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河川で川の流れを抑制して河岸が崩れるのを防ぐ設備を、大聖牛という。「だいせいぎゅう」と読むようだが、「おおひじりうし」という読み仮名も見たことがある。本来は丸太で作られていて、武田信玄の考案とされている。スキマがたくさんあることから川の生態系への影響が少なく、近年見直されているらしい。その大聖牛が古レールの再利用でできている。しかしもう現役ではなくなっていて公園に保存されているようだ。このレール、1956年に廃止された東武鉄道伊香保軌道線のレールとのことである。

撮影日　2010年5月

撮影場所　前橋市大手町前橋公園内