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クムロベツ・スタロ・セロ博物館

 Staro Selo Museum Kumrovec

 創設は1948年

 クムロベツ村の中心部をそのまま保存、復元したクロアチア唯一の野外博物館。ザグレブ民族学博物館の館長であったマリアナ・グシチによって1947年に計画がスタートした。博物館には旧ユーゴスラヴィアの大統領であったヨシップ・ブロズ・チトーの生家とその農場が含まれている。19541956年にかけて61の建物を実測調査、1969年にはStaro Selo(The old village)として文化財に登録された。1992年からはクロアチア・ザゴリエ博物館の一部として運営されている。現在約20棟の民家と水車小屋、家畜小屋などの付属建物が保存されている。村へ続く道の途中に博物館の入口があり、周辺の民家との境界ははっきりしていない。インテリアには多くの民具と共に結婚式の様子など19世紀末から20世紀初頭にかけての生活が再現、展示されている。

 

 

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