海老原 礼菜
3D Curves
グラフィック 技法・素材:Processing、Illustrator、木材、紙 サイズ:H3036×W3036×D24mm
この作品は、複数の三次元曲線を組み合わせたプログラムを1m×1mの紙に出力し、9点1組として構成しています。数理曲線を単なる数学の式としてではなく、数学と芸術が合わさったアート作品として、数理曲線の美しさが伝えられる作品を目指しました。
担当教員によるコメント
海老原はもともとプログラミングを用いた表現に興味があり、卒業制作では数理曲線を描くことで「絵画」を作れないかと考えた。しかし、数学や演算の知識が不足していたためその勉強から始め、前期には数理曲線を描くためのアプリケーションを制作できた。夏休みにはそれを使ってたくさんのスケッチを作り、9月の中間審査会ではそのなかから100点を選んで展示した。しかし「絵」として物足りないと感じた海老原は、3次元の計算式を用いた描画に挑戦し、最終作品として仕上げた。計算で描かれた規則的な線は、プリンタによって微細なグラデーションとなり、美しい画面を形成している。最初に意図したような絵になったかどうかは本人以外知る由もないが、ここに至った熱意と努力は誰の目にも明らかである。
教授・永原 康史
担当教員によるコメント
海老原はもともとプログラミングを用いた表現に興味があり、卒業制作では数理曲線を描くことで「絵画」を作れないかと考えた。しかし、数学や演算の知識が不足していたためその勉強から始め、前期には数理曲線を描くためのアプリケーションを制作できた。夏休みにはそれを使ってたくさんのスケッチを作り、9月の中間審査会ではそのなかから100点を選んで展示した。しかし「絵」として物足りないと感じた海老原は、3次元の計算式を用いた描画に挑戦し、最終作品として仕上げた。計算で描かれた規則的な線は、プリンタによって微細なグラデーションとなり、美しい画面を形成している。最初に意図したような絵になったかどうかは本人以外知る由もないが、ここに至った熱意と努力は誰の目にも明らかである。
教授・永原 康史