入試について

生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻では、2010年度より一般入試実技試験の問題内容を大幅に変更いたしました。
近年、プロダクトデザインの領域は拡大し、多くの分野との新しい関係が生まれつつあります。例えば、従来の家電製品や自動車のデザインだけでなく、玩具、バッグ、パッケージ、ジュエリー等の身の回りのデザイン分野にも多くのプロダクトデザインが求められています。そして、生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻ではそれに対応すべく、様々な才能や資質を持つ学生を幅広く求めます。

2011年度実技試験問題

[色彩構成]   5時間

『ゴム』を主たるモチーフとして、美しい色彩構成をしなさい。

[条件]

解答用紙の位置は縦横自由とする。
*使用紙:KMKケント(両面)ミューズイラストレーションボードSS(B3)


持参用具

水彩用具一式(ガッシュ、ポスターカラーなどの不透明水性絵具に限る)、コンパス、三角定規、物差し、鉛筆、消具、ナイフ、溝引き用ガラス棒、マスキングテープ、受験番号・氏名記入用ボールペン(黒)

出題のねらい・意図

色彩構成では発想力とそれを人に伝えられる表現力を見るのがねらいである、従来のプロダクツに加え、食品から動植物まで人工的に生産されるようになり、プロダクトデザインの領域は拡大し続けている。テーマ(2011年は「ゴム」)を自由に捉え、独創的で豊かなイメージを引き出してくれることを期待したい。イメージを伝えるためには色や形を美しく構成する力が不可欠である。効果的な表現を考え計画することが大切だ。また、丁寧で美しい作業をすることにも留意してもらいたい。

採点のポイント

まず、テーマからいかに独創的で豊かな発想でイメージをふくらませているかどうか、次にイメージを的確に伝えるために、色や形を美しく構成できているかどうかが重要な採点のポイントとなっている。色彩構成ではさまざまな表現を認めているが、自分が意図したイメージを一番的確に伝えるには、どんな画面構成で、どんな色で、どんな表現が良いのかよく考えることが大切だ。独創的で美しい表現を目指してほしい。

色彩構成 合格作品  (画像をクリックすると拡大表示されます)
  • 色彩構成1
  • 色彩構成2
  • 色彩構成3
  • 色彩構成4
  • 色彩構成5
  • 色彩構成6
  • 色彩構成7
  • 色彩構成8
  • 色彩構成9

[鉛筆デッサン]   5時間

手と瓶を想定してデッサンしなさい。

[条件]

1.解答用紙の位置は縦横自由とする。
2.大きさ:手で持てる範囲であること。
3.材質:自由。
*使用紙:クレセントボード310(B3)
*配布物:補助用具として鏡を支給


持参用具

鉛筆デッサン用具一式、フィクサティフ(定着液)、受験番号・氏名記入用ボールペン(黒)

出題のねらい・意図

鉛筆デッサンでは、デザインを学ぶ上で必要な最低限の観察力と描写力を見るのがねらいである。普段から身の回りにあるプロダクツをよく見ているか確かめるため、モチーフ(2011年は「瓶」)は配布しない。プロダクトデザインでは、モノと人の関係を考えてデザインすることが大切なため、手とモチーフの関係を描く課題となっている。モチーフのデザインに際立った独創性は必要ないが、手とモチーフの形が正確に描けるだけでなく、手とモチーフのサイズバランスや、皮膚の柔らかさとモチーフの素材の違いを描写できることが大切だ。

採点のポイント

まず手とモチーフの関係に矛盾のない描写が出来ているかが重要な採点のポイントとなっている。次に皮膚の柔らかい質感と想定したモチーフの材質感が表現できているかどうかを見る。想定したモチーフがどんな材質で出来ていてどんな形のものなのかも描写できていなければならない。モチーフのデザインに際立った独創性を求めているのではない。人間の手の骨格を矛盾なく描けていても、想定したモチーフの形に矛盾があるようではいけない。手とモチーフ両方の形が描けていることが重要だ。

鉛筆デッサン 合格作品  (画像をクリックすると拡大表示されます)
  • 鉛筆デッサン1
  • 鉛筆デッサン2
  • 鉛筆デッサン3
  • 鉛筆デッサン4
  • 鉛筆デッサン5
  • 鉛筆デッサン6
  • 鉛筆デッサン7

お問い合わせはこちら »

ページトップ ↑