涅槃図-仏陀転生-
西野 萌黄
作者によるコメント
涅槃図とは、仏陀が沙羅双樹の下で入滅し諸菩薩や仏弟子・鬼畜類らが仏陀入滅を嘆いてる図のことである。
今回の“涅槃図-仏陀転生-”は、アバンギャルド、ジャポニズムの変遷した霞んだ色、そのカラースキームに魅了され、色に重視し表現。
70のキャストの徳性を意識しながら設計し彩度を上げ下げしながら制作。
“涅槃絵解きバトルゲーム”は、涅槃図のキャスト一人一人仏陀との関わり、人生、徳性を技として使えるようにしたカードゲーム。ゲームをしながら自然とそのキャストを知ることができ、より涅槃に興味が湧くのではと考え制作。
担当教員によるコメント
「涅槃図」とは釈迦の死の様子を描いた仏教絵画であるが、今回の西野の卒業制作は元々得意としていたイラストレーション表現で涅槃図を1.8m×4mの巨大サイズで表現した意欲作だ。
70年代を彷彿とさせる強烈な色彩と、パワフルにデフォルメされたキャラクターたち。そしてコンピューターを使いながらも西野の個性はいたってアナログである。
彼女にしか表現できない強烈な個性が存分に発揮された力作に仕上がった。
教授・大貫 卓也
- 作品名涅槃図-仏陀転生-
- 作家名西野 萌黄
- 作品情報イラストレーショングラフィック
技法・素材:Illustrator、Procreate、レーザーカッター、ターポリン、UV印刷、金プリント
サイズ:
メインビジュアル=H1800×W4000mm
コイン複数=H20~50×W20~50mm
パッケージ=H250×W250×D30mm
デッキ=H200×W500mm
カード=H74×W100mm(59点セット×2) - 学科・専攻・コース
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