人のシズル感, 無意識の感情の形

岡村 優華

作者によるコメント

人間は体温調調整以外にも、様々な要因で体の外へ水分を分泌する。それらの水分の形は人間だけにしかない情緒であり、妖艶さであり、シズル感であると感じた。

担当教員によるコメント

多くの学生がアイデアが決まらずに苦労している中、この作品のスケッチを持ってきたのはかなり早い段階であった。アイデアはすぐに決まったが、それをどう仕上げるかで試行錯誤があったように思う。最終的に大きなキャンバスでアート作品のように仕上がった。言葉だけではなく、身体もまた様々な情報を発しているが、顔の上の水分に着目したのは、岡村さんの優れた観察力と発想力から生まれたものであろう。

教授・永井 一史、非常勤講師・岡室 健

  • 作品名
    人のシズル感, 無意識の感情の形
  • 作家名
    岡村 優華
  • 作品情報
    技法・素材:ターポリン、木材、樹脂
    サイズ:H1300×W1300×D70mm(2点)、H1200×W1800×D70mm、H1000×W1820×D70mm
  • 学科・専攻・コース