齊藤 未奈海
膨らむ色
技法・素材:ガラス 寸法:(左より)H60×W50×D450mm、H250×W130×D220mm
担当教員によるコメント
齊藤は、吹きガラスにつけたガラスの色の伸びる様を注意深く観察することで、それを生かしたカタチを探求することを制作の主題とした。吹いたガラスの色の流れを切り取り削ることで、色とカタチの調和する造形を追求してきた。卒業制作は、半透明で柔らかな曲面に削り取りエッジ部分を刀の刃のように削ることによってカタチに心地よい緊張感を与えている。齊藤のガラスと向き合う真摯な姿勢が、この作品に昇華された秀作である。
教授・池本 一三
担当教員によるコメント
齊藤は、吹きガラスにつけたガラスの色の伸びる様を注意深く観察することで、それを生かしたカタチを探求することを制作の主題とした。吹いたガラスの色の流れを切り取り削ることで、色とカタチの調和する造形を追求してきた。卒業制作は、半透明で柔らかな曲面に削り取りエッジ部分を刀の刃のように削ることによってカタチに心地よい緊張感を与えている。齊藤のガラスと向き合う真摯な姿勢が、この作品に昇華された秀作である。
教授・池本 一三