産学官共同研究とPBL(Project Based Learning)
文部科学省は、優れた大学教育の取組を公募選定し、競争原理に基づいた重点的な助成支援を行っています。2005年度に多摩美術大学は「特色ある大学教育支援プログラム」「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の両方に選定されました。多摩美術大学は1935年の創立以来、70年間にわたり、美術とデザインの最先端で創作研究を実践し、絶えず美術教育の在り方を探究してきました。本学の初代校長である杉浦非水は「商業美術」という新しい分野を大学教育に確立し、本学はその伝統を現在に継承しています。
本学のカリキュラムに組み込まれている実社会でのリアリティある産学官共同研究は、学生の学習意欲を刺激し、大きな教育成果をあげてきました。この取組に全ての学生が参加できるよう、2006年度よりPBL科目を他美術系大学に先んじて設置しました。PBLは、現在各教育機関で注目されている、研究を授業として推進していく新しいタイプの授業形態です。PBLが初めて北米の大学で提唱された20年前、既に本学では現実の研究プロジェクトをカリキュラムの中に有機的に位置付ける試みがなされていました。日本の教育機関でも盛んに導入されるようになったPBLの実践においては、ある意味で本学は先駆者と言えます。











