1-03-09-05
Jalan
cover illustration and accompanying note
「じゃらん」表紙のことば集


Kansai Jalan No.084 (March/2005)
関西じゃらん 084号(2005.03月号)

 

「おいしい宿ごはん」
旅館に到着したあとゆっくりと温泉に浸かって旅の疲れを癒し、浴衣を着て「さて夕食だ」という気持ちは、他では味わえないものだ。お膳が並んでいて、ふかっと大きめの座布団と座椅子に寄り掛かりながらの食前酒はリラックス感がある。さて並んだメニューを見て味をイメージする。のんびりと味わう宿ごはんは最高だ。

(050218- kondo update)



Kansai
Jalan
No.082 (February/2005)
関西じゃらん 082号(2005.02月号)

 

「温泉」
日本人は、なんて温泉がこんなに好きなのだろう。先日、フィンランドのデザイナー夫妻が来日して温泉地に旅をした。予想以上に、温泉をいたく気に入って大満足だった。日本人だけが温泉を好きだというのは間違いだということが分かった。が、日本では、ごく若い乙女までが温泉が好きでこれほどまでに温泉好きな国は見当たらない。

(050209- kondo update)


Kansai Jalan No.081 (January/2005)
関西じゃらん 081号(2005.01月号)

 

「日本のクリスマス」
日本のクリスマスは世界に類のないほど変わっている。この時期にヨーロっパの街を歩けば、年末年始をとおしてもクリスマスの飾りつけは消えていない。しかし日本ではクリスマスが来たと同時に終了をむかえる。そして日本独自の年末年始をむかえる準備をはじめる。この割きりの良さが日本の文化を創ったのだろう。

(041208- kondo update)


No.63(2004.01)〜No.79(2004.12)


Kansai
Jalan
No.079 (December/2004)
関西じゃらん 079号(2004.12月号)

 

「御当地グルメ」
旅の楽しみのひとつは、その土地にしかない御当地の味覚を見つけだし、発見の喜びに浸ることだ。悦楽の世界でもあるが、徐々に御当地のオリジナルなものは消えつつある。物流などが発達してしまい、どこにいても手に入るからだ。ないものといえば、それは自然環境を代表する空気や光などの点としての環境なのかもしれない。

(041117- kondo update)



Kansai Jalan No.078 (November/2004)
関西じゃらん 078号(2004.11月号)

 

「紅葉の秋の旅」
いつも思うのだが、美しい紅葉は、はかなさで満ちていると感じる。あまりにも刹那的な時間を体験するためにそんな気持ちになるのだろう。刻々と移ろう紅葉の色彩 に人生を映し出したり、文学的な言葉でいっぱいになる。秋のパワーには、まいってしまうのだ。

(041027- kondo update)



Kansai Jalan No.076 (October/2004)
関西じゃらん 076号(2004.10月号)

 

「秋の旅」
秋がやってきて、夏の疲れを癒すために、どうしても秋のゆっくりとした旅に出たい。秋の爽やかな風が、ぼくたちの肌を撫でながら快感を感じさせる。なんて最高な気なのだろうと、思うことが疲労感を吹っ飛ばし、元気を再生する。さらに、秋の植物からも同じような美的な刺激があり、それを助長する。

(041013- kondo update)


Kansai Jalan No.075 (September/2004)
関西じゃらん 075号(2004.09月号)

 

「ちゃんと休もう」
夏休みにがむしゃらに働くのもあるが、その反対にゆっくりとそして、ちゃんと休みたいものだ。そうしないとこれからやってくる秋に向かって体力や精神力がもたなくなる。スポーツもそうだが休みをうまくアレンジしないと、かならず失敗する。だから体調の見事な制御が長期的な健康をたもつ。

(041006- kondo update)



Kansai
Jalan
No.073 (August/2004)
関西じゃらん 073号(2004.08月号)

 

「真夏のビーチ」
真夏のビーチの輝く明るさは、若さの象徴だ。サーフィンやビーチバレーなど体力を使うスポーツを楽しんだり、家族であれば西瓜割りでゲームをする。子供たちは、ビーチの砂でさまざまな造形をつくる。ゆっくりとビーチパラソルでサングラスかけて読書しながらの日光浴もあるが、やはり目の前に広がる海をみると波間をパワフルに泳ぎたいものだ。

