多摩美大入試ガイド 2019
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推薦1202. 記名票は右上とする。【注意】1. 一度選んだモチーフは制作開始後に途中で変更することはできません。2. モチーフの持ち帰り◎ 質問がある場合は手を上げてください。【使用紙】サンフラワーペーパー(M画)MMボード(B3)2. その2枚のかたちを画面内の好きな位置に糊付けしなさい。3. そのかたち以外の部分に絵具を用いて色彩構成しなさい。【条件】1. 用紙はヨコ位置とし記名票は右上とする。2. タテ25cm、ヨコ35cmの画面とする。3. 色数は5色以上とし、白と黒は使用しない(但し、他の色出しの混色に使用することはできる)。●専門試験選択科目A選択科目B小論文(90分)【問題】これまでに出会った布の中で最も愛着を感じる布をあげ、その布の特徴を詳しく説明しなさい。さらに、その布に愛着を感じた理由を述べなさい。800字以上、1200字以内選択科目A鉛筆デッサン(3時間)【問題】用意されたモチーフA(りんご、キッチンクロス、サンデリアーナ)とモチーフB(ステンレスボール、水の入ったペットボトル、刷毛)からそれぞれひとつずつ選び、それをモチーフとして自由に鉛筆デッサンしなさい。【条件】1. 用紙はタテ位置、ヨコ位置自由とする。選択科目B色彩構成(3時間)【問題】下記の手順に従ってリズム感のある色彩構成をしなさい。【手順】1. まず配付された10枚の色紙から2枚を選び、1枚から柔らかいかたはできません。ち、もう1枚から硬いかたちをハサミで切り抜きなさい。4. 画面の内側は糊付したかたち以外全て塗ること。【注意】1. 質問がある場合は手を上げてください。2. 配布された色紙、糊、ハサミの持ち帰りはできません。【使用紙】KMKケント(両面)ミューズイラストレーションボードSS(B3)できるか・大学における教養教育を修得する上で基礎的な能力を幅広く有しているか・持論を有しているか・出題に対して真摯に向き合っているか・独創的で創造性にあふれているか鉛筆デッサン・理解力 = 出題の意図を把握し理解しているか・独創性 = 独自の創造性を感じられるか・観察力 = 先入観にとらわれず素直に観察しているか・描写力 = 見たものを的確・丁寧に描写する技術が備わっているか・構成力 = 課題の内容を美しく表す構成ができているか色彩構成・理解力 = 出題の意図を把握し理解しているか・独創性 = 独自の創造性を感じられるか・伝達力 = 制作のテーマが見るものに伝わるように表現されているか・表現力 = 独自の色彩世界が形態構成と調和的に表現されているか・完成度 = 表現材料の扱いが丁寧で、仕上がりが優れているか面接・自分の考えで語れるか・学習意欲が感じられるか・本専攻での修学の意志を述べることができるか・志望動機がはっきりしているか・入学後の順応性をそなえているか・持参した作品に関する説明を的確におこなえるか●推薦入学試験選抜方針推薦入学試験では、テキスタイルの力で未来を創造したいという強い意欲をもつ、より個性的な人を求めます。また地球の自然環境と向き合い、さまざまな文化に興味をもつ若い世代の探究心に期待するとともに、高等学校等までの経験をつないで能動的に学ぶ意欲をもち物事に挑戦できる人を求めます。専門技術は大学入学後に学ぶという前提で、基礎造形力と思考力および成長できる活力があるかどうかという潜在能力をはかります。そのため推薦入学試験は「実技試験」「小論文」「面接」と提出の「作品」から総合的に判断し選抜します。実技試験は「鉛筆デッサン」「色彩構成」のどちらか1つを選択し、「色彩構成」では色彩の美しさと配色が秀でているか、「鉛筆デッサン」ではものを観察する力と基本的な描写力を見ます。「小論文」では、思考力とそれを表現する力を見ます。文章力が優れているかではなく、問いに対してこれまでの経験に基づく自分の考えを述べることができるかを見ます。「面接」では、積極的に自分自身をアピールしてもらい、自然に親しみ伸びやかで活力のある人、継続力があり真摯に物事に取り組み努力できる人、国際的な活動へ意欲がある人など、それぞれの人物の個性と長所を重視します。高等学校等の在籍中からさまざまな表現活動に積極的であること、発表歴をはじめ課外の自主的な活動から見える行動力も評価します。また本専攻の特色から、繊維産地出身の人、産地や工場に関係する人など、日本の地域繊維産業に貢献する意欲があり、また染織文化を継承していくことに関心のある人も望みます。●採点基準小論文・文の構成が整っており、考えを的確にまとめられているか・テキスタイルに関する興味・関心の高さを文脈から読み取ることが美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻〈公募制推薦方式〉

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