入学定員―60名
入学試験科目・配点・日程 2月14日(金) 人物描写(100点)―10:00〜16:10 (12:30〜13:40は昼休み時間) 2月15日(土) 立体物造形(100点)―10:00〜13:00 2月16日(日) 国 語(100点)―10:00〜11:30 外国語(100点)―12:00〜13:00
人物描写(5時間) モデルを水性絵具で描きなさい。 (用紙は縦位置とする) 使用紙:ミューズタッチ・B2
立体物造形(3時間) 「唇・くちびる」をモチーフにして、造形しなさい。 使用:粘土(陶土)
美術の基本にかえり「描く」「つくる」の基礎をおさえておきたい。
人物描写 基礎的「描く」を身に付けていてほしいとの願いです。描写するということは自分の目を頭脳を介して行う行為。その人のエネルギーや喜びが伝わってくる作品に出会いたい、そのような人を見つけだしたいと願っての出題。
立体物造形 「つくる」土という一つの実材を使って、どのように出題テーマを理解した造形ができるか。稚拙であってもそれが力強く快感を与える作品であることを願った。
人物描写 作品集などに掲載されるものを良しとする傾向が見られ、各個人の独自性が見られないのは残念な現象だ。良い人材を選び優れた実作者を送り出すことを目的に入試を行っているのだとの事を理解してほしい。基礎的「描く」がおさえられていればその人が伝わってくるものを高得点としたい。
立体物造形 全体のおおむね4分の1位はあらかじめ準備されたものを制作する傾向にあるようだ。出題テーマなどおかまいなしでの制作は採点からは除外して考える、たとえうまくまとまったものであれ。テーマを考え自分の表現をしていると思われるものを良しとしている。