(041006- kondo update)


 

  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.072 (July /2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 072号(2004.07月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「沖縄」
沖縄の自然は、別世界を感じる。南の島の独特な空気があり光がある。海は、限りなく透明だ。だから、北からやってきた旅人は、この美しい輝きに包まれると心から解放され極楽浄土をイメージする。そんな沖縄は、この風や空気や光を当たり前のように享受できるのだ。

(040623- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.070 (June./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 070号(2004.06月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「新緑」
若い人を眺めているだけで、ぼくは、元気がでる。初々しくて綺麗で未来があったり夢を感じる。それが、美しいと思うからだ。新緑のシーズンも同じものを感じる。やさしいライトグリーンの色彩 をした新芽や新鮮な若葉が目の中に飛び込んでくるとうれしくて爽快な気分になる。その威力は絶大だ。

(040608- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.069 (May./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 069号(2004.05月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「最高のゴールデンウィーク」
冬の間、動きが鈍っていたが、春はそろそろ遠くに遊びに行きたくてウズウズしてくる季節だ。香りよし、目にも気持ちのよい花と新緑に誘われて、身体全体でこのゴールデンウィークを満喫する。友人や家族とお出かけ大作戦のテーマを決めたりして自分史上最高のゴールデンウィークにしたい。

(040419- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.067 (April./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 067号(2004.04月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「春の旅」
卒業旅行の季節だ。 卒業という大きな節目にあたり、今までの自分へのご褒美と、これからの自分への鼓舞と…。学校を出て随分経つのに、どういうわけか春になると旅に出たくなる。それも、いつもの旅よりも意義や意味をもたせたような旅へ。木々が芽吹き、花が咲き、花が散る。春は、そんな特別 の旅にふさわしい演出をしてくれる季節なのかもしれない。

(040319- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.066 (Mar./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 066号(2004.03月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ひとり旅」
たくさんの人達で行く旅。友人だけで行く旅。家族で行く旅。恋人同士で行く旅。それにひとりで行く旅。さまざまな旅があるが、ひとり旅はその中でも際立って旅の醍醐味を感じざるをえない旅だ。たえず、一人ということを自覚し、自問できる自由がある。それは、新たな自分を発見できる重要な時間を満喫することだ。案外、このひとり旅にはまってしまう人が多くいる。

(040209- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.064 (Feb./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 064号(2004.02月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「新春」
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。本年もよい年でありますように。と、新年を迎えるたびに、誰もが心からそう思う。新年は、その年のスタートの意気込みもあるし、また新たな再出発のようでもある。なにしろ始まるのだ。一つ一つ丁寧に確実にやっていきたいと思う。その積み重ねがぼくには、大切な一年の始まりだ。

(040106- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.063 (Jan./2004)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 063号(2004.01月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「冬の夜」
冬の夜は、シーンとした静寂さがありぼくたちの心を神聖なものへと導く。あくまでも夜空は、冷たく透明で空が大地に近づくのだ。そして、こんなに静かで無限の時間や距離を想像させ深遠な気持ちにする。一人で過ごす冬の夜は、忘れてしまったものをもう一度思い起こすよい時間であることは確かだ。そこで、ぼくたちは、忘れてはならないものがあることも知るだろう。

(031202- kondo update)

 



No.47(2003.01)〜No.61(2003.12)


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.061 (Dec./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 061号(2003.12月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「カニ」
日本人にとってカニは、特別な食物である・・・。ぼくのイラストレーション学研究で、「看板」のデザインを研究している友人がそんなことを言った。カニ店の動く看板の迫力、その豪快なリアリズム・・・。他の素材では真似できない存在感。そしてもちろん極上の味。特別 な日は、カニを食べたい気分にさせられるのだ。

(031104- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.060 (Nov./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 060号(2003.11月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「秋の旅」
秋の旅は、仲のよい友達と出掛けるのが良い。紅葉の美しさの驚きや感動を共有するには、お互いに美の概念の価値感が、ごく近いほうが喜びも大きいし共感度が高く満足する。そこで、大きく口を開いて紅葉の華やかな色彩 に「きれい」と叫びたい。秋の味覚も同じで、仲の良い友達だとさらにおいしい。

