1-01-01-01
Takashi Akiyama Posters Comment List
秋山孝ポスターコメントリスト

2019.04.19更新 hashimura

2013
画像   [Poster Number] ------ 2013-14
[Title] ------------------ 宮内・摂田屋百景「旧 高田屋米店」
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------ 越後の米穀商としての趣があり美しい建物だった。ぼくの思い出のひとつであり、APMの向かいに位置していた。
[Comment] ----------- 2014年4月19日から6月30日までの期間、秋山孝ポスター美術館長岡(APM)で開催された「宮内・摂田屋百景展」のために制作した。参加者は7名で約60点のポスター作品を展示し、宮内・摂田屋の魅力を再発見する試みである。教育から生まれ研究を経て、創作へと辿り着き展示するというAPMの理想とする展示発表だ。宮内・摂田屋には有形登録文化財となる蔵などがあると共に雪国独特な雁木で知られている。このポスター作品の「越後の米穀商高田屋」は宮内二丁目にあり歴史のある米屋さんとして知られている。2013年に改築する前の建物で、越後の米穀商としての趣があり美しい建物だった。ぼくの思い出のひとつであり、APMの向かいに位置していた。
   

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update : 140221 /takahashi /テキスト:140319_ポスターコメント


画像   [Poster Number] ------ 2013-13
[Title] ------------------ 第2回 東京装画賞2013
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 日本図書設計家協会 東京装画賞実行委員会
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------ イーゼルに本を描いてたキャンバスと装画のない本が配置されている。創作者の能力が問われる魅力的な世界を表した。
[Comment] ----------- 東京装画賞の第2回展が2013年10月12日から26日まで山脇ギャラリーで開催された。ブックジャケットのコンペティションである。1200点を越える応募があり、厳選なる審査の結果230点が選ばれ受賞作を含め会場に展示された。課題図書は、芥川龍之介「蜘蛛の糸」太宰治「人間失格」カフカ「変身」ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」など計6点で装画(イラストレーション)を中心としたジャケットデザイン制作するユニークな試みだ。ポスターデザインは、イーゼルに本を描いてたキャンバスと装画のない本が配置されている。そんなに大きくないブックジャケットのスペースに斬新で感動的なビジュアルメッセージ表現をする。創作者の能力が問われる魅力的な世界を表した。
   

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update : 130919 /takahashi /テキスト:131024 My Skip原稿/第2回東京装画賞2013


画像   [Poster Number] ------ 2013-12
[Title] ------------------ 5. Message Illustration Poster in Nagaoka
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] ------------ Education
[Idea] ------------------ 海中の環境世界で生きるタコをモチーフにした。不思議な軟体動物のタコにも生命体としてのコミュニケーションやそこから出てくるメッセージがある。
[Comment] ----------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)のコンセプトに教育がある。それを実現するためにさまざまな企画をたてている。その一つが、多摩美術大学・大学院生の「メッセージ・イラストレーション・ポスター」だ。5回目の展覧会になる。継続は、かならず魅力的な発見がある。思考形成にはそれが必要不可欠だ。今回のポスターデザインは、海中の環境世界で生きるタコをモチーフにした。不思議な軟体動物のタコにも生命体としてのコミュニケーションやそこから出てくるメッセージがある。人間であるぼくたちは、その声を聞き取る能力が求められている。どんな内容なのだろか。疑問を感じ、とても哲学的で神秘的興味としてそそられるのだ。
   

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update : 130919 /takahashi /テキスト:131111_2013-12/コメント.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-11
[Title] ------------------ 地震 Fukushima Lesson - Earthquake Japan
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
[Category] ------------ Social, Education
[Idea] ------------------
[Comment] ----------- この作品は2点シリーズの1点である。もう1点の作品とは異なり、色とモチーフを変えて、類似するイメージの展開を図った。これもやはり、放射能汚染水の垂れ流し問題を取り上げた。悪魔の口から出てくる恐ろしさをビジュアル化した。地震ポスター支援プロジェクトは、今年で10年目を迎えた。継続的に展覧会をすることによって、災害支援においてデザイナーのできることは何かということから、ポスターの力を使い災害を忘れず記録することを目的にスタートした。
   

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update : 130919 /takahashi /テキスト:140405_ポスターコメント


画像   [Poster Number] ------ 2013-10
[Title] ------------------ 地震 Fukushima Lesson - Earthquake Japan
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
[Category] ------------ Social, Education
[Idea] ------------------
[Comment] ----------- 地震ポスター支援プロジェクトは、今年で10年目を迎えた。継続的に展覧会をすることによって、災害支援においてデザイナーのできることは何かということから、ポスターの力を使い災害を忘れず記録することを目的にスタートした。その結果、地震の知識や問題点を理解することになり、継続は、このような解決困難な問題に対しては有効な方法だと実感している。地震の問題は1次災害、2次、3次、4次災害へと連鎖して起こるということがよくわかった。特に原発の問題は大きい。今回のポスターデザインの表現は、放射能汚染水の垂れ流し問題を取り上げた。悪魔の口から出てくる恐ろしさをビジュアル化した。
   

