TAMABI NEWS 76号(パブリックアート特集)|多摩美術大学
11/16

akogiakn omuyy rbo othpecfiofn gesida daikay sbd engesid*現 テキスタイルデザイン「卒「「業制作は⼀⽣ついてまわる」という⾔葉を聞いたことがあったのです私は、在学中から学科の先輩のファッションブランドでアシスタントをさ結成15周年となる2017年に開催した「ぼくとわたしとみんなの tupera tupera 絵本の世界展」『夢眠ねむ×蜷川実花 peppermint』より、夢眠さんがプロデュースしたたぬきゅんグッズに囲まれる1ページ。2017年 7⽉には「たぬきゅんエキスポ 2017」が開催され、多⽅⾯に活躍中の多摩美卒クリエイターらも参加した。絵本『しろくまのパンツ』出版=(株)ブロンズ新社蜷川⽒(P6)撮影による『夢眠ねむ×蜷川実花peppermint(でんぱ組 .incアートブックコレクション 6 )』(©蜷川実花・⼩学館)福笑いのように楽しめることで⼈ 気シリーズとなった、『かおノート』 出版=コクヨ(株)としてモノを作って⽣きて⾏きたい!」と発起したことが今に繋がっています。現在は絵本やイラストの仕事だけではなく、空 間 ディレ ク シ ョン や フ ァッ シ ョン ブランドとのコラボ企画など活動の幅が広がっていますが、多摩美の染織デザイン*時代に学んだバランス感覚が今に⽣きていると感じています。後輩たち へ11もし将来に悩みや不安を抱 いている⼈がいたら、「考えるよりもまず、何か作って、外に発 表してみて」と伝えたいです。感想が聞けたり、後の財産となるような⼈との出会いがあったりと、⼩さな1歩でも必ず次に繋がります。若さ故の⾃信も⼤事なこと。⾏動さえ起こせば、いろんな可 能 性が 広 がりますよ。せてもらっていました。学校の課題もある中忙しい毎⽇でしたが、プロの世界に触れて積んだその経験が⼤きな刺激となり、「⾃分も表現者⻲⼭達⽮⽒とのユニットtupera tupera (ツペラ ツペラ)にて活動 (2002 年∼ )。絵本やイラストほか、舞台美術や空間デザイン、ワークショップなども⼿掛ける。主な著書に、『かおノート』、第 18 回⽇本絵本賞読者賞を受賞した『しろくまのパンツ』など。京都造形芸術⼤学 こども芸術学科 客員教授。う⼿ 法を選んで、在学中にアイドルになりました。私の表現を、担当教授が偏⾒なく作 品と認 めてくださった のがありが たかったで す。講 評 では、作品の前にプレゼンをする際の声も評価していただくことが多かったので、それも今の活動への⾃信に繋がっていたかもしれません。 そういえば卒業後、お仕事で会う⽅の多摩美率の⾼さにびっくりしました。多摩美で良かったなぁと思う瞬間のひとつです。後輩たち へいかに在学中に、外に向けてガシガシ活動するかはとても重要なことだと思 います。課 題 をやりつつ 、遊びつつ、本当に⾃分がやっていきたいことに対して全⼒で熱を注いでください 。収 穫 できるのはいつか分からないけど、とにかく種をまいておくこと。今 のうちにがむしゃらに勉 強して失敗して恥かいて、それでも信念を貫いて卒業後の⾃分のために頑張ってください!が、私はまさにそうでした。メディア芸術を学んだおかげで「メディアとは何か?」を突き詰めて考え、私はあらゆるメディアを乗りこなすといライブイベ ントスペ ース「秋葉原ディアステージ」での活動を経て「でんぱ 組.inc」メンバ ーに加⼊(2009年∼)。グッズ デ ザイン やプ ロデュース 、映像監督、コラム執筆などジャンルに関係なくカルチャーを結ぶポップアイコンとして 活 躍 の 幅 を 広げている。2016 年、出⾝地である三重県の観光⼤使に就任。tupera tupera中川敦⼦情報デザイン卒業>>>アイドル01年 染織デザイン卒業>>>絵本作家、アートディレクター夢眠ねむ

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る