(031202- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.058 (Oct./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 058号(2003.10月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「温泉」
フィンランドの友人夫婦が来た。いたく日本の温泉が気に入った。開放的で清潔でそして、自然をうまく取り入れフィンランド人の心に満足と感動を与えた。結果 、その夫婦は、日本の檜作りの風呂を購入したいと言い出した。自分のサウナの入り口に水を張っておきたいとのことだった。いっけん不思議そうだが、感性は、ぼくたちと同じだなと思った。

(030901- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.057 (Sep./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 057号(2003.09月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ひまわり」
真夏の太陽が照り付ける空、ポッカリと浮かぶ白い雲、それを背に大きな黄色い花、ひまわりが咲いている。それは夏、そのもののイメージだ。背丈が2mから3mにもなっているノッポのヒマワリは眺めているだけで元気を感じて気持がいい。その大きな花からは1000粒ほどの種がとれるというから、なおいっそうたくましさを感じてしまう。

(030825- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
kansai regional edition No.056 (Aug./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版) 056号(2003.08月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏の海」
海の風は、季節によってこんなにも違うのかと感じる。夏の海の風は、とても爽やかで気分を穏やかにしてくれる。ぼくは、日本海の新潟にある石地という海岸が子供時代に海水浴やキャンプでよくでかけたところだ。そこでの大きな夕日が沈むシーンと海岸で感じた海の風の記憶が忘れられない。ぼくの夏の海だ。

(030702- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.54 (July/2003)
Cover Illustration and accompanying note
じゃらん(関西版)通巻54号(2003.7月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「シーサー」
沖縄の民家といえば、少し赤茶けた瓦に白い土の屋根、その上には厳ついがなんとも かわいらしいシーサーがのっている。神社の狛犬のようでもある。門柱に置いたりも して家の魔よけになっているそうだ。沖縄ののんびりとした穏やかな空気の中でユニ ークな表情のシーサーはいっそう旅の疲れを忘れさせてくれそうだ。

(030609/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.53(June/2003)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)053号(2003.6月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「新緑」
日に日にきれいになる新緑と青空をぜひ楽しんでほしい。旅行も最高のシーズンになった。空を見るだけでいろんな野鳥が飛んでいるのに気づいたり不思議な形の雲を見るだけでそこの環境を身体で感じ取ることができる。山に目を向ければ青々とした樹木が新たな力を与えてくれる。なにしろ美しい新緑は僕たちをきれいにしてくれる。

(20030428/Kondo update)


 

Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.51(May/2003)
Cover Illustration and accompanying note


じゃらん (関西版)051号(2003/5月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉


「皐月の旅」
皐月は、一年間のなかでもとても快適な季節だ。だから旅行に出たくなる季節でもある。ゴールデンウィークもあるし、ぼくたちの旅行の楽しみを助長する。できるかぎり心がウキウキするものでありたい。おいしい食物でも良いし、友達どうしのおしゃべりでも景色を堪能するのでも良い。皐月の旅は、それなりに快適だ。

(20030428/Kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.50(April/2003)
Cover Illustration and accompanying note


じゃらん(関西版)050号(2003.04月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「春」
春の季節がやってくると、身体がうずくかのようにきれいな桜が咲いたり、春の野菜などからハーブの香を嗅いだりしてうれしくなる。ゆっくりと散歩したりすると全身で春のすべてを感じとることができる。身近な自然の声が歌声に聞こえ、静かなハーモニーとなって響きわたる。ただそれでけで満足する春がいい。

(030414- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.49(March/2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)049号(2003.03月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「宿の晩ご飯」
宿の晩ご飯は、疲れた気持ちを払拭してくれるパワーがある。それは、家庭の晩ご飯とは違い仕事や煩わしい用事などが、いつも近くにいるような感じがなくなるからだ。それは、カニやフグなどを食べたりしてゆったりとした気分になり、金縛り状態から解放されるからだ。心の特効薬になる。だから、旅の味覚は可能なかぎり上等なものでありたい。

