●風前の灯火
バブル期の地上げで激減し、この1,2年のマンション急増でさらに減り、かなりの数が姿を消した。絵を描いた直後に壊されたものも多い。
●記憶・記録
保存運動をするほど文化財級の家は多くはないが、なんとかこの姿を残したい。しかし写真で記録するのも何か違う。そこで始めたスケッチでの記録。 書いた順に追加するわけではないので、新しくUPした絵が新しいとは限らない。