交換留学体験談

交換留学体験談(9)

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青木 香楠子
美術学部 彫刻学科
留学先: 弘益大学校
期 間: 2009年8月~2010年2月

授業について

私は、オリエンテーションの前に弘益大学彫刻科の助手の方と会い、アーク溶接やガス溶接などの器具について伺いました。自分が制作する環境をしっか りと確認してから、授業をとることが重要です。弘益大学の彫刻科の場合、ひとつの授業を一人の教授が管理します。よって、はじめの授業登録の追加・削減の 時期に、教授の方々と授業について話をして、決めるべきだと思います。私の場合は、英語でのプレゼンテーションができるか否か、制作できるか否かなどを条 件に選びました。私の語学力の不足によるものですが、韓国語のみの授業が一番手に余りました。

また、弘益大学では素材は学生が各自で調達しなければなりません。そのため、現地での素材である鉄を購入するのは大変でした。彫刻 科学生としての留学は、他学科の方々と違い若干大変なことも多かったです。金属専攻で、鉄を素材とした彫刻を学んでいました。韓国で鉄を購入するときは、 鉄の工場に直接行き、交渉をしなければなりませんでした。運ばれてきた鉄が希望と違うなど、問題もありました。ガス溶接のためのアセチレンボンベ・酸素ボ ンベなどは弘益大学の彫刻科教授の方々が用意してくださいました。大変感謝しています。しかし、万力やさまざまな器具などないものも多く、その場での工夫 も必要になります。彫刻は制作に時間がかかります。素材を買い、器具を整えるのに一月かかり、制作にかけられる時間は3~4ヶ月ほどでした。せっかく、素 材の購入経路や環境を整えたのに、全体の留学期間が6ヶ月と限られていることが、惜しい限りでした。

語学について

必要言語は、韓国語・英語です。特に、生活に最低限必要な韓国語は必須です。私の留学生活では、弘益大学の学生たちとは、英語での会話が可能な場合 が多かったです。(むしろ、私よりも英語がうまい方のほうが多いでしょう。)ですが飲食店や画材屋、大学の教授など、英語を話さない方々との接触も日常生 活で不可欠です。よって、ある程度の韓国語は学んでから韓国に行くことをおすすめします。また、国際交流室のスタッフの方々、大学の同級生の中に数名ほ ど、日本語が話せる方々もいらっしゃいます。韓国語がもう十分に喋れるという方以外は、弘益大学に入学する前に、語学堂などで韓国語を勉強することを強く お勧めします。

留学生用の語学の授業は、初歩的な韓国語の授業です。英語でいうところのABCからの授業です。延世大学の語学堂で学んだあとだと、若干ものたりない印象でしたが、留学生同士での交流ができるので、よい授業だと思います。

異文化交流について

弘益大学には、さまざまな国の方々が学びにやってきます。ポーランド、アメリカ、ドイツ、フィンランド、中国、イスラエルなどの国々の生徒の方々とお友達になりました。

交流はインターネットのSKYPEやFace Bookなどを使う人が多いので、アカウントをとっておくと良いと思います。現在は、twitterなども有用だと思います。

弘益大学国際交流室の主催の伝統文化ツアーにはさまざまな留学生が参加するので、ぜひ参加したほうが良いと思います。