美術学部  絵画学科 油画専攻
入学定員 − 135名
入学試験問題・配点・日程

 2月10日(水)
  国 語(100点)─10:00〜11:30
  外国語(100点)─11:50〜12:50
 2月11日(木)
  鉛筆デッサン(100点)─10:00〜16:00
        (12:30〜13:30は昼休み時間)
 2月12日(金)
  油 彩「人物」(100点)─10:00〜17:00
         (12:30〜13:30は昼休み時間)

実技問題

鉛筆デッサン(5時間)
 「私と音」
 上記について、自由に表現しなさい。(与えられた鏡を使用の事)
 ・コンテ、粉末顔料等の使用は認めない。
 ・水、溶材等の使用は認めない。
 ・参考資料等の持参は認めない。
 ・上記に違反した場合、失格になる場合がある。
 使用紙:サンフラワーペーパー・M画・B3
 ◎火気使用禁止 
 ◎質問には一切お答えしません。
 ◎この問題用紙は持ち帰らないでください。

油彩「人物」(6時間)
 モデルを描きなさい。
 ・粉末顔料等の使用は認めない。
 ・キャンバスは大学で用意する。参考資料等の持参は認めない。
 ・上記に違反した場合、失格になる場合がある。
 使用紙:キャンバスP15号
 ◎火気使用禁止
 ◎質問には一切お答えしません。
 ◎この問題用紙は持ち帰らないでください。

実技問題出題のねらい、意図

 たくさんの受験生の中からそれぞれの潜在能力を見い出すのは至難である。そのために、ある程度意表を突く出題によって、受験生の能力を最大限に評価しやすくしているが、もちろん評価の中心は、より創造的な才能を見つけることにある。
 物の見方、捉え方によるデッサン力、表現力、そして生来の感覚、感性の優劣。そうした全体を通して美術を専攻するにふさわしいかどうかということになる。

実技問題採点のポイント

  デッサン力については、出題された物を的確に捉えているかどうか。質感、量感、空間がどの程度表現されているかをみる。
 創造力については、意表を突く問題に落ち着いた対応が出来て、組立や構造が良く、何より発想のユニークさが大切である。
 その他感覚や感性も重要で、色感の良い新鮮な画面や、隅々まで丹念な心で描かれていることも大切な条件のひとつである。

●油彩 ・ 鉛筆デッサン
油彩
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鉛筆デッサン
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