●1902

プジェロフ・ナド・ラベム・エルベ民族博物館

Polabské Národopisné Muzeum Přerov Nad Labem

 プジェロフ・ナド・ラベムのラベは北海へ注ぐエルベ川(ドイツ語)のことで、エルベ川沿いのプジェロフという意味。この博物館の歴史は古く、この地プジェロフ・ナド・ラベムを治めていたトスカナハプスブルグ家のルードウィッヒ・サルバドールが、1891年プラハで展示された「チェコのコテージ」に影響を受け、18世紀初頭の鍛冶屋と町議会議長の家を購入し、自分の城の隣に移築したことが紀元となる。その後中央ヨーロッパで最も古い野外博物館となるが、1939年ドイツのチェコスロヴァキア占領により休館。1967年に再開し、以後拡大を続け。1982年には一段低い土地へも広げ、現在2.5ha32棟の建物と20000点の民具が蒐集されている。その対象範囲は18世紀から20世紀前半まで広げられた。

 

 

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