多摩美大入試ガイド 2019
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推薦画面上下上下上下116鉛筆デッサン(5時間)【問題】「ハサミを使い、切り紙する両手」を想定して、鉛筆デッサンをしなさい。【条件】1. 設定は自由とする。2. B3ボード全面を画面とし、縦位置で使用する。3. 右の図のように記名票が右上になるようにする。【注意】1. 支給した鏡は補助用具です。2. B4の紙2枚は下書き用紙です。3. 質問には一切お答えしません。【使用紙】クレセントボード310(B3)色彩構成(5時間)【問題】矢印をモチーフとし、「9.98」の文字を配して、スピード感を色彩構成で表現しなさい。【条件】1. 矢印の数と表現方法は自由。2. 「9.98」の文字は、与えられた見本を忠実に拡大して1回だけ使用する。 3. 白く見せたい部分は白で塗り、未完成ではないことを示す。4. 用紙の中央、縦450×横350(mm)を画面とし、記名票が右上にな 等倍は不可とする。また、文字の表現方法は平塗りとする。●専門試験クリエイティビティ テスト(スケッチ+テキスト)(2時間)【問題】Ⓐあなたが大好きなものをビジュアル表現してください。 Ⓑあなたが大好きな表現者は誰ですか。その理由は何ですか。 100文字以内のテキストで表現しなさい。 ※ 表現者はアーチスト、デザイナー、写真家、映画監督、など自由です。 大勢いる場合は、全員書いてください。 Ⓐ・Ⓑ両方共、1枚のB3ボード全面の中に構成しなさい。【条件】1. B3ボード全面を画面とし、縦位置で使用する。2. 右の図のように記名票が右上になるようにする。【注意】1. A3の紙は下書き用紙です。2. 質問には一切お答えしません。【使用紙】クレセントボード310(B3)るように縦位置で使用する。【注意】1. 作品が波打たないように、右の図のとおりマスキングテープで用紙の4辺を画板に貼って制作してください(テープは試験場内にも用意してあります)。 制作終了後はテープをはがしてください。2. B4の紙は下書き用紙です。3. 質問には一切お答えしません。【使用紙】BBケント(荒目/B3)鉛筆デッサン・理解力 = 問題の把握・理解が正しいか・伝達力 = 問題の目的や状況を正確に表現しているか・発想力 = 課題を造形化するアイデアに優れているか・描写力 = 構図、形、動き、光、量感などを描写することに必要な技・個 性 = デッサンからうかがえる品格、感性に優れているか・表現力 = より高い表現力を有しているか色彩構成・理解力 = 問題の把握・理解が正しいか・発想力 = 課題を造形化するアイデアに優れているか・造形力 = アイデアを明快でムダのない色彩と構成によって、美しく・完成度 = 手仕事としての仕上げが優れているか・個 性 = 品格、感性に優れているか・表現力 = より高い表現力を有しているか●推薦入学試験選抜方針推薦入学試験では、デザインに対して強い意欲を有し、創造性において真に秀でた能力と個性的な資質を有する人材を求めます。これまでの学科試験と実技試験のバランスが求められた一般入学試験に対し、実技試験に特化した新しい判断基準を設けます。推薦入学試験は、実技試験「鉛筆デッサン」「色彩構成」(各5時間)、「クリエイティビティテスト(スケッチ+テキスト)」(2時間)を行い、高い造形力、豊かな感性、柔軟な発想力、そしてデザインを学ぶ意欲といった、自己表現における総合力を判断し選抜します。試験では、課題を造形化する発想力、「鉛筆デッサン」における描写力、「色彩構成」における色彩、形態、構成の造形力など、優れた資質と表現力を有しているかを評価します。「クリエイティビティテスト(スケッチ+テキスト)」は、与えられたテーマを通して、スケッチとテキストを用いて自己表現するものです。描く・書くことでテーマに応えることを通じて、各自がもつデザインに対する意欲と知識、そして感覚と個性のアピールを評価します。●採点基準クリエイティビティ テスト(スケッチ+テキスト)・デザインへの強い興味と学ぶことへの意欲を有するか術が優れているか整理できているか記名票記名票記名票画板マスキングテープ美術学部グラフィックデザイン学科〈公募制推薦方式〉

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