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渡部 佳倫
音で世界をみる ―あるとき、ある場所で、私が聴いた風景 ―
劇場型インスタレーション 技法・素材:渋谷の音、私の声、KinectV2 サイズ:∞
私は、4年間の学びを通して、「空間に於ける音」に興味を持ちました。これまでの課題では、目にみえる表面上のデザインだけでなく、そこにある空気感をより良く伝える為に空間に於ける音まで含め「空間デザイン」として伝えてきました。学校生活最後の作品として「聴覚のみで視る空間」に注目してみたいと考え、制作しました。
担当教員によるコメント
自分の世界を他の人に知ってもらいたい。デザイン、アートを問わず、創造の原動力に向き合ったことで作品は生まれた。空間を認識するための「視覚的な光の効果」に対して、「聴覚的な音の効果」による空間の認識があるということからはじまった。何気ない雑踏の中からサンプリングされた音と、その時の行動とがリンクした瞬間を表現したい。つまり映画音楽や効果音が主人公の気分の抑揚を表す感覚の世界である。感覚は記憶と密接な関係にあり、記憶から誘発される感覚世界は、日常を超越する可能性があると思う。個人的なイメージをパフォーマンスに置き換えた最終的な勇気をたたえたい。
教授・米谷 ひろし
担当教員によるコメント
自分の世界を他の人に知ってもらいたい。デザイン、アートを問わず、創造の原動力に向き合ったことで作品は生まれた。空間を認識するための「視覚的な光の効果」に対して、「聴覚的な音の効果」による空間の認識があるということからはじまった。何気ない雑踏の中からサンプリングされた音と、その時の行動とがリンクした瞬間を表現したい。つまり映画音楽や効果音が主人公の気分の抑揚を表す感覚の世界である。感覚は記憶と密接な関係にあり、記憶から誘発される感覚世界は、日常を超越する可能性があると思う。個人的なイメージをパフォーマンスに置き換えた最終的な勇気をたたえたい。
教授・米谷 ひろし