(030414- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.48(Feb./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)048号(2003.02月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ひつじ」
新年明けましておめでとうございます。本年もまた「じゃらん」をよろしくお願いいたします。新たにスタートする年は、大きなもめごともなく、読者の皆さんが幸せでありますように、ひつじ年を迎えたいと思います。また、表紙のイラストレーションは、豊かでしかも楽しい旅になるよう描いています。

(030414- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.47(Jan./2003)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)047号(2003.01月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「クリスマス」
いろいろな記念日があるが、クリスマスはとくにプライベートなものになっている。家族だんらんのものであったり恋人同志の静かなクリスマスイブの一夜を過ごす。それは、安定した平和な心と愛を感じる特別 な日だ。だからこそ現代の記念日の大切なものとなっている。ところが、最近は、激しいイルミネーションの家庭的競争もある。

(030416- kondo update)



No.031(2002.01)〜No.045(2002.12)

 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.045(Dec./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)045号(2002.12月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「かに」
ぼくの研究チーム「イラストレーション学」の友人に屋外の看板を研究している学者がいる。さまざまな変わったデザインの看板写 真を見せてくれた。そのなかで立体でできている大きなカニの看板があった。しかもそれがゆっくりと動くのだ。巨大なイカの看板やフグの看板もありすでに看板というより動く彫刻といったほうがしっくりいく。どのようにそのようなものが発展したかわからないが、カニの動く看板をみただけで食欲がそそられてしまう。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.041(Nov./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)41号(2002.11月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「秋の旅」
秋の季節は、ぼくたちに少しは休息せよと、語りかけてくれるような気がする。ゆっくりと一歩づづ確実に歩めと後押ししてくれる。それは、心を癒したり再生するためのものかもしれない。秋の風景の爽やかな空気は、確かに爽快な感情を創りあげる。自然的であり絶対的なじわりとしたパワーをそこから読みとることができる。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.040(Oct./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)40号(2002.10月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「旅の醍醐味」
旅の醍醐味に「穴場」探しがある。あまり知られてなく、知るものだけが、ゆったりと楽しめる場所などを指す。それは、料理だったり温泉だったりさまざまだ。なにしろ、あまり知られていないという事に尽きる。だから そこでは非常に満足するものがあり、得をした気持ちになり、さらに友人などに教えたい気持ちにかられる。しかし、一人で独占したいと思って悩んだりするのである。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.39(Sep./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)039号(2002.9月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏休み」
夏休みは、学生の特権だったが、日本でも徐々に働いている大人のものに変わりつつある。ヨーロッパでは、バカンスは、ゆっくりと疲れた身体を癒し、新たな活力をつける役割がある。夏の太陽を浴びたり、広びりとした自然に触れたりして、身体全体でバカンスを満喫する。いつも張りつめた緊張では、身体によくない。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.038(Aug./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)38号(2002.8月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ペンギン」
夏の暑さを自分の楽しさに引き込もうとしてもなかなか思うようにいかない。暑いときは暑さに身を任せ、寒いときは寒さに身を委ねる。そんな哲学的な考えも浮かぶのだが、やはり夏の暑さにはかなわない。目で涼しさを感じ身体で冷たさを知る。それが最も夏には必要な条件かもしれない。動物園のペンギンも氷の上に乗っていても暑そうだがイメージではとても爽快なシーンに思えるのだ。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.037(Jul./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)37号(2002.7月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「サッカー」
ワールドカップでサッカー熱が吹き荒れている。それと反対にフーリガン対策の話題も大きな問題になっている。ぼくは、サッカーのことには、あまり詳しくないからあの熱狂ぶりは信じられない。しかし、市民の安全だけは、確保したい。そのなかで機動隊が使っていた強力水鉄砲のような撃退放水銃は、すばらしい開発に思えた。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.36(Jun./2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)036号(2002.6月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「サイクリング」
サイクリングの楽しさは、風を切る爽快感とスピード感だ。春の太陽のすがすがしさや、草木の新鮮な香りを全身で感じとり、自転車の微震動の快感をたっぷりと味わう。小鳥のさえずりをいっぽうに聞きながら、自転車のガタガタという音もまたいいものだ。そこから、若々しくてフレッシュな喜びを、サイクリングを通 して感じたい。

