多摩美大入試ガイド 2019
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推薦113立体造形・デッサン(4時間30分)【問題】「喜び」 をテーマに自由に立体造形しなさい。また、同じテーマでデッサンしなさい。◎立体造形とデッサンの制作内容は、関連付けなくてもよい。【注意】1. 試験時間内で立体造形とデッサンをおこなうこと。2. 用紙の縦、横位置は自由とする。3. 与えられた用具、材料はすべて使用しなくてもよい。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。※補助用具として鏡を支給【使用紙】サンフラワーペーパー(M画/A3)【配布材料】粘土(水粘土/5kg) 【配布用具】制作板1枚/つげべら1本/かきべら1本/ウエス2枚/霧吹き1個/ カルトン1枚/目玉クリップ2個●専門試験小論文(90分)【問題】「素材から形を造る」という題で、800字程度の文章を書きなさい。●推薦入学試験選抜方針彫刻概念が拡張を続ける現代において、大学入試も変えるべきものと、変えてはならないものがあると考えます。変えるべきものとは、相対的で多様な個性を画一的な基準ではかること。そして、変えてはならないものとは、創造する強い意欲と真摯な眼差しを汲み取る目です。よって実技試験「立体造形・デッサン」では、多様な解釈と自由な表現が可能な課題を課します。さらにこれまでの学びや制作活動が反映された「作品資料」と「小論文」「面接」によって受験生個々のもつ可能性と意欲を多角的に評価し選抜します。●採点基準小論文・文の構成が整っており、考えを的確にまとめ、小論文の体裁が整っているか・彫刻に対する興味・関心の高さをテーマ設定、文脈から読み取ることができるか・大学における教養教育を修得するうえで基礎的な能力を幅広く有しているか・持論を有しているか・出題に対して真摯に向き合っているか・独創的で創造性にあふれているか立体造形・デッサン・柔軟な発想ができているか・創造性にあふれ、可能性が感じられるか・常識にこだわらない自由さがあるか・新鮮な感覚・感性を持っているか・個性的な洞察力を持っているか・好奇心と探究心に満ちているか面接・本学への進学目的が明確か・独自の研究テーマを持っているか・具体的な志望研究領域があるか・将来、作家になる意欲を強く持っているか・自分の意思を明瞭に述べられるか美術学部彫刻学科〈自己推薦方式〉

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