maco Media Art course @ Tama Art University

Alabとは:

多摩美術大学の「情報芸術コース」は、1998年の開設以来、多彩なメディアを自在に駆使し、未来の想像力を実現してゆく新しいタイプのアーチストを育ててきました。今年「情報芸術コース」は、開設10周年を迎え、その卒業生数は600名を超えます。 Art&Media 200年より単独に学生募集を開始。

Aラボ:メディア&インスタレーション(担当教授:高橋士郎・モリワキ)
Bラボ:サウンド&メディアアート(担当教授:久保田晃弘・三上晴子)
Cラボ:写真と映像(担当教授:港千尋・佐々木成明)
Dラボ:フューチャーシネマ(担当教授:原田大三郎)

「Alab」は、美術制作としての自由な発想により、光学・機構学・制御工学・音響学などの実験を展開し、情報に動きや形を与える、新しい表現の領域を探究しています。

音声・言語・平面・空間・身体による様々な表現芸術は、シャーマンが演ずる共感体験から始まって、アーチストによる個人所有の作品、デザイナーによる複製量産の製品を経て、現代においてはサーバーからネットに発信される遍在的な情報へと様変わりし、表現媒体の境界はシームレスに溶解してきています。

絵画の額縁や、美術館というフレームの中で成立してきた芸術は、今、全世界を覆うサイバースペースの中で新たな自由を獲得しつつあります。

芸術は人間どうしが豊かなコムニケーションを復活させる役割を負っています。

芸術創造のプロセスは、多様に分化した人間活動の諸相を有機的に統合し、知性・理性・感性と肉体による表現を綜合する全人間的な営みです。

芸術の豊かな表現力が発揮され、見る側の感性に受け入れられるならば、芸術作品のメッセージは説得力を発揮して、現実社会を突き動かすこととなるでしょう。

美的共感によってこそ、豊かなコミュニケーションが成立し、共同体社会が維持されます。

A-Lab展覧会の開催実績
1998.07「第一回ムンダネウム展」@多摩美術大学
2003.01「TECH展」@橋本杜のホール
2003.07「電動芸術展」@新宿PCAギャラリ
2003.12「TECH展」@橋本杜のホール
2004.05「エロメカ大作戦 mission 1:ショート寸前」@青山スパイラルホール
2004.12「TECH展:アートドロップを味わおう」@三鷹市芸術センタ
2005.12「TECH展:アートダンジョン -知覚を探検する-」@三鷹市芸術センタ
2006.07「ミックスラボ:感性を開発する」@池袋Orange Gallery
2006.12「TECH展:未確認芸術」@三鷹市芸術センタ
2007.12「TECH展:ナニコレ2007」@三鷹市芸術センタ

情報芸術コース展覧会の開催実績
2001.04「Insight Vision 展」@多摩美術大学メディアセンタ
2002.03「2002年卒業研究制作展」@多摩美術大学
2003.03「2003年卒業研究制作展」:想像から創造へ」@横浜赤レンガ
2004.03「2004年卒業研究制作展」@横浜赤レンガ
2005.03「2005年卒業研究制作展」:ART × DESIGN」@横浜赤レンガ
2006.03「2006年卒業研究制作展」:デザインする情報芸術」@横浜赤レンガ
2007.03「2007年卒業研究制作展」:No Map」@BankArt Studio NYK
2007.03「AUTAMATICA」@BankArt 1929 & BankArt Studio NYK
2007.07「Insight Vision 2」@多摩美術大学
2007.11「インスタレーション展」@横浜ZAIM
2008.03「諸_芸術展」@横浜ZAIM
2008.03「2008年卒業研究制作展」:clearing」@横浜赤レンガ