(030422- kondo update)


 

Travel magazine Jalan
Kansai regional edition No.35(May/2002)
Cover Illustration
and accompanying note


じゃらん(関西版)035号(2002.5月号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「春の香り」
窓を開けたらほのかな香りがした。甘くせつない優しい穏やかな春のものだった。今日は、たまらなくいい気分になった。たった春の香りのせいでこんなに嬉しくなるのはセンチメンタルな少年のようで、気恥ずかしさを感じた。ぼくは、野鳥が好きなので、ついでに耳を澄ました。するとあたりまえのいい野鳥の囀りが聞こえた。おかげで、春の季節にしかない爽やかなシチュエーションに、浸ることができた。

(030422- kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.034(April/2002)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん(関西版)34号(2002.4月号)
表紙イラスト/表紙の言葉

「春の花」
人の心を美しさで包み込むものの一つに、春の花が上げられる。春の花は、力強い。視覚から入り込んで来るし、嗅覚では、心地よい香で刺激する。さらに、皮膚には、アレルギーを起こすほどのパワーもあったりする。当然、この生命のエネルギーは、計り知れないものだ。そこから芸術へと昇華させる驚きもある。
(物流ロジスティクス2002年03月号/東北じゃらん2002.03月号NO.10)

(20030430/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.033(March/2002)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん(関西版)33号(2002.3月号)
表紙イラスト/表紙の言葉

「一人旅」
一人旅は、あまり拘束されないかわりにやや孤独感がある。一般的には、失恋や何か問題があって、一人になって考えをまとめるためだったり、一人になることによって心の整理をして決別 の旅だったりする。しかし、一人旅のよさは、一人のときしかできない創作などの本質的な考えをまとめるには最高だ。感性は限りなく解き放され、忘れ去ってしまったものを取り戻せる。

(20030430/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.32(Feb./2002)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん(関西版)032号(2002.2月号)
表紙イラスト/表紙の言葉

「温泉」
温泉に行きたいと思うときは、やはり心や身体が疲れ癒したいときだ。家にある風呂とは違って、温泉の持っている効能の力が大きい。それは、ただ科学的なものだけでなく、心理的なものもある。そのひとつに温泉街の環境があり、日本的な安らぎと解放感に満ちている。堅くなった肉体と精神を柔らかく解きほぐし自由な感覚を再生してくれる。だから温泉はいいのだと思う。

(20030430/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.031(Jan./2002)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん(関西版)31号(2002.1月号)
表紙イラスト/表紙の言葉

「乾杯雪だるま」
冬になるとあたりが寒くなり、暖かいぬくもりが恋しくなる。冬の楽しみは、人が集まり鍋をつついたりして、輪のコミュニケーションが楽しくなる。冬にしかない魚や野菜などがもりだくさんあれば、なおうれしいものだ。今回のイラストレーションは雪だるまのシェフが乾杯している。雪の冷たさと乾杯の暖かさを表現した。そんな感覚が冬のおいしいパーティーなど人が集まるところにあればよい。

(20030430/Kondo update)




No.019(2001.01)〜No.030(2001.12)

