TAMABI NEWS 80号(世界と戦うチカラ<グローバル>特集)|多摩美術大学
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15文化功労者に伊東豊雄客員教授2018年度の文化功労者に、環境デザイン・伊東豊雄客員教授が選ばれました。日本の現代建築の発展に寄与しただけではなく、世界の建築文化の展開にも貢献したことが評価されました。「第28回紙わざ大賞」で環境デザイン副手が受賞紙の可能性を追求するアートコンペティション「第28回紙わざ大賞」にて、環境デザイン・陶山岳志副手の作品『霜柱』が大賞を受賞しました。この賞は製紙メーカーである特種東海製紙が主催するもので、紙を素材にした自由な発想の造形作品460点の中から選ばれた陶山副手の作品は、小石を支える紙製の繊細な五角柱を霜柱に見立てたもの。11月に東京交通会館で開催された入賞作品展にて展示されました。ロンドンの短編映画祭「Straight8」で 卒業生が受賞フィルムの映像コンペティション「Straight8」にて、Directorを担当した18年情報デザイン卒業・石川結貴さん、Production Managerを担当した17年情報デザイン卒業・久保田明里さんの作品『GOHST』がゴールドを受賞しました。「Straight8」は、スーパー8という8mmフィルムで自由に撮影をし、撮影後のフィルム現像・編集なしで応募する短編映画祭です。「星乃珈琲店絵画コンテスト」で学生が受賞新しい才能の発掘を目的とする「第3回星乃珈琲店絵画コンテスト」にて、版画3年・山田渓樹さんの『coffee break』が優秀賞を受賞しました。同作品は12月に星乃珈琲立川若葉店で展示されました。グラフィックデザイン助手がGolden Bee賞モスクワで開催される国際グラフィックデザインビエンナーレ「Golden Bee 2018」にて、グラフィックデザイン・大場久恵助手がGolden Bee賞を受賞しました。また、大場助手は「第12回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2018」にも入選し、8月から富山県美術館で展示されました。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」で 多数受賞テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に1961年より開催されてきた日本最大級のアワードにて、教員や卒業生など本学関係者が多数受賞しました。各部門よ「日本タイポグラフィ年鑑2019」で受賞・入選日本タイポグラフィ協会が発刊する「日本タイポグラフィ年鑑2019」にて、本学関係者が部門別ベストワークを複数受賞しました。ブック・エディトリアル部門とインフォグラフィック部門に情報デザイン・中野豪雄非常勤講師、学生部門に大学院情報デザイン1年・林宏香さん、他卒業生が選ばれました。また、在学生も複数入選しています。授賞式は2019年4月に開催予定です。第45回創画展で受賞・入選日本画を対象に独創的表現を発表する公募展「第45回創画展」で、日本画・加藤良造教授が「創画会賞」を受賞しました。また、大学院・陳■宇助手、大学院日本画1年・森田舞さん、84年大学院日本画修了・堀敏治さん、85年大学院日本画修了・松谷千夏子さん、07年大学院日本画修了・須藤友丹さんの5名も入選。10月下旬より東京都美術館、京都・日図デザイン博物館、名古屋・愛知県美術館ギャラリーにて順次公開されました。卒業生が「ELLE DECO Young Japanese Design Talent」を受賞ELLE DECO JAPANが選ぶ、日本人の若手デザイナー1人に贈られる賞Young Japanese Talentに、13年大学院テキスタイルデザイン修了・氷室友里さんが選ばれました。この賞は、インテリア、プロダクトデザイン、建築などの分野における日本の若い才能■れるデザイナーに授与される賞です。「アートアワードトーキョー 丸の内 2018」で 大学院生が受賞若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会「アートアワードトーキョー 丸の内 2018」り、10年グラフィックデザイン卒業・上西祐理さんがアートディレクターとして担当したNTTドコモの『FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。』、グラフィックデザイン・佐藤可士和客員教授、84年グラフィックデザイン卒業・齊藤和典さんがエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとして担当した日清食品ホールディングスの『チキンラーメンアクマのキムラー』、統合デザイン・岡室健非常勤講師がプランニングディレクターとして、07年グラフィックデザイン卒業・村越陽平さんがクリエイティブディレクターとして担当したロコモ チャレンジ!推進協議会の『ロコモティブシンドローム啓発運動 -7年間で成し遂げたこと-』が、「総務大臣賞 / ACCグランプリ」に選ばれました。また、統合デザイン・佐野研二郎教授がアートディレクターとして担当したCULENの『新しい地図』が「ACCゴールド」に選ばれました。「シェル美術賞2018」で島敦彦審査員賞を受賞次世代を担う若手作家のための公募展「シェル美術賞2018」にて、08年油画卒業・田中良太さんの作品『斥力』が、島敦彦審査員賞を受賞しました。今回、593名の応募の中から選ばれた同作品は、12月に国立新美術館で開催された「シェル美術賞展2018」で展示されました。新千歳空港国際アニメーション映画祭で受賞新千歳空港を会場に、世界中のアニメーション作品を一堂に集める「第5回新千歳空港国際アニメーション映画祭」が開かれ、応募総数2043作品の中から、12年油画卒業・若井麻奈美さんの作品『タンポポとリボン』が、審査員特別賞とロイズ賞をダブルで受賞しました。平成30年度日本学生支援機構 優秀学生顕彰で受賞日本学生支援機構が、優れた業績を上げた学生を奨励・支援する学生顕彰に、文化・芸術分野でグラフィックデザイン3年・竹内康陽さんが大賞、同4年・橋本陽丞さん、同3年・中馬拓人さんが奨励賞に選ばれました。竹内さんは東京TDC賞2018で入選も果たしています。国際パッケージコンペで学生が受賞・入選「ASPaC Awards 2018 日本・アジア学生パッケージデザインコンペティション」にて、アジア決勝の結果、グラフィックデザイン4年・不破栞奈さんが日本パッケージデザイン協会(JPDA)賞、同4年・大隈ひかるさんがSuntory賞、同3年・行木穂実さんが優秀賞を受賞しました。また、入選・佳作にも本学の学生が多数選ばれました。新規採用〔2018年11月16日付〕教務部国際交流室摩庭啓人 書記が9月に開催されました。これは、全国主要美大・芸大の卒業・修了制作展から厳選された作品を展示するもので、さらなる審査の上、大学院日本画1年・小瀬真由子さんがフランス大使館賞を受賞しました。大場久恵 シリーズ5点より 『LAST ROMANOV ANASTASIA』林宏香『掻痒覚成育過程図譜』より『日本タイポグラフィ年鑑2019』(2019年4月刊行予定)編集=NPO法人日本タイポグラフィ協会加藤良造『洞天山水』 受賞 人事異動

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