TAMABI NEWS 75号(早稲田大学×多摩美連携特集)|多摩美術大学
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15⽯川 2017」において01年建築(現・環境デザイン)卒業・⼩梛真⼸さんの「いのち」が⼤賞を受賞しました。これは輪島塗、⼭中漆器、⾦沢漆器という漆器の産地を有する⽯川県で 1989 年より 3 年に⼀度開催されており、今年で11回⽬。10⽉の⽯川県政記念しいのき迎賓館での展⺬に続き、⽯川県輪島漆芸美術館にて巡回展が⾏われます。11⽉11⽇∼ 2018 年 1⽉14⽇まで。スルームでの制作と展⺬ルームにおける展⺬・発表の機会を提供する、アーティスト・イン・レジデンス・プログラム。2 回⽬となる今回は、全国から125 件の応募があり、3 名の⼊選アーティストと1 名の 8HOTEL 賞受賞アーティストを選出。17 年⼤学院プロダクトデザイン修了のオ・スジンさんが 8HOTEL 賞を受賞し、特別協⼒企業の 8HOTEL の客室内に湘南の砂を使ったプロダクトを展開します。FASと8HOTEL の両会場では、⼊選アーティストたちそれぞれの藤沢で過ごした時間が結実した作品が展⺬されます。11 ⽉5⽇まで。「写真新世紀 2017 年度(第 40 回公募)」において、グラフィックデザイン4年・⽥佳南⼦さんと同・⼭ ⼝梓沙さんが優秀賞、17 年同卒業・湯本浩貴さんと17年⼤学院グラフィックデザイン修了のオウ・カさんが佳作を受賞し、東京都写真美術館で開催中の「写真新世紀 2017」に展⺬されています。なお、11 ⽉10⽇に優秀賞受賞者の中からグランプリが決定します。ケージデザインコンペティション」において、統合デザイン3 年・深澤明⽇⾹さんがパッケージデザイン賞を受賞しました。これは「富⼭の売薬」をルーツに持つ富⼭のデザイン産業を通じて、広く富⼭を周知することと、将来デザイナーを⽬指す学⽣の技術⼒向上を⽬的に公募されたものです。2017 のテーマは「富⼭の〇〇をつつむ」で、深澤さんは「富⼭の⼲柿をつつむ」と題してパッケージをデザインしました。また、奨励賞にグラフィックデザイン3 年・橋本陽丞さん「富⼭のまんじゅうをつつむ」、特 別 賞 に統合デザイン3 年・⽮島瞳さん「富⼭の球根をつつむ」が選出されました。本画卒業・並⽊夏海さんと12 年油画卒業・⼭本悠さんがファイナリストに選出されました。また、審査員奨励賞(⽩根ゆたんぽ選)にグラフィックデザイン 4 年・⾚松健太さんが選ばれました。国際漆展・⽯川 2017で卒業⽣が⼤賞「漆の新しい広がり」を考える国際公募展「国際漆展・Artists in FASで卒業⽣が 8HOTEL 賞を受賞「Artists in FAS」は藤沢市アートスペースがレジデン写真新世紀で学⽣や卒業⽣が受賞パッケージデザインのコンペで学⽣が受賞富⼭市が主催する富⼭デザインフェア2017「パッ「1_WALL」ファイナリストに卒業⽣第17回グラフィック「1_WALL」展において、15 年⽇(東京都・新宿区)の館⻑として、本学学⻑の建畠晢が就任しました。年 2 回の展覧会にて草間作品のコレクションを紹介しながら、⽼若男⼥問わず現代美術に慣れ親しんでもらえる美術館となることを⽬指しています。10 ⽉1⽇に始まった開館記念展では、「創造は孤⾼の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」と題した最新絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中⼼に展⺬しています。会期は 2018 年 2 ⽉25⽇まで。ションを元に部屋を作る」という、パークホテル東京の「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクト。客室の壁に直接描かれた「⽇本の美意識」が体感できるこのプロジェクトは、03年⽇本画卒業・⽊村浩之さんや55年図案卒業・⽔野卓史さんをはじめ、厳正な審査の上で選出された多くの卒業・修了⽣アーティストが携わってきました。