 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.30(Dec./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)030号(2001.12月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「月」
月のロマンチックな感じは、子供の時からちゃんと分かっている。太陽のように強烈な輝きとは違ってやさしく包み込む夜空の光。とくにセンチメンタルな気分になったとき、これがやたらと効果 的だ。ひとりぼっちでボーっと月を眺めながら物思いにふける。すると頭の中にいろんな動物がでてきたり、不思議な情景が浮かぶ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.029(Nov./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)029号(2001.11月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「紅葉」
紅葉といえば、もみじの紅葉を上げなければならない。色彩の美しい響き合いに人々の心をとらえるのは、もちろん赤色で、その幅のある色彩 のゾーンにさまざまな思いを連想させる。華やかでもあり悲しくもある赤のイメージ。自然から与えられる現象が、赤という色彩 のイメージを作り上げるのだ。秋から冬の厳しさに変わる一瞬の美的変化。または、枯れて落葉する人生への置き換えなどだ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.028(Oct./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)028号(2001.10月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「ドライブ」
自動車で遠乗りをすることを「ドライブ」と言う。いつから自動車で遠乗りをすることが流行したのか、ぼくにはよくわからない。いまでは、ドライブに適した道をドライブウェーといい、和製用法だ。たとえば、箱根ドライブウェーとか六甲ドライブウェーなど観光道路にも使う。なぜ、こんなにドライブが好きなのか、これもまたよくわからないが、ドライブに行きたいという衝動によくかられる。そこには、おそらく新鮮な風景と気持ちよい空気と、さらに心地よいイメージがあるのではないかと思う。だがぼくのように車のライセンスをもっていない人にとっては、この気持ちをどこで満足させたらいいのだろうか。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.027(Sep./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)027号(2001.9月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「高原」
牧場の爽やかさは、あくまでも高原の雄大さにある。そこに、のびのびとした馬が駆けているシーンは、日常を忘れさせてくれる。そこから感じる思いは、さらに精神的にも豊かな気持ちを与えてくれる。自然の光りや風の刺激から快感や他の感性までたどり着き、最高の癒しになる。脳からは、アルファ波やベータ波シータ波がでていい状態がくる。だから、高原の爽やかさを満喫したい。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.026(Aug./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)026号(2001.8月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「スイカ」
水っぽいスイカは、夏のくだものの中で最もおいしいと、ぼくは思う。冷たくてサクッとした歯ざわりは、爽快感を充分与えてくれる。それになんといってもスイカのフォルムが夏の楽しみをいっそう引き立ててくれる。ある時はオバケになるし、またある時は、大きなドッチボールのような砂浜の遊びの道具にもなる。スイカの赤い色やグリーンと黒の縞模様も夏だ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.025(Jul./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)025号(2001.7月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「ゆかた」
浴衣には気軽さがあり快適な気分にする。温泉町で浴衣姿をみるとある独特な解放感を感じる。足元は、下駄 履きで、からんからんと響きわたる音は、脳に良い刺激を与える。その音は、ゆとりの音色に思えるのだ。歩くリズムにあわせて透き通 る音の快感は、まさに抽象的なメロディだ。また、浴衣の糊のきいた生地は、ぼくたちの皮膚にも良い思いを与える。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.024(Jun./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)024号(2001.6月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「カメラ」
カメラを持って旅行にでよう。カメラの記録は、大変な思い出になることがあるし、ドキュメントなものになることもある。だが、あまり気にせずシャッターを切る気持ち良さと、楽しさがあればただそれでいいのだ。最近は、デジタルカメラに変わって、今までのカメラの存在感とは、異なり記録のかたちに大きく変化が起きた。これもまたカメラの新たな旅立ちに思えるのだ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.023(May/2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)023号(2001.5月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「家族旅行」
時間がとれたら、家族で旅行に出るのは、最高だ。特にお母さんを喜ばせるのに打ってつけのイベントだ。毎日、家庭の仕事に追われている忙しいお母さんには新鮮な感覚が必要だ。リフレッシュするからだ。普段とは違いホテルや旅館でのゆったりとした時間は、活力と元気を与える。さらに今までの日常生活とは違う家族との一体感や会話があり、充実した満足を旅行が作り出してくれる。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.022(April/2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)022号(2001.4月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「桜」
桜をこんなに大切にする国民はいないだろう。桜をみて詩を詠んだり、俳句をひねったりして、楽しむ。わずか一週間ぐらいの花の楽しみに、これほどまでに執着する不思議さをいつも感じる。桜に対しての美的感性が強いのだろうか。そういえば、武士としての美意識のひとつになっている。遠山の金さんや日本の伝統工芸のデザインに使われたりしている。はかなくもあやうい美しさがある。
(東海じゃらん2001年4月号)

