【学生・教職員の皆さんへ】
「ソーシャルメディア・ガイドライン」の制定について

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昨今、ブログ、Twitter、Facebook、SNS、Wiki、電子掲示板など、ユーザーが情報を発信して形成する、いわゆる「ソーシャルメディア」の利用が広がっています。本学や本学に関連した事柄について、自由闊達な議論を行う、発言・投稿を通じ社会参加することは、意義のあることと認めるところです。
しかしながら、軽率な発言・投稿が誤解を招くこともあり、ソーシャルメディアとの関わり方によっては、個人だけでなく大学をもトラブルに巻き込む恐れもあります。
学生・教職員の皆さんには、本学の学生・教職員である自覚を持ちソーシャルメディアと関わることを求めます。ついては、「ソーシャルメディア・ガイドライン」を定めましたので、本ガイドラインに基づき、自覚ある情報発信に努めるようお願いします。

ソーシャルメディア・ガイドライン

このガイドラインは、多摩美術大学の学生・教職員を対象に、ソーシャルメディアに関わるための基本マナーについて定めています。ソーシャルメディアの利用を通じた自由闊達な議論、社会参加については、意義のあることと認めるところです。学生、教育機関の教職員としての品位を貶めたり、本学の名誉を毀損し利益を損ねることが起こらないように注意して下さい。

ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディアとは、ブログ、Twitter、Facebook、SNS、Wiki、電子掲示板など、ユーザーが情報を発信して形成するメディアのことを言います。ただし、このガイドラインで定めるソーシャルメディアとは、技術革新に伴い新たに生み出された同種のメディアを含みます。

ソーシャルメディア利用に対する本学の考え方

ソーシャルメディアの利用については、本学の学生・教職員であることを明記するかどうかは、個人の判断に委ねます。ただし、本学や本学に関連した事柄について発言・投稿する(容易に類推可能なイニシャル、伏せ字の使用などもこれにあたります)際には、本学の学生・教職員であることを明らかにして下さい。
身元を明らかにしてソーシャルメディアを利用する際は、本学の学生・教職員である自覚を持ち、学生、教育機関に勤務する教職員としての品位を保ち、本学の名誉を汚さない良識ある発言・投稿を心がけて下さい。

発言・投稿における注意

身元を明らかにして発言・投稿を行う際、次のことを熟知し守って下さい。

  • ソーシャルメディアの利用については、学則・就業規則等の学内規則や法令等を遵守し、各サービスの利用規約を良く読み、内容を理解した上で利用して下さい。
  • あなたが発言・投稿した内容は、あなたが個人的に責任を持たなくてはいけません。発言・投稿内容は、あなたが削除しても、インターネット上では完全に削除できないことがあります。思慮深い発言・投稿を行って下さい。
  • 発言・投稿は、広く一般の方の目に触れることがあります。学生、教育機関の教職員として、資質を問われかねないような軽率な、または立場を弁えない発言・投稿は控えて下さい。
  • 発言・投稿内容は、あなた個人のもので、本学の意見を表すものではないことを、明記して下さい。また、伝聞や推測に基づく不確かな情報は発言・投稿しないように心がけて下さい。
  • 本学および本学に関わる者の個人情報、機密情報、占有情報等の提供は禁じます(あなたが、損害賠償請求の責を負います)。
  • 本学のロゴマークを無断で使用することは禁止します。
  • 著作権、肖像権等の法令を遵守して下さい。
  • 研究者が、専門知識に関わる発言・投稿をする際には、社会からの信頼と尊敬を損なわない振る舞いに努めて下さい。
  • 特定の個人・団体への誹謗中傷、差別的な内容、猥褻な内容の発言・投稿、本学に対する不利益行為は禁じます。
  • 政治、宗教など異論が出る、扇動的になりがちな話題は、冷静な発言・投稿に努めて下さい。
  • 喧嘩をしかけるような発言・投稿は控えて下さい。あなたの発言・投稿に誤りがあれば速やかに訂正して下さい。ただし、過去のあなたの発言・投稿を断りなく変更することは控えて下さい。
  • 本学の学生、教職員であることを明らかにせず利用しているソーシャルメディアへの本学ホームページからのリンクは禁じます(間接的なリンク含む)。

2012年2月
(学)多摩美術大学 理事長
多摩美術大学 学 長