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入学定員 
     造形学科―12名
     デザイン学科―20名
     映像演劇学科―15名

入学試験科目・配点・日程
11月25日(土)

  造形学科 絵 画―9:00〜16:10
  デザイン学科 デザイン―9:00〜16:10
  映像演劇学科 創 作―9:00〜16:10
(全学科12:00〜13:10は昼休み時間)

11月26日(日)
  学科試験該当者のみ
   国 語―9:00〜10:00
   英 語―10:30〜11:30
※英語の試験は、印刷された小型(A5版以下)の辞書に限り、持ち込み可。
  志願者全員
   面 接―13:10〜16:00
  

造形学科

絵 画(6時間)
 「与えられたモチーフを描きなさい。」
モチーフ:人物
使用紙:イラストレーションボード・B2

  

デザイン学科

デザイン(6時間)
要求:与えられた材料を用いて、下記の条件を満たす作品を自由に創作しなさい。
条件:
今、あなたは恋人に何かを送ります。
そのパッケージとメッセージをデザインしなさい。
提出物:
1.アイデアスケッチもしくは想定造形図
2.造形作品
3.解説文
規定:
 提出物1は必ず2の「造形作品」を制作する前に、想定する形を「用紙C」に描くこと。
  提出物2は「用紙A」および「トーナルカラー」を用いて、「用紙B」の上に固定すること。
  提出物3は「創作意図」と、その「意図」を造形化するための「思考のプロセス」を、必ず箇条書きで簡潔に「用紙D」に説明する。
注意:
「用紙A」は必要とするだけ用いること。(2枚全部用いなくてもよい)
「トーナルカラー」は必要とするだけ用いること。(全部用いなくてもよい)
「造形作品」は立体、平面的いずれの表現でもよい。
補足説明:
 提出物1の「アイデアスケッチもしくは想定造形図」と2の「造形作品」とは必ずしも一致する必要はありません。ですから「造形作品」を作った後で、もしくは途中で1の「アイデアスケッチもしくは想定造形図」に手を加えないでください。

  

映像演劇学科

創 作(6時間)
 与えられた砂利と印刷された写真4枚をよく見て、心に浮かんだものをイメージにまとめなさい。そのイメージをボードの上に、印刷された写真や絵や言葉などを使って、平面作品にしあげなさい。
次の3項目に注意し厳守すること。
1、マーカーペン、鋏、スティック糊は必要に応じて道具として使用して下さい。
2、砂利は袋から出してもかまいませんが、観察するだけで提出作品の材料として使ってはいけません。観察が終わったら元の状態で全部を袋に戻して下さい。
3、印刷された写真は必ずしも全部を使う必要はありません。また全く使わなくてもかまいません。

小論文
 「寝そべる」という言葉から、あなたはどんなことを考えますか。800字以内で論じなさい。

  

造形学科

実技問題出題のねらい・意図
 追求する精神力と表現力をみたい。

実技問題採点のポイント
・与えられたモチーフの基本構造の把握
・色彩による表現力
・絵画的空間の把握
・個性を生かした今日的表現力

  

デザイン学科

実技問題出題のねらい・意図
 空間、立体、平面すべてのデザイン領域にわたって必要な能力は、条件下における「課題の発見・把握力」「課題を解決するための分析・構造化・計画性」という理性と、「イマジネーションを描く能力、独自な創造力」そして「美的な造形・表現力」という感性である。
 出題(要求、条件)を、与えられた素材を用いるという条件の中で如何にイマジネーションを描き作品にまとめる感性を持っているか、そして「作品解説文」によって創作意図を第三者に伝える理性を持っているか、将来デザインに携わる者としての潜在的な能力と資質を窺い知る手がかりとすることを意図した。
 また、受験生本人が将来いずれの分野に進むにしても、基本的で総合的な造形能力を知るためには適切であると考え、造形作品を立体表現と規定した。

実技問題採点のポイント
 理解力:テーマの趣旨を正しく理解、把握し、課題を発見する能力。
 計画力:自らの意図を造形表現するための思考プロセスを、与えられた条件下で分析・構造化・計画する能力。
 表現力:与えられたテーマをいかに発展させてイマジネーションを描き、具体的な造形にまとめられるか、独自な発想力と総合的な創造性。
 創造力:空間、立体、平面にわたる造形感覚と表現に必要な形、色彩、構成力、審美性、訴求力など。

  

映像演劇学科

実技問題・小論文・面接の出題のねらい・意図、採点のポイント
 映像演劇学科は映像表現、身体表現、空間表現の3つの分野での、独創的な表現者とそれらの表現を支える者を育てることを目標にしています。そのために、カリキュラムは学生の創作と技術的な訓練を主体にして組まれています。従って、これに対応できる発想力、思考力、そして目的意識を持った積極的な姿勢が求められます。

1、創 作…
一般選抜と同様に創作の基本は観察力にあるとして、事物としての砂利と、イメージとしての写真を観察して、そこで見つけたことを元に創作する。事物をどのように扱えるか、イメージに何を触発させたか、そしてどのような発想で作品世界を展開しているか、といった着眼力、発想力、構成力を見極める。要するに3時間の中でどれだけ人に訴える力のある魅力ある作品にするかが決め手となろう。
2、小論文…
与えられたテーマから考えを進めて、それを文章で記述する、思考する力と文章力。
3、面 接…
一般選抜と視点は重なるが、社会人の場合は職業を持っていることを考慮して、持続する意志を持ってほしい。

採点は、総合点として採点する。
  

 

美術学部:
 

造形表現学部:
 
入学試験問題・「実技」参考作品集2001