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.021(March/2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)021号(2001.3月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「一人旅」
旅の醍醐味に一人旅が上げられる。たくさんのメンバーと行くのもそれなりに楽しさ があるのだがやはり一人旅は、独特なものがあり普遍的なものだ。それは、孤独が基 準で自分の発見にあり、日常の心の垢を洗い落とす浄化作用がある。リフレッシュす るためには、最も効果がある。じっくりとテーマを絞って考えきる一人旅もなかなか のものだ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.020(Feb./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)020号(2001.2月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「だるま」
だるまの特徴は、「七転び八起き」でかならず起き上がるところだ。そして、自ら動くことをしない。じっとしている。「石の上にも三年」といったところだ。色彩 は、真っ赤と黒それに金色、派手な配色で縁起のよいカラーだ。願いをかなえてくれる。そのため、筆を使って黒い瞳を入れたりして実現の喜びを分かち合う。大きさのわりには、軽い張りぼてで見た目より軽快だ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.019(Jan./2001)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)019号(2001.1月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「雪」
雪国の生活は雪とともに雪を克服することだった。しかし、簡単には自然現象を変えることはできない。そこで雪国の人は、雪と共生するワザを磨いてきた。ある時は雪はやっかいものであり、またある時は文学的な美を感じ取ってきた。このような二つの関係をバランスをもって向かい合う知恵を育んだ。近頃は、自然現象の変化によって、今までの知恵や工夫が忘れさらり、急速に雪国の生活が変わってきているようだ 。

(20030501/Kondo update)




No.007(2000.01)〜No.018(2000.12)

 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.018(Dec./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)018号(2000.12月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「食べること」
ぼくたちにとって食べることは、最高の楽しみの一つだ。おいしい食事は心を明るく してくれるし、コミュニケーションの輪を広げてくれる。一人でじっくり味わっても いいし、多くの人とワイワイ騒ぎながらの雰囲気を満喫してもいい。味覚の旅もある し、旅先での味の発見もある。ぼくにとっての旅行は、その場でしか味わうことので きない味を記憶し、さらに思い出す楽しみでもある。
(東京じゃらんVol.109/No.15(1996年12月号)1996.12.10『グルメ』) ( 北海道じゃらん 1996年12月  No.27 ) ( 九州じゃらん  1996年12月  No.15 )

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.017(Nov./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)017号(2000.11月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「栗」
秋になると野山の木々から木の実が落ち、ぼくたちを楽しませてくれる。そのつど自然の営みに対して畏敬の念をいだくのだ。ぼくはこの季節の木の実というとイガグリのトゲとその内に入っている茶色の実『栗』だ。丈夫な皮におおわれて、しかもピタッとくっついた頑固な渋。それを指と爪で剥ぎとりながら、生でガリガリと食べた記憶がよみがえる。
(東京じゃらん Vol.89/No.162(7-18)1996.9.18) (物流ロジステイクス2000年10月号))

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.015(Oct./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)016号(2000.10月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「リス」
ワルシャワのワジェンキ公園はショパンの銅像で有名だ。日曜日になると野外ピアノコンサ−トが開かれ、ワルシャワっ子の憩いの場になっている。そこにリスが姿を現すと、いっせいに「バシャバシャ」と声がする。最初はわからなかったが、あとでその言葉の意味がわかった。日本語だとさしずめ、「おいでおいで」らしい。それ以来、ぼくはリスに出会うと、「バシャバシャ」と言ってしまうのだ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.014(Sep./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)015号(2000.9月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「山」
海や山へ行ったりすると気持ちが晴れ晴れとし、ウキウキ気分になる。海がより好きな人と、山がより好きな人と、それをぼくが、海彦山彦と呼ぶ。山が好きな人(山彦)は、山へひとりでに山へ向き、海が好きな人(海彦)は、黙っていてもひとりでに海へ行く。ぼくは、黙っていてもひとりでに海へ行く。ぼくの兄は海が好きで、住んでいる所も海へ海へと近付いていく。弟のぼくは山が好きで、体がいつも山の方へ向いている。同じ父親と母親から生まれた、この兄弟『海彦・山彦』の違いはどこにあるのだろうと、ぼくは考えてしまうことがある。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.014(Aug./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)014号(2000.8月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「夏のビーチ」
砂浜に波が打ち寄せる音の気持ち良さは、繰り返し単調に耳に響きわたる振動だ。微妙な刺激だからよけいに眠気をもよおしそうになるけだるさがある。さらに、肌に心地よい風がやさしく皮膚を包みこむような快感がある。もちろん、そのビーチの風は、塩を含んだ独特のものだ。遠くから聞こえるカモメの鳴き声や船の音がよりいっそう夏のビーチを良いものにしてくれる。 (東海じゃらん15号)