2012 年から始まったこのプロジェクトの完成を飾る 31 室⽬を⼿掛けたのも、12 年⼤学院テキスタイルデザイン修了・⼩林万⾥⼦さんでした。8⽉5、6⽇には「アーティストルーム」全室完成を記念した公開イベント「ホテルアートフェス」が開催され、ギャラリートークや作品販売等、ホテル全体でさまざまなイベントが⾏われました。芸術学科・構想計画設計ゼミのカリキュラムの⼀環で、学⽣が企画・構成・運営を⾏うアニュアル展「TAMA VIVANT Ⅱ」展。年に⼀度開催され、今年で34 回⽬を数えます。作品を鑑賞する側の視点と、制作した作援制度∼トビタテ!留学 JAPAN ⽇本代表プログラム∼」多様性⼈材コースの派遣留学⽣に、5 名の多摩美⽣が採⽤されました。これは、将来グローバルに活躍できる⼈材の育成のため、意欲と能⼒ある全ての若者が海外留学に踏み出すことを官⺠協働で⽀援する制草間彌⽣美術館開館 館⻑に建畠学⻑が就任前衛芸術家・草間彌⽣が設⽴した「草間彌⽣美術館」パークホテル東京でアートな⼀夜を演出「ホテルに滞在しながらそこで⽣まれるインスピレー学⽣が企画・構成・運営を⾏う展覧会 「TAMA VIVANT Ⅱ 2017 ポガティブ 」展トビタテ!留学 JAPAN ⽇本代表プログラム⽂部科学省主催「平成29年度官⺠協働海外留学⽀家の側の視点が展覧会という⼀つの空間で混じり合う、そうした複合的な視点を、「ポジティブ」と「ネガティブ」を合わせた「ポガティブ」という造語で捉え、構築しています。パルテノン多摩で11⽉19⽇∼25⽇まで。採⽤者:⼤学院情報デザイン1年・⽯島響さん、芸術3年・島⽥萌さん、同・⼩林穂乃⾹さん(以上第6期採⽤)、油画3年・紀藤貴紗⼦さん、⽇本画3年・本多綾乃さん(以上第 7 期採⽤)度で、本学からこれまでにも 3 名が採⽤されています。現在それぞれ本学の海外協定校などへ留学し、⾃ら⽴ 案した幅 広 い 学 修・実 践 活 動を⾏っています。⼋王⼦市市制100周年の記念事業「第34回 全国都市緑化はちおうじフェア」が開かれ、環境デザイン・吉村純⼀教授率いる学⽣チームが「はちおうじ学⽣ガーデン MachiNiwa」に作品を展⺬しました。⼋王⼦市内にキャンパスを持つ5つの⼤学・専⾨学校がみどりの環境調和都市を提案するもので、多摩美チームは「みどりのゆりかご」と題して、買い物カゴに植えた苗を展⺬期間の1カ⽉で育てて街へ還元する緑化プロジェクトに取り組みました。イスツール60周年記念企画展」(10 ⽉16⽇∼ 28⽇)を開催しました。本学と柳⼯業デザイン研究会の共催で、ルーブル美術館などにも収蔵されているオリジナル版を含む展⺬と、スツール制作における成形合板技術を紹介しました。また、プロダクトデザインの学⽣たちが、同研究会のデザイン実習に参加した際に制作したアイテムも出展しました。講師(油画・演劇舞踊デザイン)が出演しました。東郷⻘児「望郷」を取り上げた9 ⽉30⽇放送回にて、油絵に⾒えない、まるでCGで作ったかのような不思議な質感の再現と技法解説を担当しました。のミステリー」(10 ⽉18⽇放送)に共通教育・⻄岡⽂彦教授が出演しました。この番組は⻄岡教授の著書『名画の暗号』を原案として制作され、ゴッホと北 斎 の名画に隠された秘密のメッセージに迫りました。総合企画室藤井翔太 書記(2017年8⽉6⽇付)緑化フェアに環境デザイン学科が出展柳宗理 バタフライスツール展を開催⼋王⼦キャンパス・アートテークにて「柳宗理 バタフラ「美の巨⼈たち」に⼭⽥啓貴⾮常勤講師が出演テレビ東京系番組「美の巨⼈たち」に⼭⽥啓貴⾮常勤⻄岡⽂彦教授の著書を原案にした番組が放送NHK BSプレミアム番組「名画の暗号∼ゴッホと北斎退職⽣涯学習センター事務部⼩泉篤⼠ 常勤嘱託(2017年7⽉31⽇付)採⽤附属メディアセンター岸本宏太 常勤嘱託(2017年10⽉1⽇付) 受賞 トピックス ⼈事異動

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