TAMABI NEWS 86号(2020年度受賞ラッシュ特集)|多摩美術大学
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先生から学生へ勝てば大きな自信に、負けても悔しさは必ず次のステップになるネクストエイジ部門賞・呉勝人賞受賞作品『pt Shelf』 中澤健太郎(14年環境デザイン卒業、Interior Studio LETTER.所属)ネクストエイジ部門賞・大田昌司賞受賞作品『ペーパーコードの新たな魅力を探求する』半田晴菜(20年環境デザイン卒業)最優秀賞受賞作品「階段空間とその周囲の場の連続」授賞式の様子。学生が作品のポイントや受賞の喜びを語る映像が公式サイトで公開されています。米谷 ひろし 環境デザイン教授08東京藝大、筑波大など24の大学院が建築の研究成果を競う 日本建築家協会(JIA)主催で2003年から行われている、建築の研究成果と完成度を評価するコンペティション。東京藝術大学や筑波大学、早稲田大学、東京工業大学など24の大学院から44点の応募があった。階段空間を切り口として建築家の作品において捉えられる特質を研究し、その隣接空間との連続性を模索すると同時に建築の可能性を広げたいと考えた王琳さんの作品が最優秀賞に選ばれた。建築・インテリアを学ぶ学生を支援するコンペ ヨーロッパの家具用金物などを輸入販売するハーフェレジャパンの主催によるコンペティション。建築・インテリアを学ぶ学生たちの支援を目的に2009年より開催している。今年度は『世界のどこかにたつ家』を課題に設定。全国から約250点の応募があった中から、環境デザイン3年のチョウ シカさん、伊藤さくらさん、オウ カブンさん、鈴木あかりさんの4名によるグループ作品『辺境の境』が最優秀賞を受賞した。才能ある若きインテリアデザイナーの発掘と優れた活動成果を表彰 日本インテリアデザイナー協会主催のアワードで、日本のインテリアデザインの質的向上をはかり、くらしにおけるインテリアの重要性、デザインの力を社会に発信することを目的とする。1969年の発足以降、デザイナーや企業などの優れた活動成果を表彰している。今年度、若い才能を発掘する「ネクストエイジ部門」で、環境デザイン学科の卒業生7名が部門賞を受賞。さらにその中から、14年卒の中澤健太郎さんと20年卒の半田晴菜さんが審査員賞を同時受賞した。『第18回JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展2020』19年大学院環境デザイン修了の王琳さんが最優秀賞を受賞『第12回ハーフェレ 学生デザインコンペティション2020』 環境デザイン3年生4名のグループが最優秀賞を受賞『JID AWARD 2020』 「ネクストエイジ部門賞」で環境デザイン卒業生2名が審査員賞を受賞

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