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.012(Jul./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)013号(2000.7月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「温泉」
ファミリーで温泉の旅行は、独特な楽しさがある。それは、家族の記念となる思い出作りの最高なイベントだ。家族が一つのユニットとして長く同じ環境を維持するのはとても難しい。誰かがそこにいなくなったりして、いつも同じ顔ぶれであることはなかなかないものだ。だからこそいしょにいれるときは、ともに旅行したりしてその機会を大切にいかしたい。理由づけとしてもファミリーでの温泉旅行はいい。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.012(Jun./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)012号(2000.6月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「パイナップルと島」
南の島というとパイナップル畑の青々とした広がりをイメージする。なぜか南の果 物は、個性的な強さを感じる。それは、太陽の強烈な日差しからの恵みだからである。とても甘くて咽にひりひりと刺すような刺激がある。だから、あのぐっとくる日差しに耐える味覚があるのだろう。ちょっとやそっとの甘さでは、負けてしまうのだ。パイナップルの表面 の荒い質感もこれに匹敵する。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.011(May/2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)011号(2000.5月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「おでかけ、プチバカンス」
ちょっとしたお出かけのプチバカンスは、気軽ないい感じがする。お洒落な小さめのバックと列車のチケットがあればどこへでも行ける。綿密なスケジュールも必要でないし、気ままさがある。気ままな散歩といったところだ。ところが、気ままな散歩ほど精神をリフレッシュさせ感性を育てる。感性は、感覚世界へと導き、今まで不自由だったことを解き放ってくれる。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.010(April/2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)010号(2000.4月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「桜」
ぼくは、桜の咲く季節がとても好きだ。嫌いな人はめったにお目にかかることはないがほんとうに良いと思う。寒くて長い冬の季節が終わり、ほんわりとした柔らかい日差しがやってくると気分が高揚してくるのが自分で分かる。美しさもひとしおで桜の満開は、目が美しさで潤う快感がある。植物と季節の力は、絶大だなとつくづく思うのだ。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.009(March/2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)009号(2000.3月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「学生旅行」
ぼくは、学生のころ休みになるとしばしば旅にでた。できるかぎりゆっくりとした時間のかかる旅だった。よかった。あわただしい今と比べると比較にならないくらいゆっくりとしていた。スケッチをしたり写 真をとったりして心の動くままに見知らぬ世界を観察した。驚きと新鮮な感覚が入り交じって、ぼくの感性を豊かにしてくれた。だから今もなお学生時代の旅で感じたことが強く印象に残っている。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.008(Feb./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)008号(2000.2月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「富士山2000」
富士山を見るたびに神秘的な思いにかられる。富士山をモチーフにした名画はきりがない。北斎や横山操の赤富士、大観の霞みかかった富士などだ。さらに信仰としての富士がみられる。それにしても、拝んでも見ても魅力的な美しい象徴的な山だ。日本人にとって山の基本といってもいいだろう。2000年を迎える年に富士山は、縁起のよい山でふさわしい。

(20030501/Kondo update)


 
Jalan (travel magazine)
Kansai regional edition No.007(Jan./2000)
Cover Illustration and accompanying note

じゃらん (関西版)007号(2000.1月号) 
表紙イラスト/表紙の言葉

「温泉とサンタ」
クリスマスの時期に温泉に行くのはいい。案 外穴場かもしれないのだ。普通だったら、夜 景の見える最上階のスカイラウンジでシャン パンといったところだが、角度を変えて温泉 でクリスマスといきたい。ひっそりとひなび た温泉宿で、ゆっくりと温泉旅館の味に舌鼓 といった具合だ。どうだろうかこのアイデア では・・・やはりクリスマスは、スカイラウ ンジで?

(20030501/Kondo update)



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