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update : 130919 /takahashi /テキスト:131011_ポスターコメント_2013-10_11.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-09
[Title] ------------------ 11.Message Illustration Poster 2013
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
[Category] ------------ Education
[Idea] ------------------ 「トロイアの王子パリス(130頃)」がため息のような声で囁いている姿を描いた。ぼくは、その声を一度は聞いてみたいと思っている。
[Comment] ----------- 「第11回メッセージ・イラストレーションポスター展」は、2013年9月7日から20日まで多摩美術大学デザイン棟ギャラリーで開催された。イラストレーションの醍醐味は、一枚の紙の中にある作者のメッセージをどう表現するかにある。表現は、個人の持っているさまざまな人生の中から、または鋭い感性からにじみ出てきたり、弾けるように飛び出してくる。そのメッセージは、人々の心を虜にする。学生たちは、厳しい表現のトレーニングで理解する。今回の告知ポスターデザインは、大理石で出来ていて美しく魅惑的な肉体を持っている像「トロイアの王子パリス(130頃)」がため息のような声で囁いている姿を描いた。ぼくは、その声を一度は聞いてみたいと思っている。
   

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update : 130909 /takahashi /テキスト:140226_MySkip原稿


画像   [Poster Number] ------ 2013-08
[Title] ------------------ 15th Anniversary, Illustration Studies 1998-2013, Student Conference
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
[Category] ------------ Education
[Idea] ------------------
[Comment] ----------- 多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズは、1998年にスタートし、15周年を迎えた。それでスチューデント会議で15周年を記念して「15年を振り返る」というテーマでスチューデントコンファレンスを行なった。研究冊子「Illustration Studies」は、今回で61冊まで到達した。またそれを記念し、目録も発行した。第1部は大学院生のプレゼンテーションから始まり、第2部では15年間の研究成果やコンファレンスの歴史などを振り返り、今後の指針を確認した。このためのポスターデザインは、アーティストが歩きながら後ろを振り返るシーンを描いた。手には筆とキャンバスを持ち、創作と研究を象徴化した。
   

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update : 130821 /takahashi /テキスト:131011_ポスターコメント_2013_08.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-07
[Title] ------------------ 「K11 campus Design Carnival 2013-Design Education High-end Forum」
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- K11 ART FOUNDATION、北京・清華大学美術学院
[Category] ------------ Education、Culture
[Idea] ------------------ 一艘の船の天空に自在に飛翔する神獣・霊獣である龍の出現をテーマとし、祝いの意味を込めた。
I drew the appearance of the auspicious animal dragon which flies in the sky over a floating boat. It is a message of celebration.
[Comment] ----------- 2013年6月9日に、北京・清華大学美術学院で「K11 campus Design Carnival 2013-Design Education High-end Forum」の教育イベントが開催された。精華大学美術学院の馬教授の挨拶から始まり、中国、韓国、日本の、東アジアのデザイン教育に関わる5名の教授によるプレゼンテーションの後、質疑応答が行なわれた。ぼくは、「デザインと芸術の力」と題し、国際的な活動となった「デザイナーが何を出来るか」というキーワードの地震支援プロジェクト教育の広がりと、ポスターの力について講義をした。イベントポスターのデザインは、一艘の船の天空に自在に飛翔する神獣・霊獣である龍の出現をテーマとし、祝いの意味を込めた。
   

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update : 130603 /takahashi /テキスト:130612_ポスターコメント2013-07.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-06
[Title] ------------------ メッセージイラストレーションポスター「声なき声を聞く」秋山孝ポスター展5
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------ 何も語らない岩石があるとき囁いてくるような錯覚にとらわれ、「声なき声」が聞こえてくる。誰もが感じるところだ。
[Comment] ----------- 「声なき声を聞く」秋山孝ポスター展5は、2013年7月6日から9月23日までAPMで行なわれた。ポスターを見る時にポスターの中にあるメッセージを読み取り、「声なき声を聞く」感覚が重要だ。今回の企画は、そこに焦点を当てた。ポスターは街の中に貼られたり至る所に登場するが、ポスター展示状況が決して良いとは限らない。展示が終われば、ほとんどのポスターは焼却され、ゴミ箱の中に捨てられるのが現実だ。しかし今になって、貴重な視覚芸術として美術館にコレクションされるようになった。今回のポスターデザインは、何も語らない岩石があるとき囁いてくるような錯覚にとらわれ、「声なき声」が聞こえてくる。誰もが感じるところだ。
   

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update : 130603 /takahashi /テキスト:130612_ポスターコメント2013-06.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-05
[Title] ------------------ ポーランドポスターの巨匠 in 長岡
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------ ポーランドポスターの文学的なイメージを、カフカの「変身」になぞらえた。
[Comment] ----------- 秋山孝ポスター美術館長岡の企画展の中には、ポスター研究、アーカイブ、教育、これが必ず組み込まれている。今回はポーランドポスターの中で、演劇、映画、美術、サーカスなどの催事の告知ポスターをとりあげた。また人間の内面性を刺激する表現を全面に打ち出したもので、悲しみ、苦しみ、裏切り、嫉妬、嘲り、風刺などの深層心理に入り込む文学的な内容で、資本主義国の消費社会を促すためのポスターでない。しかしこれらのポスターに驚嘆の眼を見張ったのは、資本主義国のデザイナーたちであった。より芸術的な表現の深さを感じ取れるポスターだったのである。ポスターのアイデアは、カフカの「変身」をイメージする内容を描いた。
   

