今後の授業に関する方針について(5/6発信)

政府による「緊急事態宣言」が延長されました。「緊急事態宣言」が解除された場合においても、段階的に社会生活を再開せざるを得ないものと考えられます。
大学においても同様、キャンパスでの授業は段階的に開始せざるを得ない、と本学は考えています。ついては、「今後の授業に関する方針」を下記のとおり定めました。
学生の皆さま、ご家族・関係の皆さまはご不安の中、お過ごしのことと存じますが、今後の学びへの道筋として、ご確認頂きますようお願い申しあげます。

本学が重視すること

  • 学生・ご家族等、教職員の健康を守ることを優先します。
  • 実技を中心とする美術大学として、その特色を失わないことに努めます。

授業の実施方法について

■5月11日(月)~8月8日(土)の前期平常授業期間

  • すべてオンラインによる授業を原則とします。
  • 実技においては、実材に触れて頂くために材料等を送付することがあります。
  • 「緊急事態宣言」が同期間中に解除された場合、新型コロナウイルスの収束状況等を鑑みつつ、医師等の専門家の指導と判断を仰ぎ、段階的にキャンパスにおける「面接指導※1」の可能性を検討します。
    ※1 直接、顔を合わせ授業を行うこと
  • 例えば、登校日の設定、分散登校、実技時間割※2に捉われないグループ分けによる「面接指導」等が想定されます(学科の特性に応じた時期、方法等を採ることになります)。

    ※2 実技時間割

    通常は1・4年生=1・2時限、2・3年生=3・4時限が実技時間帯です。
    全学年が1~5時限を有効に活用し、段階的な「面接指導」を可能とするために「前期・共通教育科目」は、オンデマンド配信および履修制限を設定しました。

  • 段階的な「面接指導」が可能となった場合、実施の2週間前までにお知らせいたします。
  • オンライン授業により教育上の目標が達成でき、その効果が充分であるよう、授業計画を行っていますが、「面接指導」が可能となった時を想定し、衛生面等での検討も同時に行っております。

■8月17日(月)~9月11日(金)の自主研究期間

  • 上記、段階的な「面接指導」ができない、または十分でない場合、自主研究期間において正規の授業とは別に、補習等を行うことの可能性を検討します。
  • この補習等実施の可能性、およびお知らせ時期については、「段階的な面接指導」の検討と同様の取り扱いです。

■9月12日(土)からの後期平常授業期間

  • 現時点では、キャンパスにおける「面接授業」を予定しています。

なお、緊急事態宣言の延長に伴い、引き続き5月31日(日)までキャンパスを閉鎖します。
何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

関連情報

掲載日: 2020年5月6日