東宝ツインタワービル
撮影 2019 12 、2020 01撮影
東京都千代田区有楽町1-2-2
1969年築
2020年解体
設計:谷口吉郎 阿部設計事務所
地上9階(塔屋4階)地下4階 RC・SRC造
ツインタワーとは屋上の円筒形の塔屋のことで、当時は超高層が2本並ぶことをツインタワーと呼ぶようになるとは思いもよらなかっただろう。富士電機の広告で塔屋の円筒をつないだのは1981年からで、それ以前は文字通り2本の円筒が並ぶツインタワーであった。プレキャストコンクリートの外壁は当時の流行りであはあるが端正で美しい。周辺は同じ高さのビルで揃っていたが今はバラバラで町並みの一体感は消えた。東宝不動産の所有で東宝グループのオフィスが入っていたが、7階は新築時から東宝ダンスホールであった。