生涯学習センター

生涯学習センターについて

多摩美術大学生涯学習センターは、こどもから大人までのすべての人々に美術・芸術の広がりを伝え、その可能性を探る場であることを目指し、2000年4月から活動を開始しました。

今日の社会のなかで大学には、単に高度かつ専門的な教育の場としての役割だけでなく、生涯学習における自由な学習機会をはじめ、多様な教育の在り方が期待されています。

芸術を通じて日常に息づく文化を創造し、時代の新たな指標と可能性を探っていこうと、本センターでは生涯学習活動に取り組んでいます。大学の多層な教育チャンネルのひとつとして、好奇心旺盛なすべての人々と大学をつなぐひとつの「場」となるよう、柔軟な教育活動を展開していきたいと考えています。

活動・特徴

本センターでは、上野毛・八王子両キャンパスを中心に、学内外の資源やネットワークを活かした講義、演習、こども講座などの生涯学習プログラムを実施しています。 学科や分野の枠組みを超えた横断的な講座、講義と演習両面からの探究、ひとつのキーワードのもと多角度から組み立てられた講座、さらには鑑賞教育など、学内外の教員によって幅広い展開がされています。また、講座によって、1回完結型のものから通年の講座、さらには数年にわたり実施される連続講座の他オンライン講座など、形態も多様です。時間や場所を問わず、気軽に受講できるようなシステム構築に努めています。

いつでも、どこでも、だれにでも、開かれている場、開かれている美術・芸術を提供します。

こどもからシニアまで、年齢や職業、経験の有無、居住地にかかわらず、すべての人々にとっての探求の場となることを目指しています。

創造活動の中で生まれる、気づきと発見に重きを置いた内容を大切にしています。

技術の習得ではなく、むしろ手を動かしたり、思考する中で新たな発見を重ねていくその過程に重きを置いています。自らの眼差しで世界を眺め、探求する継続的な学習の場であるとともに、学び始める愉しさを伝えたいと考えています。

芸術領域のすべてを視野に入れ、総合的・複合的なアプローチでものごとの本質を探ります。

今までの美術の枠にとらわれることなく、人々の営み全てに関わって存在する芸術の全てを視野に入れて、講座を編成。講義と演習を組み合 わせた総合的手法による探究や、既存の分野の枠組みを超えたコラボレーションなどによって、より本質に迫るための方法を模索しています。

地元地域の文化の拠点としての役割/地方との共働に取り組みます。

単に大学が地域市民に「知を“提供”」するのではなく、地域を、新たなフィールドや人材との出会いの場として考え、地域とともに生き、学んでいく大学として、地方自治体・学校などと連携し、地元および各地域との共生を図ります。

研究・教育機関としての役割を担います。

教員(講座を担当する講師)にとって研究・教育の一助となり、さらにフィードバックされるため、自身の専門分野や教授する対象の枠組 みを超える貴重な場です。大学の本分である研究にも貢献します。

お問い合わせ

生涯学習センター事務部

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