多摩美術大学美術館コレクション展
シルクロードと東洋の造形
会期:2011年4月6日[水]→ 5月22日[日]
シルクロードはユーラシア大陸の中心部を貫く交易路として多くの文物を運びました。本展では当館の古美術コレクションからペルシア、中国、朝鮮半島を中心に選び、このシルクロード沿線で生まれた造形をご覧いただきたく存じます。
オリエンタルな雰囲気を醸し出すペルシアの器物、そして文化の巨大集散地であった中国を知る文物、さらに中国からの強い影響を受けながら独自の美観を持つ朝鮮半島の鏡や器等アジアの約95点に加え、ギリシアやローマ時代の地中海美術を交えて出品いたします。
シルクロードと古代ユーラシア大陸を舞台とした文化交流、そして各民族が固有に育んだ造形美をどうぞ発見して下さい。
上段左 : 白瑠璃碗/ペルシア(サーサーン朝)/224〜651
上段中央 : ラスター釉人物文皿/ペルシア(アッバース朝)/12世紀
上段右 : せん仏/中国(南北朝時代)(南朝)/439〜589
下段左 : 白磁龍耳瓶/中国(唐)/618〜907
下段中央 : 青銅神仙八稜鏡/朝鮮(高麗)/918〜1392
下段右 : 染付竹梅文壷/朝鮮(李朝)/1392〜1910
20世紀フランス絵画の3世代 ― ルオー、ピカソ、ビュフェ ―
20世紀にフランスで活躍した画家の中で、その独特の画風や精力的な活動により、近現代美術の展開に大きく寄与し、影響を与えると共に、孤高の芸術家としての制作姿勢を貫き通した3つの世代の画家、ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault 1871-1958)、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881-1973)、ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet 1928-1999)について、ルオーのボードレールの詩に寄せた版画集「悪の華」(1927)、ビュフェの同じくボードレールの詩による版画集「人と海」(1962)およびピカソのデザインと工房製作による展覧会ポスターと陶器を展示いたします。
関連イベント
■ ギャラリートーク
「シルクロードと東洋の造形」
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日 時
毎週日曜日と5月3、4、5日 14:00〜
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主 催
多摩美術大学
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休館日
火曜日
※但し5/3(火)、5/4(水)、5/5(木)は開館、
5/6(金)は休館致します。
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入館料
一般 300円(200円)
大・高校生 200円(100円)
※障がい者および付添者、中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
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