絵画学科日本画専攻
平成16年度入学試験

入学定員―28名

入学試験科目・配点・日程
 2月16日(月)

  国 語(100点)―10:00〜11:30
  外国語(100点)―12:00〜13:00
 2月17日(火)
  鉛筆デッサン(100点)―10:00〜17:10
  (12:30〜13:40は昼休み時間)
 2月18日(水)
  水 彩(100点)―10:00〜17:10
  (12:30〜13:40は昼休み時間)

実技問題

鉛筆デッサン(6時間)
 与えられたモチーフをよく観察して描きなさい。

使用紙:画用紙・TMKポスター・A2

水彩(6時間)
 与えられたモチーフをよく見て写生しなさい。

注〔写生:事物の実相をうつしとること。客観的描写を主とする態度。(広辞苑より)〕
使用紙:画用紙・TMKポスター・A2

実技問題出題のねらい・意図

鉛筆デッサン
 与えられたモチーフから想起したイメージをどう展開、表現するのかを期待した。観察した形だけでなく、音であったり、動き、生命など五感で掴み取る観察力、洞察力、創造力に可能性や魅力のある人を求めた。

水彩
 与えられたモチーフに対して素直で柔軟に反応する感性のある人を求めた。注釈で「写生:物事の実相をうつしとること。客観的描写を主とする態度」と入れたように、どのような姿勢で取り組むことができるのか、しっかりとした対象を見る眼、素直な感性から生まれる独自な視点、描写力、表現力などを求めた。

実技問題採点のポイント

 鉛筆デッサン・水彩の両試験においても、それぞれ与えられたテーマをふまえ、そこから自ら発展的に表現していこうとする強い意志をもった作品、素直な作品を寛大に評価した。我々は完成度だけでなく魅力ある可能性を持った才能を探すことも入試の役割だと思っている。

入試科目の変更点について

 平成17年度の入試では、実技試験が「水彩 I 」「水彩 II (人物)」となります。(詳細は平成17年度学生募集要項を参照してください)