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update : 130515 /takahashi /テキスト:130515_ポスターコメント2013_05.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-04
[Title] ------------------ 自画像-1 Self Portrait-1 / Dessin
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学デッサンプロジェクト
[Category] ------------ Education
[Idea] ------------------ 作られた猿の雅楽面の表情から自画像へと結びつけ、ユーモラスなイメージを表現した。
[Comment] ----------- 2013年4月15日から5月9日まで多摩美術大学のGDプレゼンテーションギャラリーで行なった、「自画像」(1,2年生)の展覧会である。自画像は単に自分の姿を映し出すだけでなく、自分の内面と対話することも重要で、自分の生命の証のようなものである。学生たちはこれらの課題に没頭し、基礎である課題から表現の価値を自ら獲得し、未来に向けての指針を見つけ出そうとしている。学生たちの研究コメントをみると、アーティストの研究をくまなくするが、時代背景、作品の特徴、表現技法なども理解を深めるために努力をしていることがわかる。今回のポスターのデザインは、作られた猿の雅楽面の表情から自画像へと結びつけ、ユーモラスなイメージを表現した。
   

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update : 130515 /takahashi /テキスト:130424_ポスターコメント2013-04.rtf


画像   [Poster Number] ------ 2013-03
[Title] ------------------ 30 Golden Sayings
Seitaro Takada’s Architectural Design Philosophy
秋山孝が選んだ30の金言
高田清太郎の建築デザイン哲学展
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------ 2013
[Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------ モーゼの十戒からアレンジし、天から降りてくるような金言のイメージを作り上げた。
[Comment] ----------- 2013年4月20日から5月25日の間、秋山孝ポスター美術館長岡で開催された。ぼくが高田清太郎氏のブログから30の金言を選んだ。その金言からポスターを制作し、金言と図像のポスターの展示となった。一般的には建築家の展示は模型であったり図面であったりするが、今回の展覧会は「高田清太郎の建築デザイン哲学」を導きだすようにしているため、建築物の写真などがさほど多くはない。それよりも、言葉と響き合うようにするため、自然や原点となる写真を選んだ。その選び方は、1.建築、2.建築と雪、3.人生、となっている。ポスターデザインは、モーゼの十戒からアレンジし、天から降りてくるような金言のイメージを作り上げた。
   

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update : 130515 /takahashi /テキスト:130424_ポスターコメント2013-03.rtfd


画像   [Poster Number] --- 2013-02
[Title] ------------------ 東京装画賞2013 作品募集
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------- 2013
[Client] ---------------- 日本図書設計家協会・東京装画賞実行委員会
[Category] ------------ Culture
[Idea] ------------------- 東京装画賞も第1回展が終わると共に、第2回展の準備と公募をしなければならない。東京装画賞の実行委員会は会員全員がボランティアで行っているため、各自の時間が費やされ疲労感が表れでてくる。しかし、これを実現したいという情熱は計り知れない力を発揮するので、感動ものである。公募情報を伝えるためには、紙のメディアからWebのメディアをフル活用し、情報を伝えなければならない。今回のポスターのアイデアは、イーゼルにキャンバスをのせブックジャケットを描いているシンボルを使い、前回のポスター同様に大きくイメージを変えずに、新たなイラストレーションイメージを作り上げた。その理由は、情報の氾濫のなかで東京装画賞の認識が大切だからである。
   

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update : 130315 /nakazato /テキスト:新ポスターコメント6件(130314メール)


画像   [Poster Number] --- 2013-01
[Title] ------------------ 多摩美術大学大学院グラフィックデザイン 研究領域イラストレーションスタディーズ修了制作展2013「Pain」
[Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] ----------- Offset printing
[Year]------------------- 2013
[Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
[Category] ------------ Education
[Idea] ------------------- ぼくはイラストレーション研究グループの大学院生を教えている。学部生とは異なり、院生は専門分野のなかの自己のテーマを絞り、それを2年間かけて理論(実技)で各自の研究テーマを確立し、獲得することを目的としている。つまり、理論と表現の両輪から各自の独自性を見つけ出すよう指導している。この展覧会は、2013年3月10日(日)~16日(土)まで青山にあるGallery5610で開催した。ポスターのアイデアは、指導の間、教員、学生ともお互いに、研究における追求の厳しさで、心身とも痛み(Pain)を感じながら、その本質を見つけ出す。ジョバンニ・ペリーニのピエタ(1460年)から見られる哀れみの痛みを、置き換えて表現した。悲哀感が伝わるように描いた。
   

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update : 130315 / 130227 / nakazato /テキスト:新ポスターコメント6件(130314メール)


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