こぼれた涙も、胸いっぱいの幻も、手をつないで一緒に踊ろう
田嶋 里菜
担当教員によるコメント
形らしき形は消えてゆき、透明感としなやかさ、岩絵具の煌めきと、クレヨンと色鉛筆のやさしさが、静かな存在感をもってそこにある。偶然をつくることはできない、ゼロからも生まれてこない。感動を経験し学習し再現しようと試みる。偶然は偶然でなくなり能力へと変わる。田嶋さんの作品は、そんないくつもの能力が結晶化されたものである。感動を変換できる能力があるからこそ、四面楚歌とならないよう画域の広がり深まりを期待したい。
准教授・千々岩 修
- 作品名こぼれた涙も、胸いっぱいの幻も、手をつないで一緒に踊ろう
- 作家名田嶋 里菜
- 作品情報技法・素材・作品種別:岩絵具、水干絵具、クレヨン、色鉛筆、和紙
サイズ:H3500×W3000mm - 学科・専攻・コース
- カテゴリー