●3402

オールド・スターブリッジ・ビレッジ   

Old Sturbridge Village

 

1790年〜1840年のニューイングランドの農村の生活様式を体験させる施設。個人的なコレクションを母体にしていて、1946年にオープンしている。

クウェーカー教徒のミーティングハウス(クエーカー教では教会とは呼ばない)の前に広がる芝生の広場、コモングリーンを中心とした町並みを構成、その外側に農場のゾーンや水車のゾーンが配置されている。町のゾーンにはファサードだけ木造の銀行、タバーン(レストラン)、鍛冶屋、ブリキ屋、狭いのに床が斜めになっている学校などが並ぶ。

また、タウンポンドという迷子の家畜を一時的に預かる場所や、当時栽培されていたハーブを集めた庭園もある。園内は駅馬車やコスチュームスタッフが行き来していて、スタッフは歴史の通訳と呼ばれ、各建物で解説や体験学習の指導をしている。子どもたちの教育に熱心で、多様なプログラムが同時に行われている。

個人で所有する銃の変遷を、まるで民具のように展示するコーナーがあるのがアメリカ的である。ショップの規模は大きく充実しているが、園内の建築に関しての解説資料は少ない。

 

ボストンの西約95km

 

 

BACK

 

▲羊がいる農場

▲クエーカー教徒のミーティングハウス

▲駅馬車

▲昔の衣装で遊ぶ子どもたち