「教養チャートの制定について」(2007.01)

 近年、教養教育の重要性が叫ばれて久しいところです。かつて多くの大学では、専門課程に進む前に、基礎的な力や人間性を涵養することなどを目的として、教養課程や教養部を設けていました。しかし現在では、“基礎的な力”や“人間性”、“教養”に対する万人に共通する認識は希薄になっています。新しい時代には、新しい教養が求められます。
 多摩美術大学においても教養教育が大切であることは言うまでもありませんが、新しい時代に相応しい教養教育を発信し続けているか、自ら問い直す必要もあるでしょう。
 カリキュラム検討部会では“多摩美術大学の考える教養教育とは?”と言うテーマで論議し、「新しい教養教育」の考え方を定めました。
 この「新しい教養教育」の考え方は、両キャンパスの専門学科、共通教育の委員が供に、広い視野に立って議論し導き出されたものです。
 『教養教育チャート』は、「多摩美術大学における教養教育の考え方の柱」として扱います。この考え方に基づき、豊な教養を育むこころみを弛まず推進致します。

部会長 清田 義英

教養教育チャート本文