学生の皆さまへ
後期授業開始にあたっての強いお願い(8/30)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、後期授業に関するお知らせをしています。

共通教育科目等をオンライン授業に切り替え、時間と空間を確保することで感染リスクを低減し、実技・演習科目等(芸術学科の専門講義科目含む)は、キャンパスにおける面接指導を原則としました。

感染力が強いと言われるデルタ株がまん延する中、面接指導に対し、ご不安を感じる学生の皆さま、保護者・関係者の皆さまもいらっしゃることと思います。

上述のとおり、感染リスクを低減するほか、感染対策の再チェック、面接指導の中にも一部、オンラインを活用するなどの対応を行います。
しかしながら、面接指導を行うにあたり、私たちも「一抹の不安もない」と言い切ることができないのが率直なところです。

このような状況でも面接指導を行なうことは、美大における専門教育の「到達目標の達成」はオンライン授業だけでは困難であることが、何よりの理由です。
また、“どんな希望と決意を以て美大進学をされたのか”、“制作・研究に取り組むことが、どれほどの価値を持つものなのか”と、学生の皆さまの思いに真摯に向き合うことで導き出された本学の回答です。

そして、学生の皆さまの“制作・研究に取り組む姿に期待し、物心共に支えてくださっている”保護者・関係者の皆さまにも、私たちは応える責任があると理解しております。

キャンパス内では感染症対策を施して面接指導に臨んで参りますが、ひとり一人の「学外での感染対策」、「行動変容への意識」を、私たちが強制的に変えることはできません。

これまでも訴えかけて参りましたが、残念ながら、避けることのできる、いわゆる「感染リスクが高まる『5つの場面』」に起因する感染報告がなされています。

「私たちを取り巻く状況がこれまでとは違うのだ」と言う、確かな意識を持ち、新学期に臨むことを強く、強くお願いします。

私たちが取り巻かれている状況を理解し、今一度、ひとり一人の意識を変え、感染対策に努めて頂くよう、強くお願いします。

皆さまに特に注意して頂きたいこと

  • 「自分だけは感染しない」「感染しても軽症で済む」と思わない。
  • 3密回避・手洗い・不織布マスク着用の基本的な対策を徹底する。
  • 毎朝の体温測定、健康チェックをし、体調不良時は通学しない。
  • 体調不良時は、自己判断せず、医療機関に相談する(保健室・研究室への連絡を行うこと)。
  • ソーシャルディスタンスを保ち、至近距離でお喋りしない(マスクを外さない)。
  • アトリエ・教室では「常時換気」、または「30分に1度、換気の上、室外に出る」こと。
  • 飲食は、食堂などの定められた場所でする(制作場所で食事しない)。
  • 対面や会話をしながら食事しない。
  • 首より上は、触らないようにする。
  • 複数での飲酒を伴う会合・長時間に亘る会食・カラオケ等は行わない(本学は禁止としています)。
    ※感染が発生する一番の原因です。

~安心・安全なキャンパスを目指して参りましょう~

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掲載日: 2021年8月30日