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入学定員―76名

入学試験科目・配点・日程
 2月14日(水)
  鉛筆デッサン(100点)―10:00〜16:10
  (12:30〜13:40は昼休み時間)
 2月15日(木)
  空間デザイン(100点)―10:00〜16:10
  (12:30〜13:40は昼休み時間)
 2月16日(金)
  国 語(100点)―10:00〜11:30
  外国語(100点)―12:00〜13:00
  

鉛筆デッサン(5時間)
 与えれらたモチーフをモチーフ台も含めて鉛筆でデッサンしなさい。
 背景はこの教室を描くこと。
 イーゼルや人は描かないこと。
 用紙の縦横は自由とする。

使用紙:M画ボード・B3

空間デザイン(5時間)
 与えられた材料を用いて盤面Aと立体Bからなる空間を構成しなさい。
 ただしすべての部材は接着剤で固定すること。

盤面A
ボール紙を用いて、机上に水平に置かれたボードの上に高さ5cm以内で起伏をつくる。
ボードはボール紙ですべておおい、かつ、はみ出さないこと。
盤面Aは一色で彩色すること。

立体B
ケント紙と竹ひごを用いてつくる。
高さはボード上60cm以下とし、真上から見てボードからはみ出さないこと。
盤面Aには竹ひごが点で接し、ケント紙は盤面Aに接しないこと。
竹ひごの切断、曲げは自由とする。ただし竹ひご同士は互いに接しないこと。
ケント紙は3面以上を彩色すること。ただし無彩色(黒、白、灰色)は用いないこと。

配布材料:ボード(名前記入用紙付)・1枚
     ボール紙・3枚
     ケント紙・5枚
     グレーの紙(カッター用の下敷き)・1枚
     コピー用紙(草案用)・2枚
     接着剤・1個
     竹ひご・1袋
   

 環境デザインの世界は、自分の身体の周りの小さなところから、地球的な規模に至るまで、その範囲はさまざまである。ものだけでなく、ものとものによって生まれる空間すべてが相手になる。実技問題では主にその空間を把握する能力、そして空間を創造する能力を見ることによって、適性を判断する。

鉛筆デッサン
 正方形の台、回転体など、モチーフは基本的な形態の組み合わせである。その形が正確にとらえられているか、ブロック、木、竹、縄、植木鉢、それぞれの質感が正確にとらえられているか、床との間、背後の壁との間の空間がしっかりとらえられているかが問われる。

空間デザイン
 盤面と立体、それぞれの造形だけでなく、両者によって作られる空間、それぞれの関係性が考えられているかどうかを重視する。与えられた条件をクリアした上で、全体が一貫したコンセプトで作られているかどうかが問われる。
   

鉛筆デッサン
・形が正確に描かれているか。
・質感の違いが的確に表現されているか。
・空間の距離感が表現されているか。
・陰影、反射が的確に表現されているか。

空間デザイン
・出題の条件が理解されているか。
・全体に一貫した意図が感じられるか。
・色彩がバランスよく使われているか。
・正確な工作ができているか。
   

 

美術学部:
 

造形表現学部:
 
入学試験問題・「実技」参考作品集2001