白いばら

撮影 2016 05

東京都中央区銀座3-5-18

1951年開業

2018年閉業  解体

木造2階建

380席

在籍ホステス200人

 

1921年深川に開業した「広島屋」という食堂が母体となり、1929年に「バー富士」として銀座に進出。1931年にここに移転し、1951年に「キャバレー白いばら」となる。ガス灯通りの中でもひときわ時間がとまったような外観だった。入ったことはないので内装は知らないが、キャバレー全盛期のまま営業を続けてきたようだ。閉店時、銀座最後のキャバレーであった。

経営が悪化したわけではなく単なる老朽化らしいが、建て直されることは無かった。道路に面してホステスの出身地を示す日本地図があり、「あなたの郷里の娘を呼んでやってください」と書かれていた。